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〜り

1321 「remind」 徳永英明 04/02/17
A「remind」(00/5/24)
 人の心の奥底に焦点をあてたアルバム『remind』のオープニングを飾るタイトル曲。人は誰で
も仮面をかぶって生きている。その仮面をはずすことができたら・・・「永遠」や「未来」よりも「今
」を自分の気持ちに正直に生きてゆけるだろうと歌われています。このダークな雰囲気が醸し
出すものはきっと人の心の奥底に潜む、表向きには語られづらい人の本性なのかもしれない。
189 「Remember Day」  Favorite blue 00/12/17
A「Dreams & Memories」(97/2/5)
 松崎麻矢・木村貴志からなるユニット「フェイバリットブルー」のデビューアルバムの中の一曲。
このグループ、ボクはかなり好きなんだけど、やはり切なげな楽曲に心惹かれてしまう。恋人で
あるはずの二人の関係はお互いを思いやっていたいつかのものとは違う。彼女はふと離れてみ
ようと切り出すのだが・・・。イントロがかかると身震いがしてしまうほど、この曲は名曲だと思う。
3755 「流星」 コブクロ 12/03/31
S(10/11/17)
 「運命の人」とはどんな風に引き裂かれたとしても細い糸で繋がっている。「君に似ている」
人や「君みたいな」人じゃなく、僕にとって必要なのはまさに「君」という唯一の存在。そして決
して僕の思い通りにはならない人。でも君のその自分に対して素直な部分に惹かれるんだ。
君と僕は離ればなれになってもきっとどこかでまた会える。あの夜空に浮かんだ星座のように。
1836 「流星」 中島みゆき 05/09/15
A「LOVE OR NOTHING」(94/10/21)
 この何ともいえないイントロがまた聴く者の心を切なくさせる楽曲。どこかの山頂のサービスエ
リアで出会ったトラックの運ちゃんとのやりとりが歌になっているんですけど、みんなそれぞれ生き
る上での哲学を持っている。哲学っていってもそんなたいそうなものではなく、自分の生き方を
貫いてるんだよな。果たして流星のように走り続ける彼らのたどり着く場所とはいったい・・・?
470 「流星」 真心ブラザーズ 01/09/29
A「真心」(01/7/4)
 この曲は吉田拓郎が1979年に発表した同曲のカバーなんだけど、正直言って拓郎さんのそ
のものよりも胸に突き刺さってくる。リアルタイムにこの曲を聴いてた人は「やはりご本家」なのか
もしれないけれど、とにかく彼らはこの楽曲を確実に自分たちのモノにしてしまっている。それに
しても「僕の欲しかったもの」とは何だったのだろう。実はいまだに答えは思いつきません・・・。
3140 「流星雨」 さだまさし 09/07/25
A「夢唄」(97/11/21)
 壮大なストリングスをバックに「愛」とはかりそめのものではなく「永遠」なものなんだよ、というテ
ーマが歌われている楽曲。夜空一面に広がった流星雨。確かにその情景は一瞬にして消え
てゆく。でも人の心に刻まれた流星雨は、永遠にその人の胸の中に残ってゆくものだと信じた
い。はかない人生だからこそいつまで経っても消えない”一瞬”があると信じていたいですよね。
3271 「流星群」 Cocco 09/12/03
S「音速パンチ」カップリング曲(06/2/22)
 まるで夜空を流れる流星群を目の当たりにしてるような錯覚に陥る曲。この曲に限って言え
ば、歌詞の意味がどうとかいう以前に全身で感じろって言われているような気さえしてしまいま
す。まったくもって「感想書き屋」泣かせの曲ですが、それでもここで紹介してしまうのは、やっぱ
りこの壮大な曲のスケールに押されたからです。悲しいんだけどなぜか元気がでてくる曲です。
1992 「流星のサドル」 久保田利伸 06/02/18
