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〜す

2897 「SPECIAL THANKS」 GLAY 08/11/24
S「とまどい」カップリング曲(00/8/23)
 何が起きたとしても君と一緒なら何も怖いものなどなかった。いつかの夏の日に君といた海に
ひとりで来た今、君の存在がいかに大きかったのかを改めて思い知らされているよ。そんな男の
ひと夏の回顧録。いくら手を伸ばしても戻っては来ないけれど、できることならもう一度君に会
いたい。あの時自分の気持ちを素直に君に言ってさえいれば、君はまだここにいたんだろうな。
3619 全ての音楽が鳴りやんだあとに」 GOING UNDER GROUND 11/11/16
A「LUCKY STAR」(09/3/4)
 音楽を聴いている最中よりも聴き終わった後に響いてくるあの聴了感(←こんな言葉あんの
か?(笑))がボクを音楽から離さない魅力のひとつなのだろう。素晴らしい音楽に出会った時
誰かに知らせたいと思ってしまうのは中学の頃から変わってない(笑)。それがこのサイトを細々
と続けてる原動力。”音楽を聴く”っていうこの行為はきっと星になるまでやめられないだろうな。
339 「すべての悲しみにさよならするために」 KAN 01/05/21
A「東雲」(94/11/26)
 愛する人と一緒にいれるなら自分を襲う不安、憂鬱から逃れることができるのだろうか。ボク
は仕事中家に帰るまで「家に帰っても仕事しなきゃな」と思ってるけど、いざ帰ると「仕事はいい
や」と安心しちゃう。いい意味で家庭に仕事を持ちこんでないけど、やっぱり逃れられているのか
な。(注:そんな簡単じゃなく壮大な愛の歌ですので上記の説明よりももっと深いです(笑))。
2693 「全ては君のために」 平川地一丁目 08/03/02
A「雪解けの頃に届く手紙」(07/2/28)
 君はいつでも悲しみを抱えてる。そしてそんな君を僕はいつも見つめてる。彼女からは「いい
人」と思われている、ただそれだけでよかった。あの泪を見るまでは。彼女の泪を目にしてなん
とかしてその悲しみから救ってあげたいという想いが、彼の中の彼女の存在の大きさを変えてい
ったんでしょうね。彼らの作品のこういう心象風景がたまらなく切なくて、惹かれるんですよね。
1184 「すべてほんとだよ!!」 長渕剛 03/10/02
A「HEAVY GAUGE」(83/6/21)
 すごくプライベートな歌だよな(笑)。まるで優しく語りかけてくるように歌われているこの楽曲
には彼の魅力がつまってる。愛する人へ囁くラブソングですが、その裏には自分が今まで実に
さまざまなつらい思いや経験をしてきたことが下敷きになっている気がします。だからこそ、今目
の前に君さえいれば、無理だと思うことさえ僕にはできる気がする。っていいなあ、おい(笑)。
801 「smile / マリーにくちづけ」 the yellow monkey 02/09/04
A「smile」(95/2/1)
 大好きな彼らの4thアルバム『smile』のスタートを飾る2曲!「smile」は外国語(たぶんフラン
ス語(笑))で始まる不思議な曲。世界じゅうの悲しみを救えるのは「微笑み」しかないってい
うメッセージを感じる。つづく「マリー」は初期の彼ららしいポップな曲。前作『jaguar hard pain』
の登場人物である「マリー」という女性が主人公。このリズム感がたまらなく好きなんですよね。
4857 「SMILE」 GLAY 15/04/08
A「JUSTICE」(13/1/23)
 大人になると何が大切で何が大切じゃない、なんてひとくくりに判断を下すことが難しくなる。
しかもその判断の導く先には明るさが見えては来ない。僕らの行く先にいったい何が待ち構え
ているのだろうか?とさらりと聴けばそう思える曲。ところがこの作品は歌詞カードを読んでみて
初めて何について歌われているのかがわかるというニクい演出。そんな時ほど「SMILE」だよね。
2057 「Smile」 サスケ 06/04/24
A「Smile」(04/10/6))
 まるで大学生が歌ってるような、そんなカレッジフォークのような印象を持ってしまう彼らの1st
アルバムのタイトル曲。都会の生活に自分の居場所を見つけられないまま、寂しさを抱えな
がらひとり生きる若者を後押しするかのように歌うポップチューン。決して想い出にしがみつくの
