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〜い

2216 「十六夜」 さだまさし 06/09/30
A「夢ばかりみていた」(90/2/25)
 友達ってホントに生きていくうえでの助けになってるいるなあって気がします。そりゃあ毎日会え
ればそれにこしたことはないんだけど、でも逆に簡単には会えないからこそ、会った時の喜びは何
倍にも膨れ上がる気もする。人はいつまでも子供の顔では生きられない。でも会えば心も顔も
子供の頃に戻れるっていう関係はいつまでも持ち続けたいものだし大切にしたいものですよね。
3943 「石コロDays」 スキマスイッチ 12/10/05
S「晴ときどき曇」カップリング曲(11/9/14)/A「musium」(11/10/5)
 「夢を追いかける」ことは河川敷で誰が一番遠くに石を飛ばせるかを競い合うゲームに確かに
似てるところあるよね。ただ、遠くに飛ばせたからといってすべてが万事うまくいくということなんてな
いし「どうやったら遠くへ飛ばせるのか」を考え鍛えた努力じたいが別の答えを導き出すことだって
ある。人生どう転ぶかわからないけど前に進もうとする意志はもれなく必要だってことなんだよね。
4582 「石ころ伝説」 馬場俊英 14/07/06
A「キャンディー工場」(13/10/9)
 目の前に広がる風景は昔からそうだったのではない。あらゆる人々が葛藤と闘い、さまざまな過
程を経て今ここにあるんだ。人生も同じではないだろうか?華やかに見える人にだって紆余曲折
はあったはずだ。これから先も華やかなままで終わるとは限らない。ひとりの人生をとりあげてみたっ
て数えきれないドラマがある。人間は石ころに似ているね。磨けば磨くほど輝きを放つ石ころに。
1977 「碑(いしぶみ)」 長渕剛 06/02/03
A「Bye Bye」(81/10/1)
 印象に強く残るエレキギターのフレーズが忘れられない楽曲。正直者は裏通りばかりを歩き疑
わしいヤツばかりが表通りを歩いている。この図式は彼の初期の楽曲に多く使われてる状況。だ
けどこれは彼自身に対しての戒めのようにも。”といだ刃が折れるまで まだまだ まだまだ・・・立ち
上がれ!”生きるって何度も苦しみに立ち向かいながらも、自分の中の刃をとぐことなのかもね。
4523 「石仏」 河島英五 14/05/08
A「仁醒」(78/11/10)
 山奥の道からはずれた場所にひっそりといる小さなお地蔵さん。いったいいつからそこにたたずん
でいるのだろう?そしていったい誰が、どんな思いで作ったのだろう?確実に言えることは、それは
道楽で作られたものではなく、どこかの誰かの情念がこめられて作られたに違いない。だからこそ
あんなにしっかり目を閉じているのだろう。大昔の誰かの人生の悲しみや苦しみを背負いながら。
1941 「以上」 ゆず 05/12/29
A「ゆず一家」(98/7/23)
 確かに今の世の中には余計なことが多すぎて、本当に大切なことっていうものがなおざりにされ
てる印象が強いです。でもそんなギスギスした世の中だからこそ、人のちょっとした温かい言葉や
心遣いが逆にとてつもなくうれしくなるのかもな。そんな世の中のテーマを青年の心に投影して描
かれたラブソング。今もしかしたら人間は厳しい世界ってものの中で試され続けているのかもね?
