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〜い

3063 「IKASU」 米米クラブ 09/05/09
A「EBIS」(86/10/10)
 米米クラブの数ある作品の顔のうちのひとつ「変態歌唱」を地で行く楽曲(笑)。こういう作風
の場合かなりの確率でカールスモーキー石井氏がメインボーカルをとり、かなり自信過剰な男が
主人公というものがほとんどです(笑)。それは自分自身に自信がないということの裏返しのよう
な気もします。ラジオから流れてる風のこの曲のノイジーな演出は、一種の”照れ”なのかもね。
4632 「いかないで」 徳永英明 14/08/25
A「STATEMENT」(13/7/17)
 時間が傷を癒してゆくというけど、僕はあなたを失った悲しみや切なさをその感情のまま憶え
ておきたい。それが僕があなたを真剣に愛したという証になるから。あの時の僕は確かに「生き
て」いた。誰かを想う激しさ、尊さを感じた瞬間だった。なのに時間の経過はそんな僕の願いも
いつしか薄くしてゆく。忘れて楽になるより忘れずに苦しみたいという、こんな想いもあるんだな。
99 「行かないで」 浜田省吾 00/09/7
A「ラブトレイン」(77/5/21)/A「初夏の頃」(97/1/22)
 この曲の世界は、もうどうにもできない恋人たちの悲しみが広がっている。「4年の月日で二
人が見つけたものは 別れの他に答えを出せない途切れた心」この頃の彼の作品、特にバラ
ード曲はなんとも言い難いもの悲しさを感じさせる。おそらくこの二人は、これから先の人生で
二度と逢うことはないのだろう。そういう容赦のなさも含めた彼の作品に魅力を感じるのです。
3489 「いかんともしがたい男」 ユニコーン 11/07/09
A「ケダモノの嵐」(90/10/1)
 「かったるいから今日は会社を休む」ただそれだけのことが重厚なサウンドに乗せて歌われた
曲。昨日飲み過ぎたのかもしれない。営業で足が棒になるまで歩いたのかもしれない。もしや
ただの怠け者なだけなのかもしれない(笑)。少ない歌詞からこれだけ想像させてしまう彼らも
すごいが、この内容を作品として発表してしまうとはなんともいかんともしがたい男たちだ(笑)。
2281 「生きたくはない僕等」 上原あずみ 06/12/04
A「生きたくはない僕等」(06/10/18)
 「今の若者は根性がない」「何考えてるかわからない」が今の世間の見解なんだろうけど、若
者たちがこの世界でがんばる価値があるのだろうか?と思う気持ちもわからんでもないのです。
我々の負債は次世代に押しつけられてゆく。何てタイトルだ!と最初は思ったけど子供が未
来に希望を持てる世の中をつくれていない大人たちが、今の若者たちを揶揄できるだろうか。
4351 「生きてこそ」 Kiroro 13/11/17
S(04/7/6)
 生まれた命は重ねゆく日々の中でいろいろなことに悩み、苦しみ、悲しみ、そして喜び、様々
なことをおぼえてゆく。生まれたことも含め身のまわりに起こることはすべて「奇跡」なのです。さら
にそれらを乗り越えて今まで生きてきた「軌跡」は何事にも代えがたい貴重な道標。とるにたら
ないたったひとつの命。世界中にたったひとつしかない命。それは生きてこそ輝きを増すのです。
4950 「生きてりゃいいさ」 河島英五 15/07/09
A「作品集」(79/5/25)
 時間は止まってはくれない。だから喜びを感じてもいつまでもそこにいてはくれない。だけどそ
れは悲しみにも言えることであって、それもいつまでもそこにいるわけじゃない。どんなに苦しいこ
とがあってもそれはきっと後になって糧になる。いや、どちらかといえば若いうちにそういう挫折を
していた方が後で必ず役に立つ。生きてりゃいいさ。ただそれだけで乗り越えたことになるのさ。
4600 「生きてることが辛いなら」 森山直太朗 14/07/24
S(08/8/27)
 生きていることが辛いということは「死にたい」ということだろうか。そうじゃない。今いる状況から
脱したいだけであって、別に死にたいわけではないはずだ。「死ぬ」ことで今ある苦しみから解放
されるのかもしれないが、結局は自分の存在も含めて何もかもが無くなるということだ。いずれは
誰もがそこへ行かなきゃならないんだもの。だったらその日まであがいてみてもいいんじゃないの?
