フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

〜き

4723 「Q&A」 B'z 14/11/24
A「The Best XXV」(13/6/12)
 人生は必ずどこかにあるであろう答えを探し出すゲームなのかもしれないな。でもいつか答え
らしいものにたどり着けたとしても最後まで「正解」を見つけることはできないんだろうね。だって
そう簡単に「正解」を見つけてしまえたら人生の意味がなくなっちゃうことになるもんね。めんどう
くさいことばかり押し寄せる。その中にもヒントがあると思えれば生き方も変わってくるのかもね。
4548 「Q・O・L」 森山直太朗 14/06/02
A「風待ち交差点」(06/11/29)
 人類が絶滅せずここまで生き延びてこられたのには意味があるのだろうか?地球からはほん
の一瞬の人類の歴史も我々にとっては長い長い悲しみと喜びの物語。難しく考えたって好転
する保証はないし自分たちさえよけりゃ的に好き勝手に生きれるほど悪党にもなりきれない。
「クオリティオブライフ」を考える時、ただ悔いだけは残したくないなと思うことで精いっぱいかな。
722 「球根」 the yellow monkey 02/06/17
A「PUNCH DRUNKERD」(98/3/4)
 タイトルからしていきなり「球根」!しかもその地に根ざすような感じがするほど重たいロックバ
ラードです。「身体で身体を強く結びました 永遠の中に生命のスタッカート」なんてすごい表現
なのでしょう。彼らの歌う恋の歌はそのほとんどに「死」の匂いを感じさせますが「人を愛する」と
いうことは彼らにとってまさに「生か死か」なんでしょうね。そこが彼らの魅力でもあるのだけれど。
1137 「90ページの日記帳」 村下孝蔵 03/08/14
A「夢の跡」(82/4/21)
 「淋しい時ほどよく笑えることを あなたと別れて初めて知りました」と始まる曲。今となっては
彼が忘れていったサングラスだけが彼女の生きがい。彼にとって終わった恋でも彼女にとっては
生きている。悲しむだけじゃ本当にひとりぼっちになってしまうから、友達といっしょに過ごし笑え
る自分に驚く彼女。でも悲しい旋律が笑みはその悲しみの裏返しであることを奏でています。
2409 「キューティパイ」 ザ・ブルーハーツ 07/04/11
A「BUST WASTE HIP」(90/9/10)
 激しいエレキギターのリフの中ただ円周率の数字をひたすら激しく唱え続けるという、ある意
味”これぞロックだ!”とも思える楽曲。無意味なように思える行動の中にこそ真理ってあった
りするのかもしれない。うまく言葉にゃできないけれど。実際に一度聴いたら忘れられないもん
なこの曲のインパクト。ただここで歌われる円周率の数字はいまだ覚えちゃいないけど(笑)。
3184 「牛乳のんでギュー」 KAN 09/09/07
A「東雲」(94/11/26)
 俺は君より背が低いし、なんだかんだ言い合っても結局最後はいつも俺のほうが折れてる。
せめて背だけでも私を追い越してよ、と君は毎日俺に牛乳飲めというけど。ぶっきらぼうな口
ぶりに「この男、かなり亭主関白かな」と思いきや、惚れた女の言うことなら何でも素直に聞く
滑稽さ(笑)。ブルージーで大胆なピアノとこの男の心の叫びのアンバランスさが絶妙な一曲。
1660 「境界線」 ゆず 05/01/21
A「ゆず一家」(98/7/23)
 人生にとって”ここから先は今までとは違うよ”っていう「境界線」っていうのがあると思います。
当の本人はそれに気づかないことが多いんだろうけど、ある意味それは「人生の分岐点」と呼
べるのかもしれない。ただこの曲、聴きようによっては「死後の世界」を歌ってるようにもボクには
感じるんですよね。しかも聴いた後、なぜか爽やかな気分になれてしまうのも彼らの個性だ。
761 「境界線上のアリア」 浜田省吾 02/07/26
A「その永遠の一秒に」(93/9/6)
 いくら社会の中に身を置いて、たくさんの人間の中にいても、結局最後に行きつくところは「
自分はひとりきりだ」ということ。いろんな人からアドバイスを受け取ることは出来ても、それを実
行できるのは自分しかいない。時にはちっぽけに思える自分の存在を、こうやって考えてみる