2047 「伊豆あたりに」 GOING UNDER GROUND 06/04/14
A「GOING UNDER GROUND」(00/5/24)
 恋人に内緒にしてひとりで遠くに出かけたい!恋人のいない人から見れば「なんだ!コンチクシ
ョウ!」と思われかねないシチュエーションですが(笑)彼は当然彼女との出逢いをステキだとは感
じているけれど、きっと彼女の前で着飾ってる自分の心に嫌気がさし、本当の自分の姿を取り戻
したかったのかもしれない。だけど行きたかったって場所が「伊豆」だったってのがまたいいね(笑)。
1867 「IS IT YOU?」 hitomi 05/10/16
S(01/8/22)
 この人だ!と心の底から信じられる人を見つけた瞬間、人は今まで悩んでたことがまるでウソの
ように視界がひらけていくものなのかもしれません。それは恋人であったり、はたまた親友であった
り。だけどたとえどんなに信じ切れる人が現れたとしても、またすぐに壁は立ちふさがる。それは世
の常です。でもその存在がさらなる壁を越えてゆく力になってゆくんだろうな。そんな気がします。
3987 「いたいけな秋」 斉藤和義 12/11/18
A「ARE YOU READY?」(10/10/27)
 今歩いている道が正しいのか正しくないのか?それを知るのはさらに歩いた先になる。「巨匠」と
呼ばれる人たちが世に名だたる作品たちを発表した年齢をひとつ、またひとつと越してゆくのに僕
は相変わらず「世界は自分の味方なんだ」という空想の世界から抜け出せないでいる。今日もま
たいつもと同じように何事も変わらない一日を過ごしてしまった。本当にそれでいいのだろうか?
4810 「イタイケな太陽」 稲葉浩志 15/02/19
A「Hadou」(10/8/18)
 君と出会うことができたから今も僕はこうして前を向いて歩くことができているんだ。君と出会う前
は自分の嫌なところばかり探しては勝手にくすぶっていたりした僕は、ついに僕だけの太陽を見つ
けた。君と出会ったのはそのぐらい衝撃的なことだった。今が人生で一番楽しい。その連続がこれ
からの僕の道を照らしてゆくだろう。それがたったひとつの僕だけの道しるべになってゆく気がする。
4583 「痛み」 阿部真央 14/07/07
A「素。」(11/6/1)
 いつまでも純情ではいられない。なぜなら純情でい続ければ、生きることがつらくなってくるから。
確かに世の中は純情のまま生きてゆけるほど都合よくできていない。だからといって純情を捨てる
ことは逃げるのと同じじゃないだろうか。純情でい続けることは大人になりきれていないと思われが
ちだ。でも純情を持ち続けながら生きてゆく方がよっぽど難しいし価値があるように思えるのです。
2858 「一億の夜を越えて」 オフコース 08/10/16
A「We are」(80/11/21)
 誰の声にも耳を貸さずただ一点に向かって突っ走るってことがすごく難しい時代になりました。
目的地が同じならば一辺倒にならず、もっとスマートに生きる方がかっこいいって風潮がさらに強
くなってきたけど、やっぱり不器用なまま思いのままに突っ走っていくことも忘れたくないな、と聴く
たびに思ってしまう曲。オフコースの、ロックで男っぽい部分が前面に出た貴重な作品ですよね。
3858 「1か8」 ゆず 12/07/12
A「2 -NI-」(11/2/16)
 できるだけ周りに合わせて平均的な自分を目指す。現代人として当然、と教えられてきたけど
右も左も同じでいいなら別にここにいるのが僕じゃなくてもいいんじゃない?「あれ」だの「これ」だ
の「それ」だの「どれ」だとややこしいぐらい代名詞を連呼する曲ですが、その連呼が日々迷いなが
らも生きている若者たちの心のうちを代弁しているんだろうな。彼らお得意の言葉遊びも充実。
3514 「いちご」 ゆず 11/08/03
S(09/7/29)/A「FURUSATO」(09/10/7)
 「ゆずがいちごを唄う」という妙な取り合わせですが(笑)すごくジューシーな曲ですよね。随所
にみられる言葉遊びもさることながら、恋心の話が宇宙にまで広がってしまうというスケールのデ
カさが痛快。『虹』『逢いたい』という2枚の重厚なテーマのシングルが発表されたあとのこの曲の
発表に、作品のこの幅の広さが彼らの魅力なんだなとつくづく感心させられちゃう曲なのです。
2593 「一期一会」 熊木杏里 07/10/12
A「風の中の行進」(06/9/21)