A「SHAKE IT PARADISE」(86/9/10)
 ポップでダンサブルなイントロと、メロディアスなサビ部分が印象的なロックチューン。今まで自
分の進んできた道を振り返るたびに落ち込んでしまう男。だけどそんなに過去ばかりを悔いて
いては今この瞬間がまた、数時間後の自分がまた悔やむ材料になっちまう。だから一度ぶち
壊して進んでみようよ!って歌。でも”流星のサドル”っていったいどんな形してるんだろう(笑)。
3872 「流星のとき」 ほたる日和 12/07/26
A「東京組曲 e.p.」(11/1/26)
 恋に絶対に失敗しない方法がある。それは「告白しない」ことだ。もちろん失敗はしないが成
就もしない。「自然な感じでいつの間にかふたりは」ってな具合にはまず事は運ばない。先に進
むには失敗した後のふたりの関係まで考えなきゃならないしね。でもそれでも今の気持ちをあり
のまま君に伝えたいっていう青年の気持ちが綴られた楽曲。「今」は二度と来ないんだもんね。
3054 「流星ワルツ」 ふきのとう 09/04/30
S(77/12/21)
 彼らのこの歌でもやはり「春」は希望の象徴。若い頃に知り合ってから今まで月日はふたりの
頭上を流れ、まるで流星のように過ぎ去っていった。もちろんいつも順風満帆ではなかったけど
「いつか春が来る」それだけを信じてふたりはここまで来た・・・春が来ればすべてがうまくいくとい
う保証はどこにもないけど、そう信じなければその切なさに耐えられなかったんでしょうね、きっと。
2220 「龍の戦士 warriors of dragon」 徳永英明 06/10/04
A「MY LIFE」(04/9/29)
 生きていく上での敵っていうのは、やっぱり最終的には自分自身なんじゃないかと思います。
そして争いを起こすのも、悩み事を生むのも、不安や迷いが生じるのも、元をただせば他の誰
かじゃなく、自分自身。そしてそれらを生み出す自分に打ち勝てるのもやっぱり自分しかいな
い。誰もが自分からは逃げられない。だからこそ前を向いて歩こう。たとえ先が見えなくても。
166 掠奪」 PAMELAH 00/11/23
A「SPIRIT」(97/3/26)
 この曲の歌詞にはドキッとさせられる。自分が好きな人は、本当はもう他人のものなんだけれ
ど、わかっていても身体が言う事をきかないほど彼のことを愛してしまっている女の想いがこめら
れている。ほんとにドッキリする曲。人はもしかしたら「この人!」と若い頃に決めた人を一生愛
すことって難しいのかも知れない。人は人生で幾度もなく恋をする生き物なのかもしれないな。
4892 「リライト」 アジアンカンフージェネレーション 15/05/12
S(04/8/4)/A「ソルファ」(04/10/20)
 今までの人生を書き直すことなどできない。それを消せる修正液も消しゴムもない。一度体
験してしまったら後に戻ることなどできない。じゃあ当たり障りのない未来を思い描いておけば
当り障りのない未来を手に入れられるのか?と問われれば答えはNoだ。「こんな風になれんの
のかよ?」ってほぼ不可能とも思えるデッカいイメージを目指してこそそこに近づける気がする。
1243 「Lily」 柿島伸次 03/11/30
A「夜明け前」(94/3/2)
 真っ暗闇の冷たい風っさらしの街に放り出され、今まで何かを追いつづけてきた僕には実際
には何も残ってはいなかった。でもこんなにも孤独を感じる夜だとしても、君さえそこにいてくたら
僕はまた走り始めることができるだろう・・・という柿島さんの名バラード。そう、どんなに頑強に突
っ張ってる男にだって、誰かに抱きしめられたい夜はあるんだ・・・。当然ボクにも・・・ね(笑)。
2885 「凛」 GOING UNDER GROUND 08/11/12
A「かよわきエナジー」(01/10/24)