のもいいですね。「OH 黄金色の〜♪」のところでなぜかボクは必ず涙ぐんでしまいます(笑)。
1965 「郷愁」 斉藤和義 06/01/22
S(97/1/22)
 夕暮れ時の電車に乗るとメチャクチャおセンチな気持ちになってしまうのは何故だろう?(笑)
何もなかったところにビルが建ち、またひとつ夕暮れの風景が変わってゆく。そんな中、あの日の
僕に戻れたら、とそんなこと思ってみたりもして。足を踏み入れたことのない”明日”に向かうの
は誰でも怖い。だからといって、戻ろうとしてももう二度と”あの日の僕”には戻れないんだよな。
3110 「今日という日を歌にして」 やなわらばー 09/06/25
A「歌ぐすい」(07/8/29)
 悲しい歌、楽しい歌、怒りの歌。歌ってその時の感情にまかせてできるんだろうけど、何気
ない日常を歌にするってことが実は一番難しいのかもしれない。とりあげるほどのトピックスもな
い自分なりの言葉で綴る日常。それはつまらないものかもしれない。だけど、何事もないことこ
そ実は平和なことなんだと気づいた時、何気ない日常がすごく大切に思えてくるんですよね。
1650 「今日の証」 広沢タダシ 05/01/11
A「喜びの歌」(02/2/20)
 どんなにつらいことがあっても、それを”つらい”と感じるのは、自分が今日を生きた証だからな
んだよな、きっと。この歌の恋人たちはお互いに離ればなれの生活の中でどんなにつらい目に
遭おうとも、お互いの存在が生きる力になっている気がするな。一日が幕を閉じようとしている
ような優しく温かいメロディーが、さらにこの曲の情感を高めている気がする楽曲。染みるね。
4369 「今日の全部を」 SION 13/12/05
A「Naked Tracks 2 〜鬼は外〜」(09/9/13)
 こんな寒い日にお前のことを思い出してる。場当たり的に生きていた俺と違い、お前はいつ
も大切なものを見抜いていたっけな。その当時はわからなかったけど、今それがわかるようにな
った。空は俺の心の中のようにどんよりと曇ってる。こんな時にお前を思い出すってことは、何か
あるのかな。いつも一生懸命がんばっていたお前。俺も今日からやる。今日の全部を懸けて。
2410 「今日はどこに行こ」 SION 07/04/12
A「10+1」(94/10/10)
 春の陽射しの暖かいとある休日。今日はどこへ行こうか。公園のベンチで花見でもしようか。
それとも家の中でゴロゴロしていようか。まあ俺はどっちでもいいよ。お前はいつも寝ぼすけだから
せっかく俺が休みをとれたって、いつもスヤスヤ寝てるもんな。そんなこと思ってたら俺もだんだん
眠くなってきた。今日の陽射しはとても暖かいな。ただ、お前が生きていてくれたらよかったのに。
3931 「共犯者」 スネオヘアー 12/09/23
S(08/10/29)/A「バースデー」(08/11/12)
 着地点を描いて生きている人ってどれくらいいるだろう?大抵の人が成り行きまかせにしている
気がする。この男は誰からも許してもらえないであろう恋に落ち、まるで人目を避けるかのように
彼女の手を引いて逃げ回っている。人間らしく本能から答えを出したふたりの行く末を、人が人
間らしく生きるために作ったはずの秩序、倫理、常識が邪魔してるんだよね。皮肉なことだけど。
1383 「今日までそして明日から」 吉田拓郎 04/04/19
A「青春の詩」(70/11/1)
 ふと気づけば自分は今日まで実にいろんな人と出会い、ここまでやってきました。人にはそれ
ぞれその人なりに置かれた環境があって時には傷ついたり、疑ったり、悩んだり。あるいは逆に
傷つけたり、疑われたり、悩んだり。人生山あり谷あり、何度も峠を越えてきたはず。ボクにも
今日までいろんなことがありました。そして明日からも同じように生きてゆくんでしょうね、きっと。
3719 「今日も どこかで」 小田和正 12/02/24
S(08/11/5)
 どんな孤独を抱えた人であろうと、ひとりで生きてきたわけじゃない。知らないうちに誰かに助
けられ見守られ生きてきたんだ。そして今日もどこかで見守ってくれている人がいる。自分も誰
かを見守って生きている。何か大切なものを忘れかけた時にこういう曲を聴くとすごく心を救わ
れる。「生きていてよかった」そう思える日が来た時初めて人はその繋がりに感謝するのだろう。

フェイバリット・ソングスへ