 日々をのほほんと過ごしているとあまり気づかないことなんですが、今日一日っていう存在はも
う二度と過ごすことのできないかけがえのないものなんですよね。できれば明日なんか来ない方が
いい、なんて日も中にはあるけど(笑)その時の流れは誰にも止められない。今日は昨日となって
終りゆく。そして明日は新しい今日として生まれてくる。そう考えると日を経るって、すごいことだ。
2903 「一期一会」 中島みゆき 08/11/30
S(07/7/11)/A「I Love You,答えてくれ」(07/10/3)
 その人と「出会う」ことは一生に一度しかないんですよね。なぜなら二度目はもう「出会う」こと
にはならないから。当然出会った時点から何度も会える人もいれば、もう二度と会えない人もい
る。だから「一期一会」という言葉に切ない響きを感じるのでしょう。”忘れないで私のことより あ
なたの笑顔を忘れないで”という一節。もちろん「私を忘れてほしくない」の裏返しなんだろうけど。
2812 「いちごいちえ」 やなわらばー 08/06/29
S(07/7/25)/A「歌ぐすい」(07/8/29)
 生まれてから今まで出会ってきた人って数限りなくいるわけだけど、思い返せばその出会いのひ
とつひとつはそれぞれがこの世にひとつしかない奇跡なんですよね。普段は当たり前になってて忘
れがちだけど、肉親となった父や母、兄弟たちとの出会いだってもちろん立派な奇跡。その人たち
の裏側を知れば知るほどお互いの絆が強くなってゆくってすごく人間くさくて素晴らしいことだよね。
596 「『いちご白書』をもう一度」 ばんばん 02/02/10
S(75/8/21)
 その切なげなメロディーと歌詞に惚れました(笑)。荒井由実作詞・作曲というのも手伝ってか
「ばんばん」は一気にスターダムにのし上がったそうです。ってこのとき、まだボクは3歳だったんです
けどね(笑)。その時代の風を感じることができなかったにしても、この楽曲を聴くと、「もののあは
れ」というものは時代を超越してるもんだと思います。だって20年以上の時を経ても感動したし。
3377 「苺ノ唄」 さだまさし 10/03/19
S「しあわせについて」カップリング曲(82/5/25)
 切ない旋律が印象的な楽曲。生きてゆくということは喜びももちろんあるけど、それと同じくらいの
悲しみも経験する。いつも心をガードして、いつも心に嘘をついてないと思わぬ場面で足元をすく
われる。だから心の奥の方に突き刺さってる「唄」に人は惑わされ、自分をまた見失う。それはその
「唄」が歌おうとした未来がいかに現実とかけ離れているかを思い知らされるからなのかもしれない。
1972 「一途な恋」 TMN 06/01/29
S(93/9/29)
 この頃の彼らは、なっかなか新曲を出さないグループとしてファンをやきもきさせてたよなあ(笑)。
そんな待ちに待った中発表されたのがこのシングルだったんだけど、まさかこんなストレートな、しか
も日本語のタイトルでくるとは思わなかった。喧騒渦巻く街の中で、ただ一点だけを見つめて歩く
女性像が浮かび上がってくる。はかなくも力強いハイスピードなメロディーが印象的な一曲です。
3705 「一途に想うということ」 ほたる日和 12/02/10
A「elementary」(10/2/17)
 「この人だ」と思える人と出会えても慣れてくると今まで感じなかったことを感じるようになり、逆
に感じていたものを見失ってゆくことがある。だから「好き」の意味は深い。「ここは嫌いだな」と思
える部分も含めての「好き」になるんだろうな。すべてを疑わず信じ切るにはあまりにも不十分な
この世界。そんな中「一緒に歩いて行きたい」という人に出会えるって奇跡のようなものだよね。
4346 「1+1」 GOING UNDER GROUND 13/11/12
A「Roots & Routes」(12/11/14)
 「痛みも人生の醍醐味さ」そう思える自分になれるだろうか?どちらかといえばうまくいかないこ
との方が多いこの人生。でも体験した悲しさ、みじめさをどうとらえるかで、そこから先の生き方は
変わってくるんだよね。1足す1が3にも4にもなる世界。どんな出来事も経験に足されることはあ
っても、引かれることはない。そう考えれば、人生で体験するすべてのことが宝と呼べるのかもね。
1349 「一日の始まりに」 Every Little Thing 04/03/16
S「また あした」カップリング曲(03/11/12)
