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〜え

4416 「エリカ」 KOKIA 14/01/21
A「songbird」(99/7/16)
 若い頃には親に言えないことのひとつやふたつ、いやもっとたくさんあったな(笑)。なぜかと言えば体
裁を重んじる親たちとは逆の方にばかりに進もうとしてたから。今になって思うけど安定した将来なん
てどこにもないんだよね。準備も必要だけど、ほぼ出たとこ勝負。自分がどうするかにかかってる。でも
時に昔の友達のことなど思い出して「あの頃は」なんて。女の子も同じなんですかね、やっぱり(笑)。
129 「エレーン」 中島みゆき 00/10/09
A「生きていてもいいですか」(80/4/5)
 おそらく中島みゆきの全アルバム中、最も心の闇が広がっているであろうこのアルバムのタイトル曲と
もいえるこの作品。街じゅうからさげすまれながら死んでいった実在した女性をモチーフに作られた絶
唱曲。聴き手に迫り来る説得力がすごい。「生きていてもいいですかと誰かに問いたいけど その答え
を誰もが知っているから 誰も問えない」もし生きていちゃいけないって答えが返ってきたらあなたは?
6 「Electric Prophet -電気仕掛けの予言者-」 TM NETWORK 00/04/24
A「Twinkle Night」(85/11/28)
 リミックス・アルバム「DRESS」のあとにCD化されたミニアルバムの中のこの曲は、ライブの最後でし
か演奏されない幻の曲だった。8分にも及ぶこの大曲は真夜中に外の風景を見ながら聴くと最高に
いい。詞の内容は「時を越えて 僕は君を迎えに来た今まで君の関わった全てを持って僕について
おいで」ってな感じです(多分)。「作詞 小室哲哉/作曲 小室哲哉・木根尚登」には名曲多し!
3993 「エレクトロワード」 アンダーグラフ 12/11/24
A「UNDER GRAPH」(10/9/15)
 人はいつも進化を求めて生きている。昨日よりは今日、今日よりも明日。それってごく自然のこと
だしそうあるべきだ、と疑ったことはなかった。でもふと「進み続けることが壊し続けることになるんじゃ
ないか?」という不安にかられ始めた。戦争や災害で愛する人を失った人がそれらを憎むように数
十年後の子孫たちに憎まれる存在に僕らはなろうとしている。もう取り返しはつかないのだろうか?
3105 「エレジー」 ユニコーン 09/06/20
A「ケダモノの嵐」(90/10/1)
 一歩ずつ彼女に近づき「一人暮らしの僕の部屋に遊びにおいでよ」と誘う男。彼女は明らかに一
歩後退。その差を縮めようとさらに彼女の好きな映画へのマニアぶりを誇示する男。彼女はさらに一
歩後退(笑)。オタク系の男と普通の女の子のやりとりがコミカルに描かれた曲。ホンワカアレンジから
一転、一気におどろおどろしくなだれ込むアレンジと奥田氏のオタクボイスが最大の聴きどころ(笑)。
21 「縁」 中島みゆき 00/05/09
A「予感」(83/3/5)
 人と人との縁なんて、あればどんなに遠く離れていても出会えるし、なければどんなに近くをすれ
違っても出会うことはないというような、まさにそんなものなのでしょう。人と人との出逢いとは大河の
中で偶然めぐり逢う魚たちのように偶然が偶然が呼び、奇跡的に人々は知り合ってゆく。まさにそ
んな感じだと思う。普段は忘れがちになってしまうけど、人との出会いは大切にしたいものだよね。
3915 「縁」 槇原敬之 12/09/07
A「本日ハ晴天ナリ」(02/11/7)
 人生は楽な道ばかりじゃない。楽だと思える時だってかつての自分なら大変だと感じいてたかもし
れない。何度も大変な時期を乗り越えた経験がそれを「あの時よりは楽だ」と思わせるんじゃないか
かな。ひとりじゃ乗り越えていけそうにない道も君とふたりなら乗り越えていける気がする。この縁は