ではなくて、歩き出してゆく原動力になるんだよな。昔の友達と映っている写真っていうのは。
1720 「SMILE」 徳永英明 05/05/22
A「bless」(97/2/26)
 人の「笑顔」っていうのは、どんな言葉にも負けないぐらいの勇気をくれる。それはきっとお互
いがお互いのことを思いやることによって、そこに優しさが生まれるからなのかもしれないな。笑
顔っていうのはひとりでは作れないもの。たとえ遠く離れていても、君の笑顔はこの僕にはかり
しれないほどのたくさんの力をくれている。そんな男の想いがこめられたバラードの傑作ですね。
2241 「スマイル」 ゆず 06/10/25
A「ゆず スマイル」(03/7/30)
 絵本つきCDの形で発表されたこのミニアルバムは子供向けというスタイルをとってはいますが
その裏側では平和の素晴らしさ、平和への切なる願いがこめられています。だって子供の笑
顔って平和かどうかの一番の目安ですもんね。信じる心が世界を変える。それが些細な力で
しかなくても、それがなければ世界に平和は訪れない。子供たちとの合唱が微笑ましい曲。
4223 「Smile Again」 松任谷由実 13/07/12
A「A GIRL IN SUMMER」(06/5/24)
 まさかあの日があなたと会える最後になるなんて私は思いもしなかった。「また会える」そう言
ってあなたはあの時手を振った。その言葉を信じていた私はその時、悲しいと思いながらもその
別れをかりそめのものとしか思っていなかった。あなたはそれが最後と悟っていたのかしら。このふ
たりの運命はすでに別々の道へと続いてる。その悲しい現実がこの曲の情感を高めています。
2090 「SMILE FOR YOU」 辛島美登里 06/05/27
A「MEMORIES」(91/6/21)
 がんばっている人を空から優しい瞳で見守ってくれているかのような、そんな情景を思い描い
てしまうバラード曲。たとえ途中でつまずいたって、そのつまずきは決して無駄になるのではなく
明日の”君”を強くしてくれる糧になるんだよっていう彼女からのエールが聴こえて来るようです。
優しいんだけど悲しい、だけど温かい。そんなどこまでも広がってゆくような優しさを感じる歌。
1343 「スミレ」 ゆず 04/03/10
A「すみれ」(03/3/19)
 時にはつまずいたって、それはできることが増えただけなんだよっていうフレーズに救われます。
心の根を枯らさないように何度踏まれても立ちあがるあの草木のようになりたい。それは見た目
に強くなるってことじゃなくて、花が太陽や土やいろんなものに支えられているように、みんながみ
んな何かに支えられて生きているんだってことを知ろうよ。そんな彼らのメッセージが胸に届く曲。
2204 「すみれ色の涙」 岩崎宏美 06/09/18
S(81/6/5)
 この主人公って、まずは”淋しさ”ありき、のような生き方をしてるんですよね。すごく悲しい生
き方。落ち着いて考えると何ともわがままな生き方をしているとも思えるけど、淋しさに理由な
んてないような気もします。いくら周りが楽しそうにしていたって淋しさを感じることはあります。そ
れぞれの人の感性というか個性というか、人によって淋しさのセンサーって異なるんですよね。
1545 「すみれ香水」 村下孝蔵 04/09/28
A「名もない星」(92/11/21)
 夏っていえば男の子たちは外ではしゃぎながら駆けずり回り、少女は日傘に浴衣姿。歩くと
下駄が石畳に響いてくる。こんな日本独特の風景、今ではもうほとんど見かけなくなってしま
った気がします。彼の見たこの情景は遠い日の夢か幻か?ただそこに確実にあったのは「すみ
れ香水」の懐かしい匂い。忘れたくない古きよき日本の風景がここにも散りばめられています。
3820 「Small Stone」 斉藤和義 12/06/04
A「ARE YOU READY?」(10/10/27)
 人は変わり続けなきゃ生きていけない、といつから思い込んでしまったのだろう。変わっていかな
きゃ生きづらくなっていくのは事実。変われば簡単に生きてゆけるとも限らないんだけど。一番難
しいのは変わらずに生きてゆく、ということなのだろう。もちろん皆がそうなってしまったら何もかもが
停滞してしまうだろう。でもこれ以上大切なものが失われずに済む、とも思えてしまうんだよな。
