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てう〜てと

1006 「デーゲーム」　ユニコーン 03/04/05
A「服部」（89/6/1）
　昼間っからビールでも飲みながら草野球をする週末。だるいというか、穏やかというか、そんな気だ
るさが十二分に発揮されたスローバラード（笑）。なんとこのシングルは、A面で坂上二郎さんに歌わ
せるという彼ららしい、とんでもない方法でリリースされました。きっとこの曲の言わんとしてることは、昔
輝いていた日々を今はただ思い出すだけしかできない男の悲しみだと思いますね。ほんわかだけど。
3932 「テールランプ」　藍坊主 12/09/24
A「ハナミドリ」（06/4/26）
　今目の前を車が一台通った。あんな風に速く走れたらいいのにな。そしたらあの娘を星降る丘ま
で連れて行って笑顔にしてあげられるのに。そんなある日彼女が車に轢かれた。僕は彼女をおぶさ
り見たがっていた星降る丘へと急いだ。動かない手足を一生懸命動かして走った。でもいつしか背
中の彼女は冷たくなっていき・・・年老いた犬の視点から歌われたこの曲がなぜか頭から離れない。
4861 「手紙」　諌山実生 15/04/11
S（04/9/1）
　僕は都会に出てきてどこまで思い描いていた場所に近づけたのだろう？もしかしたら日に日に遠
ざかっているのかも、と思うことさえある。電話の向こうの君は「次に会えるのはいつ？」と尋ねてくれ
る。もし君が泣いているのなら今すぐ会いに行きたい。でも一歩も進んでいないようにさえ思えるこ
の僕を君に見せたくないから次に会う時にはちょっとでもその場所に近づけた自分で会いたいんだ。
3580 「手紙」　奥華子 11/10/08
S（08/1/23）/A「恋手紙」（08/3/5）
　巷にあふれている情報って実はどうでもいいことばかりなんじゃないかって思う時があります。特に人
の「こころ」が絡む時にはなおさらそう感じます。笑顔の裏に隠された悲しみって実は涙あふれる悲し
みよりも深く突き刺さってくる時がある。それは知る側が自分の本能で感じ取るしかないものなのだけ
ど。本当に伝えたいことは伝えられない。でもいつか届いてほしい。そんな願いがこめられた曲です。
2994 「手紙」　GReeeeN 09/03/01
A「あっ、ども。はじめまして。」（07/6/27）
　人はそのままの気持ちで生きてゆけるはずもなくて、月日は人の心を変えてゆくものなんですよね。
もちろん変わらない、変えちゃいけない部分もあるんだけど。ただ、落ち着いて今の自分を省みる時
若かりし頃の自分の心をよみがえらせることができる想い出って貴重な財産ですよね。その当時の自
分が今の自分を諭し導いてくれることだってあるんだから。もちろん、もう戻ることはできないのだけど。
2124 「手紙」　コブクロ 06/06/30
A「STRAIGHT」（03/11/6）
　自分の未来図を描ける人っていうのはうらやましい反面、すごく強い人だと思います。だって自分
の理想を目指すには自分に厳しくなくちゃいけないわけだから。そんな自分の夢に向かって歩き出
した友人に向けて歌われた楽曲。”どんな季節も意味のない風は吹かないはずだから”そう思って
いれば今吹いてる厳しい風もきっと糧になる。こっちは未だどっち行っていいかわかんないのに（笑）。
3603 「手紙」　鶴 11/10/31
A「素敵CD」（04/8/26）
　面と向かっていつも思っていることを言えてしまえれば、こんなに楽なことはない。だけどそれがどう
してもできないからそこに誤解が生まれ、すれ違いが生じていくんでしょうね。相手の目を見て反応
をうかがいながら声に出して言う、という出来て当たり前の行為にはかなりの勇気が要ります。だけ
ど手紙なら渡してしまえればあとは結果オーライという気楽な側面が・・・だからダメなんだな（笑）。
3361 「手紙」　ザ・ブルーハーツ 10/03/03
A「DUG OUT」（93/7/10）
　「あのブルーハーツがかつてのブルーハーツじゃなくなってしまった」そんな強烈な印象を受けた曲。
まるで詩のような抽象的な言葉が並び、マーシーのあの切れ味の鋭さはどこを探してももう見つか
らない。ただすごく優しいメロディーがそこに流れていてなんだか哀しくなってしまう個人的には罪深
い曲なのです。彼らにはやはりハードで痛烈なメッセージを期待していたんだなあと再確認（笑）。
