4thアルバム
ゆずえん
99.10.14
 
1. えん
2. 始まりの場所
3. サヨナラバス
4. 「バイバイ」
5. センチメンタル
6. 方程式2
7. いつか
8. オーバー
9. 傍観者
10.灰皿の上から
11.からっぽ
12.未練歌
13.終わらない映画
14.悲しみの傘
15.友達の唄
 
 
 傑作シングル「7.いつか」のヒットで一躍有名になったゆずのふたりが繰り出した4thアルバム。夕暮れ
を思い起こさせるインスト「1.えん」から「2.始まりの場所」へ。今いる場所がイヤならそこを”始まりの場所
”にして歩き出そうよっていうメッセージを感じる曲。「3.サヨナラバス」は若いふたりの別れの情景。好き
なのに彼女を追えない心境・・・甘酸っぱいなあ。「4.「バイバイ」」は自分の心を正直に話せる彼女との別
れを・・・まさにこの2曲は北川くんと岩沢くんの”サヨナラ”対決か?(笑)「5.センチメンタル」は出会いと
別れを繰り返しながら傷ついた心をひとつひとつ取り戻していこうとする青年の気持ちを海になぞらえて
綴った楽曲。「6.方程式 2」は彼女に遠回しにさよならを告げられていたことに気づいた青年の宙ぶらり
んな心境を歌ってる。「7.いつか」は遠くにいる愛しい人への想いを綴った名曲。「あなたを想い唄い続け
て行く それだけが僕の全て」・・・う〜む、ジーンと来ますね。「8.オーバー」はシンプルなラブソングなん
だけど、この歌自体が”オーバー”に歌ってるってことなんだろうか?(笑)「9.傍観者」はタイトル通り冷た
い視線で見てる傍観者のヤジなんか気にせずに、自分自身が感動できる生き方を目指そうっていうテー
マを激しいサウンドにのせて歌った一曲。「10.灰皿の上から」は臆病な自分とわかってはいても、なかなか
先へ進めない苛立ちを歌ってる。「11.からっぽ」は好きな人を失って虚ろな心のまま街をさまよう青年の
気持ちを綴った一曲。やはりジーンと来ます(笑)。「12.未練歌」はひたすら「未練歌!」と繰り返しながら
安直な自分を責め続ける歌。「13.終わらない映画」は毎日を「終わらない映画」ととらえて生きてく青年を
軽いタッチで歌った楽曲。「14.悲しみの傘」は雨の情景と共に思い出す別れた彼女との想い出を綴った
悲しい楽曲。残された傘だけが彼女が去った「あの日」を物語ってる・・・。ラストを飾る「15.友達の唄」
メロディーを聴いただけで救われた気がするような、そんなポップな一曲。それぞれ悩みを持って生きてる
仲間が集まれば、なんとかなるさと思えるもんさ!このアルバムは自問自答するシーンが歌の各所に見
えるけど、それだけゆずのふたりが成長してるってことなんだろうな(←他人様のこと言える身分か(笑))。

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