 目的地なんてどこだってかまわない。夜が終わるまでただ走り続けていたい・・・そう願う若者た
ちの揺れる心が描かれたポップチューン。走り続けたその先に答えが待ってるとは限らない。待っ
ていようといまいとじっとしちゃいられない・・・って、そんな感情を懐かしく感じてしまう今の自分を
とても寂しく感じます。今じゃ目的地がわからなきゃ走り出しもしない大人になっちゃったからな。
1986 「Ring」 コブクロ 06/02/12
A「Roadmade」(01/8/29)
 その人が自分にとってとても大事な人だった・・・とわかるのは、いざその人が目の前からいなく
なってみてからなんですよね。それは親も恋人も同じ(笑)。この曲は彼女が止めようとする男の
手を振りほどき、その時彼女の指から外れた”リング”を中心に展開される悲しい楽曲。いくら叫
んでも、いくら後悔しても彼女は自分のもとに戻らない・・・でも不思議と力強さを感じる歌。
675 「RING」 B'z 02/04/30
A「ELEVEN」(00/12/6)
 すごく変則的なメロディーなんだけど、逆にそこにB'zらしさを感じるバラード絶唱曲。最初はこ
のメロディーに辟易気味だったけど、聴いていくうちにだんだんトリコになっていったなあ。悪魔に
心を売ってまでも君についてゆく。なぜなら僕の今まで失ってきたかけがえのないものは全て君
の中にあるのだから・・・並の作詞家では書けません!まさに稲葉さんならではの歌詞!(笑)
3522 「リンゴアメ」 ほたる日和 11/08/11
A「ノスタルジック」(08/8/13)
 すべてが気まぐれで始まったような恋でした。もしかしたら僕は恋に恋していたのかもしれない。
だから理想の中の君と実際の君とのズレを許せなかったのかも。あの夏祭りの夜は僕の中の幻
想じゃなく、まぎれもない現実だったはず。だからもう一度君に会いたい。毎年夏祭りの季節が
この街に訪れるたびに彼の脳裏には確かにあの日にいた「君」の姿が浮かび上がるのだろうな。
3146 「リンジューマーチ」 ユニコーン 09/07/31
A「ケダモノの嵐」(90/10/1)
 ちょっとのことで油断してたら死んじゃった!そんな(おそらく)高校生男子が死後の世界をコミカ
ルに歌うロックな曲。自分の葬儀の風景を空から見てるって、なんだかとんでもない状況なんです
けど、歌われてることがすべてあっけらかんとしてて、奥田氏独特の脱力感がまたたまらない作品
です。死をコミカルに、って不謹慎な内容なのかもしれないけど、これはこれでアリだと思うなあ。
2200 「リンダ リンダ」 ザ・ブルーハーツ 06/09/14
S(87/5/1)/A「THE BLUE HEARTS」(87/5/21)
 写真には写らない美しさがドブネズミにはある・・・日本のロック史上に残る名表現だと思いま
す。このサビ部分の「リンダ リンダ」の絶唱を聴いただけで、彼らのとりこになってしまったあの頃を
思い出す不朽の名曲です。ヒロトのボーカルも、マーシーのコーラスも、バンドの演奏も荒削り一
色!(笑)でもそのうまくとりまとめられていない、荒削りな部分がまたたまらなくいいんだよな〜!
1748 「凛憧(りんどう)」 さだまさし 05/06/19
A「風待通りの人々」(88/7/25)
 父の涙を一度だけ見たことがある。それは大好きだった祖母を送った時でも、大切に育てた娘
を嫁に送り出した時でもない。ただふとした何でもない瞬間に僕を抱きしめながら流した涙・・・。
父と息子の関係ってとても微妙なものなんですよね。やがて息子も大人になり、そしてその父の
涙の意味を何となくだけどわかるようになる・・・そんな感情の機微を歌い上げた傑作。父に対す
る視点がすごく共感できるな。そして前奏・間奏・終奏で流れる旋律にジーンとくるんだよな・・・。

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