2573 「手紙」　Mr.Children 07/09/22
A「深海」（96/6/24）
　ゆったりとして温かい、でもどこか悲しい響きをもつ楽曲。「手紙」は思うままに書いては簡単に削
除できてしまうメール以上に、より人の感情を伝える力を今もなお持っていると思います。だって手
紙書くのって、すごく緊張するもんな（笑）。今はもう別の誰かの胸で眠っているであろう”あなた”に
向けて書かれたこの「手紙」には、過去の自分への悔恨と今の自分の淋しさがこめられています。
1605 「手紙」　ゆず 04/11/27
A「ゆず一家」（98/7/23）
　社会に出て自分の身の周りが慌ただしくなってくると、思わず「自分」というものを見失いがちにな
ってしまいます。そんな時青年は遠く離れた大切な人からの手紙を読んで、今思っていることを素
直に手紙にしようとする・・・電子メール全盛のこの時代だけど「手紙」は電子メールとはまた違った
「人の温もり」を伝えられる気がする。間奏の北川くんの語りがコミカルであったかいって感じます。
1628 「敵がいなけりゃ」　B'z 04/12/20
A「LOOSE」（95/11/22）
　敵がいなけりゃ始まらない人っていますよねえ。人間にはいいところもあれば、当然よくないところ
もある。ならばいいところを引き出してあげればいいのに、この主人公は何とか相手の足を引っ張
って引きずり下ろすことで満足したり、お金を得ようとしてる。この歌は批評家とか、そういう人たち
を暗に非難してる歌のようにボクには聴こえるんですけど、なんか不思議とコミカルに感じますね。
2367 「出口」　ゆず 07/02/28
S「いつか」カップリング曲（99/1/20）
　愛する人と別れてからの男心を歌ったのか？それとも別れる寸前まで来てしまった男心を歌った
ものなのか？・・・それは聴く側の心の持ちようで決まるのでしょうが、揺がないのは何もなかったら
こんなにつらい思いせずに済んだのにと思いながらも、でも彼女に出会えて本当に良かったと思っ
てるってこと。こういう心情をこうもうまく表現できる岩沢君のセンスはある意味反則技だ（笑）。
1837 「テクテク」　スピッツ 05/09/16
S（05/4/20）
　たとえカケラしか残らないとしても君と僕がここで出会って過ごしたってことが残ればそれでいい。
そんなはかない想いを歌にしたメランコリックな一曲。悲しいことだけど、同じことは二度と起こらな
い。もしかしたら以前の気持ちのままで君と会えるかどうかもわからないし君とはもう二度と会えな
いかもしれない。でもそれでも僕は歩いていくよっていう、とても幻想的だけど悲しい歌なのです。
2048 「手暗がりの下」　ゆず 06/04/15
S「アゲイン2」カップリング曲（02/2/13）
　しかし韻を踏みまくりの楽曲だな（笑）。岩沢くんはこういう言葉遊びのような歌詞の中に自分
の想いを埋め込むのがうまいね！これだけアップテンポな曲にもかかわらず、歌われてることは心
の暗闇なんだよね。今の僕には、君のことを想う心以外に確かなものは見つからない。ただ憂鬱
な時間だけが過ぎてゆくだけ。たとえそうだとしても、僕らはその先を生きてゆくしかないんだよね。
2148 「手ごたえのない愛」　DEEN 06/07/24
S（98/11/18）
　これがたとえ手ごたえのない愛だとわかっていても、僕は君の悲しむ姿を見たくない。君は僕じゃ
なくあいつを選んだ。でも君を泣かせるようなあいつを許せないし、かといって君に僕のほうに振り
向いてくれと強要できるほどの自信もない。なぜ運命は僕を選んでくれなかったのか？何だかこの
主人公にすごく親近感を覚えますが（笑）メロディともども強烈に印象を残すロックチューンです。
1678 「Desire」　Do As Infinity 05/02/08
S（01/1/24）
　禁断の恋を歌ったロックチューン。今まで教科書通りの生き方をしてきたのに、今では世間で許
されることのない恋をしてる。相手に誰か大切な人がいるのはわかってる。でもそんな偽りの指輪
よりも大事なものを私は持っている。そんな誰にも告げることのできない恋への情熱を歌った楽曲
です。その恋をしている瞬間だけ同時に彼女は自分自身を好きでいられたのかもしれませんね。
3934 「デジタルスープ」　ユニコーン 12/09/26
S（11/4/27）/A「Z」（11/5/25）
