小原正造は少年の時に父親に連れられ、乱伐により死にかかっていたこの山へ来た。そして一本一本木を植え |
父と二代にわたってこの山を再生してきた。しかし、国によって今この場所は工場建設地にされようとしている。他 |
住人たちは立ち退いたが、正造一家だけはテコとしてそこを離れなかった。国は立ち退きを要求してもそこをどか |
ない正造一家に対して、大砲を撃ったり恐喝を行うなどしたが、正造一家の意志は固く、国は困り果てた。そしてつ |
いに国は正造一家に対し武力行使することを決断、ついにその時刻が来た時・・・!今の日本では考えられないこ |
とですが、しかし全国では行政の勝手な計画によって自然を破壊されたり壊さなくてもいいものまで壊されている。 |
そして壊されようとしている。このお話は決して絵空事ではなく、明日にも起こりうるべき恐ろしいことだと痛感した。 |