神様が間違えて僕にくれたのかもしれない。でも僕は離さない。決意にも似た青年が意地らしい。
888 「演奏旅行」 浜田省吾 02/12/07
S「明日なき世代」カップリング曲(80/7/21)/S「君の名を呼ぶ」カップリング曲(01/8/1)
 ミュージシャンとして各地を転々とする彼の感情の悲しみの部分が、軽快なロックサウンドとともに
綴られています。いつも同じ場所で「ここで自分はこういう風に人生を送っているけど、果たしてそ
れって正しいんだろうか?」って思いを持ちながら、各地を転々としながら同じことばかりを考えるって
つらいよな。きっと不安は募るばかりだろうな、なんてことをこの曲を聴くたびに重ねてしまいますね。
4884 「エンディング」 back number 15/05/04
A「blues」(12/11/21)
 僕はいつも自分のことばかり話してた。今思えば君も僕に聞いてほしいことが沢山あったと思う。
だけどいつも笑顔で僕の話を聞いてくれていた。いや、それを笑顔だと思い込んでいた。今日君と
別れる。この場になり初めていかに自分のことしか考えてこなかったかを思い知らされた。こんな最
後の最後まで僕が君にしてあげられることはひとつもないのか。君の代わりなどどこにもいないのに。
2997 「遠笛」 熊木杏里 09/03/04
S「春の風」カップリング曲(07/2/21)
 遠くに離れるほどその人の存在が自分にとってさらに大きくなってゆくのって、すごくよくわかる気が
します。毎日会うことができる人の存在の大きさにしたって、いざその人がいなくなってみなければそ
の人の存在の大きさなど自分にはわからないわけだから。離れれば離れるほどふたりの間には気
が遠くなるほど多くのいろんなものが挟みこまれ、その存在を遠くしてゆく。そしてそれは大きくなる。
4554 「End of the day」 Mr.Children 14/06/08
S「祈り 〜涙の軌道〜」カップリング曲(12/4/18)/A「[(an imitation)blood orange]」(12/11/28)
 「自己暗示」ってまがいものな匂いがするけど、考え過ぎて鬱になっちゃうよりはよっぽど有効な手
段のように思えるのです。「自分にならできる」って愚直に信じられなきゃ、日々我慢しながら目指
してる場所になどたどり着けないもんね。あれこれ考えちゃえば、そりゃ現実性のない話のように感
じてしまう。だって僕らは現実にはできっこない、なりっこないような場所を目指しているのだからね。
3047 「煙突のある街」 真島昌利 09/04/23
A「RAW LIFE」(92/11/1)
 「この街を流れる河は耐えきれない臭いがする」という思いは、実際工場地帯の真ん中で育ち幼
い頃から体験してきたボクにはすごくリアルに響く。ただこの曲で歌われているのは、その川の臭い以
上にくさい人間の欲望の醜さ、そしてその醜さの中で働かなければ食べていけない工員のやるせな
さ。この街に住む人たちの暮らしと絶望感を乗せ、今日も工場の煙はもくもくと空へと立ちのぼる。
2796 「エンドレス」 KAN 08/06/13
A「遥かなるまわり道の向こうで」(06/8/30)
 浜田省吾をここまで堂々とパクったアーティストもそうはいないでしょ(笑)。しかもバックを固めるメ
ンバーは町支さんを始めとする浜田チームの面々。そしてご本人もご公認(笑)。しかしそこはKAN
さんの作品。ただですむはずがありません(笑)。15年一緒に戦ってきた男との温泉旅行が描かれ
てますが、前半と後半のこの内容の落差は何なんだ(笑)。彼の懐の深さを感じさせる曲ですね。
2855 「ENDLESS SUMMER 〜君が滲んだ夏〜」 access 08/10/13
A「ACCESSU」(93/9/22)