3103 「生きとし生ける物へ」 森山直太朗 09/06/18
S(04/3/17)/A「新たなる香辛料を求めて」(04/5/26)
 この世に”聖人君子”など誰ひとりいるはずがない。いや、この世の全ての人に会ったわけじゃ
ないから正確には言えないけど。ただどんなに立派に思える人にも人に言えない悩みのひとつ
やふたつはあるだろうし、どうにかなると思っても中にはどうにもならないこともある。ただ、どうに
もならない中で、どうしたらいい方向へ向いていけるのか?それを考えられる自分でいたいな。
2447 「幾千の時を経て」 徳永英明 07/05/19
A「愛をください」(03/2/27)
 幾千の時を経て生まれ変わったとしても、きっとまた僕は君に恋をするだろう。偶然に偶然が
重なり人はめぐり逢う。でも実はこの世に偶然などなくて、君と僕は出逢うべくして出逢ったん
だ。そんな深遠なテーマを歌ったバラード曲。誰かと出逢う運命って実は本人の感じ方次第じ
ゃないかなって気がする。日常で見落としている運命って、実はたくさんあるのかもしれないね。
4890 「いくつかの場面」 河島英五 15/05/10
S「どんまいどんまい」カップリング曲(79/3/25)
 生まれてこの方いったいどれだけの人と出会い、そしてどれだけの人と別れていっただろう。喜
びを分かち合った人にはもちろんだけど意見や思考が合わず離れていった人たちこそ今どこで
どうしているんだろうと気になってしまうのは、その存在が今の自分の人生を少なからず左右し
てるからなのだろう。ここに来るまで焦点になったいくつかの場面がある。忘れられない場面が。
1146 「いくつもの星の下で」 オフコース 03/08/25
A「We are」(80/11/21)
 今までの人生で苦悩を重ねてきた男は、今まで本当の心を誰にも見透かされないように生
きてきた。そんな彼が愛する女性を前にその悲しみを初めて打ち明けるワンシーン。数え切れ
ないほど星が散りばめられた夜空の下で、たとえばこんな風にプロポーズされたらきっとボクなら
ついて行ってしまうな←男だろ(笑)。鈴木さんの柔らかなボーカルとメロディーが染みる楽曲。
1583 「いくつもの夜を越えて」 柿島伸次 04/11/05
A「名前のついていない場所へ」(93/8/21)
 自分の人生に教科書はない。だって全く同じ人生を送る人は世の中にはいないのだから。
大人たちの言う「あれはああだ」とか「これはこういうものだ」なんてものは、あくまでその人たちが
踏んできた人生のうえでの答えなのであって、まだ名前もついてない自分の人生をそんなもの
でくくられたくないと腹を決められていたら、ボクの人生も今とは少し違っていたかもしれないな。
1517 「いこう」 ゆず 04/08/31
A「ゆずマン」(98/2/21)
 どんな壁にぶつかったってどんな悩みに苦しめられたって、結局人は生きていくしかないんだか
ら焦らずにゆっくり歩いていこうよっていう若者の想いを歌にした曲。ホントにシンプルな演奏とシ
ンプルなメロディーだからこそ伝わるものがある。「若者の想い」って書いたけど、年齢なんかに関
わらず、人って時にはできるだけ前向きに、どれだけバカになれるかってことも大切なんだよな。
940 「異国」 中島みゆき 03/01/29
A「生きていてもいいですか」(80/4/5)
 たとえ悪口であったにしても、自分の故郷について語れるっていうことへの憧れ。この楽曲はそ
んな自分の故郷を追われた女性の悲しみが歌われています。たとえ自分が死んで100億粒の
灰になったとしても、まだ帰る場所を探してはさまよいつづけているであろう、という悲しみ。それ
は単に故郷というだけではなく自分の魂の拠りどころ、ということなのかもしれない。大曲です。

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