 毎日を何も考えずに生きていると、一生懸命生きてるとは思ってみても、何だかすごく浪費して
るような気になってしまいます。明日に期待しなくなってしまうっていうこの主人公の気持ちも何と
わかる気がする。彼女はそんな主人公の前に現れた。彼女のおかげで、彼の今までもっていた世
界観は一変します。やっぱり人は気持ち次第で、いくらでも変われるものなのかもしれないなあ。
1596 「一番みじかいKiss」 辛島美登里 04/11/18
A「Green」(91/2/27)
 彼との別れが来たというのに、なぜか彼との楽しかった想い出ばかりが脳裏をよぎってしまう女性
の心情を歌った一編。彼と別れればまた新しい出逢いがあってまた新しい恋ができるっていうのを
わかってはいるけれど、やはり彼を忘れずにいたい。だから彼は私にとってこの世で一番憎むべき人
でいてほしい。う〜む、これは男性諸氏じゃわからない女性の世界観なのかもしれませんね(笑)。
1758 「1秒前の君にはもう2度と会えない」 槇原敬之 05/06/29
A「Home Sweet Home」(01/11/21)
 「1秒前の君にはもう2度と会えない」なんだかすごくこのタイトルに惹かれるんですよね。確かに
人は形のないものに対して正しいだの間違ってるだのって言い争って、その末路として悲しい別れ
を重ねてゆくのだけど、ホントに大事なのは正しいか間違っているかじゃなく、言い争った末に目の
前の人を失ってしまうってこと。だからこそ時には「ごめんね」って一言こそが大事なのかもしれない。
3321 「イチブトゼンブ」 B'z 10/01/22
S(09/8/5)/A「MAGIC」(09/11/18)
 どこまでが「一部」でどこまでいけば「全部」なのかなんて誰にもわからないことなんです。なのに
人はすべてを知りたいと思ってしまう。愛しい人のことをすべて知りたがるのは、それだけ自分にそ
の人を振り向かせ続けるだけの自信がないってことの裏返しなんだろうな。だけど誰にだって秘め
た部分ってあるし、だからこそそれが自分以外の誰かに惹かれる要素にもなるんじゃないかな。
2537 「一枚の写真」 小田和正 07/08/17
A「BETWEEN THE WORD & THE HEART」(88/3/5)
 夏休みの終わり際に短い恋をした青年の心情を綴った一編。はじめから終わりが見えていた
恋。終わりが見えてるのに恋してしまうという、これが理屈では言い表せない人間のサガなのか
もしれませんね。ふたりを遮るものが何もなかったということが皮肉にもその恋の終焉を早めてしま
ったのかもしれない。遮るものがあったらあったでまた迷う。恋ってホント複雑なものなんですね。
4658 「18000回以上も」 SION 14/09/20
A「NAKED TRACKS 3 〜今日が昨日の繰り返しでも〜」(10/6/21)
 いったい何回同じことを繰り返してきたんだ。少なくとも18000回以上も朝を迎えてきたというの
にいつも同じところで同じ痛みにぶち当たる。そろそろそれを打破できてもよさそうなもんだろ?あ
の子を見ろ。俺よりもっと過酷な状況にいて苦しいはずなのに、それでも自棄にならず笑顔で俺
の心まで救ってくれてる。あの子に比べりゃまだまだ救われてる状況だろ。いい加減にしろよ、俺。
2764 「1万メートルの景色」 小松未歩 08/05/12
A「未来」(98/12/19)
 恋をするって雲の中を飛行するようなものなのかもしれないな。雲の中を飛べばもちろん視界が
悪いわけだから右も左もわからず、迷いだけが先走る。だけどいったん雲が切れれば、そこには爽
やかなぐらいの青空が一面に広がる。この曲はそんな恋心の浮き沈みを歌にしてるような気がす
る。時には嵐のような前に進めない日もあるけど、飛べば飛ぶだけより絆は深まっていくんだよな。
3526 「銀杏散りやまず」 さだまさし 11/08/15
A「さよなら にっぽん」(95/10/25)
 彼の伯父の生き様と戦争を唄った壮大な一編。戦争が起こらなければ生まれない軌跡ももち
ろんあった。起こったからこそこの国が平和ではないにしろ戦争をせずにいられる部分ももちろんあ
る。大事なのは二度と戦争を起こさないという決意なんだ。あの戦争のさなか苦しみながらも生
き抜いた命も戦禍に散った命も確かにあった。どんなに正しかろう戦争も、悲しみしか残さない。

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