3rdアルバム
ゆず一家
98.7.23
 
1. 四時五分
2. 少年
3. 以上
4. 夏色
5. 手紙
6. 心の音
7. 雨と泪
8. 巨女(きょじょ)
9. ソウロウ
10.月曜日の週末
11.街灯
12.ねこじゃらし
13.贈る詩
14.境界線
 
 
 ゆず初のフルアルバムは全14曲を収録。「1.四時五分」は当たり前のことかもしれないけど
明日も生きていたいと歌う曲。「2.少年」は自分がどんなに悩んだって地球はそんなことも気に
せずじっくり周ってるんだよって歌。間奏に挿入されてる安い三文芝居がいいな(笑)。「3.以上」
はささいな日常の風景を絡めながら心のさみしさを見事に表現してるバラード曲。「4.夏色」
すごく元気になれるメロディーなれど、ふさいでる彼女を励まそうとする少年の想いがすごくみ
ずみずしいなって感じるな。「5.手紙」は遠く離れた大切な人とのやりとりを綴られています。や
はり間奏の北川くんのセリフがコミカルで暖かいな。「6.心の音」は心が揺さぶられたそのシー
ンっていうのはいつまでも”音”として心に残るんだなあと感じた一曲。「7.雨と泪」は「君の泪は
いつか大粒の雨になり大地を固めるのだから」ってフレーズが印象的な一曲。「8.巨女」は即
興っぽい歌なんだけど、日々のどうでもいいと感じることを歌にするってすごく自然で大切なこ
とだよな〜。北川くんのとぼけたボーカルと岩沢くんの伸びやかなボーカルがいい味出してる
ね。「9.ソウロウ」はくよくよ考えないでとにかく行こうっていう元気な歌。「10.月曜日の週末」はス
ピード感あふれる一曲。舌噛みそうになる歌ですが(笑)やっぱりあれこれ考えこんじゃう自分
を出してるな〜って思えるな。「11.街灯」は急に降り出した雨の中のひび割れた街灯の前で前
へ進むことを決めた第一歩を歌った曲。「12.ねこじゃらし」のような関係の友達のことを歌った
この曲は、どんなに時がたって再び会っても同じように笑いあいたいねっていう気持ちが表現
されてます。「13.贈る詩」は金も時間もないけど君にこの詩を贈るよっていう軽快で暖かい歌。
ラスト「14.境界線」はもしかしたら死後のことを歌ってるんじゃないか?と思えてしまう壮大な
歌。2分〜4分の短編ばかりの14曲、されどふたりの奏でる一曲一曲はとても濃い歌たちです!

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