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愛知県西尾市立寺津小学校■
名古屋から名鉄電車で約50分、三河の小京都と呼ばれる西尾市、抹茶の原料生産日本一といわれる温暖な気候の歴史都市です。
西尾市立寺津小学校では7年前から食を通して豊かな心をはぐくむというコンセプトのもと、隣接の寺津中学校と「食育科」小中一貫教育が行われています。2004年度から文科省の食育科は全学年を対象としており、食料を赤・黄・緑に分け低学年でも分かり易く栄養バランスを考えさせ「頭で食べる」ことによって、好き嫌いがなくなったとか。
食育科の教育目標は「正しい食事のあり方を理解し、食習慣を身につけ、食事によって自ら健康管理が出来るようにする。生涯にわたって、健康な生活が営めるよう育てること」との高橋正治校長の説明でした。
○小1年〜4年 食の基礎的な知識学習
○小5年〜中1 食生活再認識(米飯中心日本型食事)
○中2年〜中3 食品の安全性について、適切な食品選択・判断力の他、自分たちでメニュ−をつくり調理する。
授業時数は総合学習・家庭科・保健体育等の時間を削ってあてているとのこと。
80人の会食ができるランチル−ム、調理台を斜めに配し、教師が全員に目の届く調理室を見せていただいた。
こんいちは!と元気の良い子どもたちの声がさわやかでした。早寝、早起き、朝ごはん の効果なのでしょうか。ちなみに、給食の残さいは
ほとんどないようです。
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