3793 Slide」 SION 12/05/08
A「NAKED TRACKS 〜光へ〜」(08/11/14)
 時が経つほど街はその景色を変えてゆく。ここで永久に変わらないものがあるとすれば目の前
からいなくなった人の記憶だけ。そして気づけば生まれた街での暮らしより今暮らしてる街にいる
時間の方が長くなった。街に馴染めずあくせくと暮らしてゆくうちに、そこでの暮らしがいつの間に
か人生の中で最も多くの記憶として残ってゆく。そうやって人の想い出はスライドしてゆくんだね。
3166 「スライムプリーズ」 ユニコーン 09/08/20
A「ケダモノの嵐」(90/10/1)
 メロディーも詞もまるっきり意味不明な楽曲。なんですけど聴いた後に不思議な余韻を残す
サイケな作品。ユニコーン一の男前が作ったとは思えないほどの世をすねた作品に仕上がって
おります。内に向かってるというか、でもネガティブなんだけど考え方がポジティブで、妙にハイテ
ンション。悲鳴やらウルトラセブンやらさまざまな音がサンプリングされてて、ますます混沌(笑)。
2536 「ズラチナルーカ」 スキマスイッチ 07/08/16
A「夕風ブレンド」(06/11/29)
 切ないメロディーにこれまた切ない詞をのせた一編。確かにこの星がなくなるのはたやすい。つ
まらないきっかけでいつでも吹き飛ぶ要素をこの星はもってる。そんな刹那的な場所だけど、もう
そんなことどうでもいい。大切なのは目の前に君がいて、ここに僕がいてふたりが手をつないでるっ
てこと。人は永遠の幸せを求めるけど、実は生きてる一瞬一瞬が大事だってことなんだよね。
1158 「3カウント」 ゆず 03/09/06
A「ユズモア」(02/3/6)
 ハーモニカの刻む冒頭のリズムが気持ちいいぐらいの楽曲ですね。でもその明るさとは裏腹に
彼らはそこで、現実とはすごく冷めたもので、人間が社会を動かしているんじゃなくて社会に人
間が踊らされてるんだと歌っています。今の社会では何をやっても意味がないように思えてしま
う・・・でもそんな状況の中でも希望の光を見つけたいと生きる若者たち。なんかいいんだよな!
512 「ズル休み」 槇原敬之 01/11/10
A「SELF PORTRAIT」(93/10/31)
 「もう恋なんてしない」の続編ともいうべき名曲である。コンビニには何でも売ってるけど、確か
に二人を元に戻す接着剤なんてのは売ってるわきゃあない。しかしこの一見どこにでもあるよう
でいてない表現が彼の歌の魅力でもある。今はもういない彼女に想いを綴ったハートブレイクな
曲。秋風が吹く中この曲聴くと、まるで心の中にまで淋しい風が吹いてくるような一曲である。
4481 「slow dance」 スネオヘアー 14/03/27
S(12/10/24)/A「8」(13/5/22)
 男の歌であるはずなのにこのナヨナヨ感。なのにこの疾走感。「あんまり一人にしないで」と連
呼する男を女性がどう思うのかよくわかりませんが、男とは時々人恋しく寂しくなるものなのです。
しかしこの人の生み出す音楽は本当に僕の心をくすぐる。正統派でも奇抜なわけでもない。な
のに心にストライクなボールを本当によく投げて来る(笑)。聴いた後の切なさ加減なんか絶妙。
3599 「スローモーション」 GOING UNDER GROUND 11/10/27
A「LUCKY STAR」(09/3/4)
 以前は当たり前だと思っていた風景や状況が、実に愛おしくなる時がある。言い換えればそ
れだけ今自分の置かれている現状がひっ迫してるってことなんだろうけど。当たり前のことを幸せ
に感じられるって簡単なようでそうでもない。皮肉にも追い込まれた状況だからこそ見えてくるも
のもあるんだよね。もしこの状況を乗り越えられたらきっと君に会いに行く。彼ららしい曲だな。
4737 「スワン」 スピッツ 14/12/08
A「小さな生き物」(13/9/11)
 君との別れはさよならも言えないままだった。星空を見上げるたび君からもらった言葉を思い
出す。僕の中の君はあの日のまま光を放ち、ずっと消えずに心の中にいてくれる。いつまでも記
憶の片隅にいて迷う僕を導いてほしい。亡くなった人の記憶はたとえそれが現実ではないにせ
よ美しく残るもの。哀しいことだけどそれが生きがいになるのなら、人はまた歩き出せるのかな。

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