 君が離別を選んで僕のもとを離れて行った日から僕の夏は今でも、そしていつまでも終わらない。
僕の脳裏に浮かんでくるのは、ただ僕だけを抱いてくれた君の優しいぬくもりだけ。そのメランコリック
な曲調に加えこのファルセットな歌声がもう戻って来ない愛しい人との夏の想い出を焼き付けます。
君を憎むことが出来たら楽になれるのに。主人公の想いは、今も立ち止まったままなのでしょうね。
2470 「ENDLESS RAIN」 X(エックス) 07/06/11
S(89/12/1)/A「BLUE BLOOD」(89/4/21)
 デビューアルバムからカットされた、彼らの名を全国へ轟かせたバラードシングル曲。静と動のギャッ
プというか、これほどまでに両極端な世界を描けるバンドは今でもそうはいないと思うな。この曲はい
つまでも降り続ける雨に、心の内から湧き出てくる悲しみや苦しみ、淋しさのすべてを洗い流してほ
しいと願う男の心の叫びを描いてる。何度聴いても美しく、そしてどこまでも悲しい曲なんだよなあ。
4088 「エンドロール」 転校生 13/02/27
A「転校生」(12/5/2)
 いつもどこかで何かが始まる。でもその始まりには必ず終わりが待っている。「もう生きていたくない」
「もっともっと生きていたい」どう思っていようと終わりの瞬間は誰の上にも訪れるのです。人生の終わ
りに流されるエンドロール。そこには今まで生きてきた軌跡、そして今、さらにこれから先歩んでゆくで
あろう人生のすべてが残される。そう考えると、もっともっといろんなことを書き残したいと思える、よね。
74 「End roll」 浜崎あゆみ 00/07/04
S「A」(99/8/11)
 自分の好きだった人は、自分の前にはもういない。ボクはこういう「遠くにいる自分の好きな人を
想う」というシチュエーションの歌に弱いんだなあということが、このページを書いていてつくづくわかる。
しかもこの曲は単に恋してる相手にではなくて、もっと深いところで繋がっている人に対して歌われ
てる気がする。今度はこういう曲だけを集めたMDでも作ろかな、なんて思う今日この頃なのです。
4466 「エンドロール」 フラワーカンパニーズ 14/03/12
A「ハッピーエンド」(12/10/3)
 どんなにのた打ちまわったとしても、いつかはハッピーエンドになる人生だと心のどこかで信じてい
た。ところが世の中が見せてくれるのは無情で悲惨な光景ばかり。とどめとばかりに津波がすべてを
奪ってゆく映像が脳裏をえぐった。そんな中でいったい何を頼りに生きていったらいいのだろうか。い
や、それでいいのかもしれない。迷い不恰好に生きていく姿こそ「生きる」ということにも思えるから。
4665 「エンドロールには早すぎる」 スピッツ 14/09/27
A「小さな生き物」(13/9/11)
 僕らの物語が終わろうとしている。でもちょっと待てよ。はたしてこんな終わり方でいいのだろうか?
いや、その前に君との関係がこんな風に終わってしまっていいのだろうか?いや、よくない。ふたりの
終わりを感じた時初めて今までの「当たり前」の大切さが身に染みてわかったんだ。彼らの作品らし
からぬアップでポップなアレンジなれど、中盤から後半にかけての物憂げな雰囲気がたまらないな。
2087 「えんぴつケシゴム」 スキマスイッチ 06/05/24
A「夏雲ノイズ」(04/6/23)
 荷物を整理していてふと出てきたケシゴム。それは小学生の時、隣の席だったあの娘に借りたも
のだった。彼女に淡い期待を抱いていたけど当然想いを切り出せるわけもなく、勇気をふりしぼって
出した言葉が「ケシゴム貸して」転校してしまって今は消息不明の彼女が、彼の中でまた可愛くな
っていく。そして大きな存在になっていく。今にして思えばっていうその気持ち、わかるよなあ(笑)。

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