| このアルバムから怒涛の3ヶ月連続アルバムリリースがはじまります。その一発目はこのフル |
| アルバム!まさに人を食ってます(笑)。しかも全曲が傑作という恐ろしさ(笑)。「1.命果てるまで」 |
| はウクレレ演奏からいきなり濡れ場!しかも途中で「第三の男」という口笛が入ります。「2.フーガ」 |
| はEBIによる結婚の歌。「幸せの牢獄」という名フレーズが生まれます(笑)。「3.ロック幸せ」は西 |
| 川と手島によるサラリーマンの悲哀を歌った短篇。そしてようやくマトモなユニコーン(←失礼(笑)) |
| 「4.ケダモノの嵐」の登場です。うねるグルーブが心地いい別れ話の歌。「5.エレジー」はちょっと変 |
| 態の入ったマニアック男の哀歌。曲途中の変調が素晴らしい。渡辺満理奈がなぜか参加(笑)。 |
| 「6.自転車泥棒」は手島の作品。幼き少年の日々の淡い恋心がよみがえってくる名曲。このアル |
| バムの中ではなおさら(笑)。「7.富士」は阿部による神秘的な響きのするスローバラード。「8.リン |
| ジュー マーチ」がまた素晴らしい。知らぬ間に気づいたら天国の来ていた少年というシチュエーシ |
| ョン。死んだ有名人に会えるから幸せ!なあんて明るく歌った死後の歌。「9.スライムプリーズ」は |
| いろんなSEが盛りこまれたサイコな一曲。あのEBIが作ったとは思えない不思議な世界。当初大 |
| 嫌いだったが、今では聴くたびに好きになってくから不思議(笑)。「10.CSA」は所属事務所の住所 |
| と電話番号を羅列しただけの52秒で終わる曲。ここいら辺も大好き(笑)。「11.いかんともしがた |
| い男」のグータラさがまたいいし、アカペラな「12.夜明け前」の静けさもいい。そして最後にシング |
| ル2枚(「13.働く男」「14.スターな男」)を配列したこの曲順も何も考えていないようで、実は計算高 |
| い。聴いた後に不快感を残さないような配列だね(笑)。もしかしたら一番好きなアルバムかもな。 |