　世の中なんでもデジタル化に向かってるけど、実際にそれを操るのはアナログの塊である人間な
のだから、結局肝心なところはアナログに頼らざるをえないのだ。逆にいくら科学が進化しようとも
人間のアナログさには追いつけるはずがない、とも言える。デジタルは人間ができないことをできて
も過ちまではカバーできない。過ちを認識しながら前へ進むことはデジタルにはできないのだから。
4887 「デジタルモグラ」　ゲスの極み乙女。 15/05/07
A「魅力がすごいよ」（14/10/29）
　この世のすべてをヤツに監視されている。見られてはそれを全世界に配信されている。だから陰
でコソコソ楽しようとしてもすべては誰もがお見通し。だから外面をどれだけ誤魔化しても結局は
意味がないんだよね。って、意味はこんな感じなのかな？ちょっと歌詞の内容がぶっ飛んでいてつ
いてけない部分もあるけど「誰が理想ってやつなんだ」からのサビ部に何か感じるものがあります。
2968 「deja vu」　斉藤和義 09/02/03
S（94/11/23）
　愛しい君が眠るその横で、僕はいつかこれと同じ光景を見た気がした。これが遠い昔夢に見て
いた「幸せ」ってやつなんじゃないかな。彼の作品にしては珍しく（笑）、男が至福の幸せを感じる
瞬間を歌にしてますが、そこにもどこか切なさを感じさせるところが彼の魅力なんですよね。それは
男を童心に帰します。だからいつまでたっても「しょうがない」と言われ続ける生き物なのだ（笑）。
934 「DESTINY」　MY LITTLE LOVER 03/01/23
A「NEW ADVENTURE」（98/9/2）
　マイ・リトル・ラバーの数ある楽曲の中でも、すごく好きなメロディーですね。何気なく過ごしている
日々の中で、涙を流すっていうことがホントに少なくなった時代だと思います。ではどうすれば涙が
あふれてくるのか？それはその人の心が強く揺さぶられた時なのではないかな？たとえば好きな人
のことを強く想い続けるなんてこともそのうちのひとつではないのではないかな、と思ったりもします。
2345 「destined for・・・」　TM Revolution 07/02/06
A「SEVENTH HEAVEN」（04/3/17）
　切ない旋律で奏でられたロックバラード。運命って今生きているこの瞬間に実感できるものでは
ないのかもしれない。ある出来事が過ぎ去って自分の過去を振り返った時初めて「もしやあの出
逢いこそが運命だったのでは？」と後から気づくことがほとんど。この曲は君がこの人生で逢うべき
人だったんだと実感する男の心情が描かれてる。その運命が本人に痛みを残すものだとしても。
1561 「てっぺん」　ゆず 04/10/14
A「ゆずの素」（97/10/25）
　「本当の勝者」っていうのは、いったいどういう人のことをさすのだろう？六大学を出て、いい会社
に入って、安定した生活をしてる人のことを言うのだろうか？世間でいつも勝ち誇ってる人を言うの
だろうか？でもボクもこの歌のように、そんな勝者なんかよりもどんなに貧しくても笑ったり歌ったりで
きる、人の気持ちがわかる「最強のバカ」になりたい。いや〜、聴けば聴くほど痛快な歌だよなあ。
2587 「てっぺんまでもうすぐ」　槇原敬之 07/10/06
A「君は僕の宝物」（92/6/25）
　彼女とのデートのたんびに恋人らしく腕を組んだりキスしたいな〜と何度も思うんだけど、いざそう
いうチャンスが巡って来ても一歩も先に踏み出せない男の子の表情をとらえた楽曲。いや〜この若
い時のドキドキ感ってすごくうらやましく思うんですよねえ（←オヤジか！・・・だな（笑））。そして最後
に観覧車に乗り込んだ彼は勇気を出してついに・・・ってこの先は曲を聴いてみてくださいね（笑）。
3206 「テトラポットの上」　ザ・ブルーハーツ 09/09/29
A「STICK OUT」（93/2/10）
　世間はどんなことでも「白」か「黒」かのどちらかに分けたがる。だけど確実にその間の「灰色」は存
在し、それがあるから「白」も「黒」も存在していられるんだと思うんですけどね。普通に聴いてるとた
だの「魚釣り」の歌にも聴こえなくもないですが（笑）彼らなりのメッセージが隠されている気がします。
もちろんそこも「灰色」。”20世紀の終わりに僕ら始まったばかり”ってフレーズが印象的な曲ですね。

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