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〜と

4043 「年上の彼」 奥華子 13/01/13
A「good-bye」(12/2/12)
 付き合っていた時、あなたは私より7つも年上の人だった。いつも落ち着き払っていて、いつまで
経っても私は追いつけなかったよね。けんかしてもあなたはいつも理路整然としていて私だけが空
回りしていたっけ。今私はようやくあの時のあなたの年齢に追いついた。今の私なら少しはあの時
のあなたに追いつけるかしら。唯一あなたに勝っていたのは「好き」だという気持ちだけだったよね。
3072 「どしゃぶりジョナサン」 斉藤和義 09/05/18
A「I LOVE ME」(07/10/17)
 切ないカットギターのイントロが印象的な楽曲。彼の作品には暗闇の中をさまよう主人公が数
多く登場し、そして光を見つけられないまま、そのまま曲が終わってしまうというものが多いのです
が、そこが鋭いリアルになって突き刺さってくるんですよね。その暗闇を開ける鍵は自分の中にし
かない。それをわかってるのに・・・今日もそんな男のむなしい”I LOVE YOU”が闇にこだまする。
3408 「年をとろう」 ザ・ブルーハーツ 10/04/19
A「DUG OUT」(93/7/10)
 どんな過去を過ごしてこようとも「思い出」ってなぜか愛おしいものになってゆくんですよね。この
曲で「過去は良くも悪くも錬金術を使う」っていう表現をしているけど、ホントにそう思います。そ
れはきっと今がつらいからなんだろうけど、でもそのつらさがあるから次に来る試練にも耐えていけ
るんだろうな。そういう意味では、できれば軽やかにしなやかに年をとっていきたいものですよね。
1708 「どっかに行きたくなったら」 SION 05/05/10
A「抱きしめて」(95/11/22)
 悲しげなピアノの旋律と、しゃがれた歌声の絶妙なハーモニーが悲しみを増幅させる楽曲。自
分の隣には好きな人がいる。けどいつまでこんな幸せな生活が続けられるんだろう?・・・この人
はまず自分がダメな人間だってところから出発してる。だから、お前がどこかに行きたくなったら止
めないけど、もし俺がトチ狂ってどこかに行きかけた時は止めてくれって思いを抱くんだろうな。
3078 「どつぼにはまってどっぴんしゃ!」 長渕剛 09/05/24
A「SAMURAI」(98/10/14)
 すごく言葉が汚くて下世話で一本調子なこの曲ですが、彼なりのあまりにも不器用でまっすぐ
な思いが一本通った、愛すべきフォーキーな作品です。こういう曲はもう今後出てこないんじゃな
いかな。最近の彼の作品を見てるとそんな気にすらなってしまうのが残念なのですが。柔らかい
温かみのある演奏と”ケジメを知らねえから マジメをあざけ笑う”ってフレーズが忘れられないな。
3590 「とてもちいさなまち」 さだまさし 11/10/18
S「防人の詩」カップリング曲(80/7/10)
 生まれ育った町ってその人にとっての最後の砦なんじゃないかな。出て行った先でどんなにつ
らい目に遭おうと、帰ってくれば優しく包み込んでくれる両親のような存在。そこにいれば幸せに
暮らせることはわかってる。でもそれじゃダメだと青年はその町を背にして都会へと旅立ってゆく。
生まれ育った町に今もいる僕には逆に彼がうらやましい。いたらいたでいろいろあるしね(笑)。
2316 「届かない心」 あみん 07/01/08
A「P.S. あなたへ・・・」(83/4/25)
 告白ひとつもできずに別れてゆく心たち・・・この曲はそんな女性の悲しい感情を綴った作品。
簡単に心と心が結ばれる世の中だったら、きっと数多くの悲しみも生まれずにすんだのだろうにっ
て思う反面、こういう悲しみが数多くあるからこそ、素晴らしい悲しみの歌が数多く生まれたって
ことを考えると複雑(笑)。まあかく言うボクもその悲しみを生み出したひとりなんですが(笑)。
3154 「とどまることのない愛」 小松未歩 09/08/08
S(01/5/30)A「source」(02/9/25)
 「きっとわかってくれているだろう」と思うほど人の心は単純じゃなくて、言葉にして伝え続けてい
かないといつか心と心が相容れなくなる気がします。日々の暮らしの中でいつまでも人の心が変
わらない保証なんてどこにもないわけだから。でも言葉にしたとたんに妙に軽いものになっちゃう
感じもするんですよね。だけどそれでも相手をわかろうとする心、それが「とどまることのない愛」。
573 「DONNA」 the yellow monkey 02/01/18
A「未公開のエクスペリエンス・ムービー」(93/3/1)
 この曲を聴くと、まるでガラス張りの部屋に閉じ込められたような気分になります。この曲を作
った吉井和哉いわく、この曲を「四畳半フォーク」と呼んでいますが(笑)、このギター旋律によっ
て、異世界に引きずりこまれていくようです(笑)。ライブビデオ「追憶の銀幕」では、このオリジナ
ル音源よりもトリップできるような世界が広がっている。なす術のないやるせなさが広がります。
3884 「どなる、でんわ、どしゃぶり」 チャットモンチー 12/08/07
A「耳鳴り」(06/7/5)
 どしゃぶりの中彼に別れを切り出す彼女。電話の向こうにはお笑い番組を見ながら話を聞
いてる彼。対極にある状況が曲全体のやるせなさを醸し出している。最後に嘘をつきたくない
から思いの丈をぶつけて終わらせようとする彼女なのに目からは止めようがない涙が。嫌いに
なったはずなのに、この涙の理由を把握できない悲しみ。もしかしたら彼女の心にはまだ・・・。
2196 「トニー・マイ・フレンド」 森山直太朗 06/09/10
A「乾いた唄は魚の餌にちょうどいい」(02/10/2)
 幼くして亡くなった友達に向けて歌われた少年の歌。子供って「人が死ぬ」ってことに対して「
いつかまた会えるんだから」っていう少々ドライな考えを持っている気がします。でもそれって「も
う二度と永久にその人には会えない」っていうことがどういうことかわからないからなんですよね。
”塾に行かなきゃいけないから悲しんでるヒマはない”とつぶやく少年の姿が、現代的で悲しい。
2642 「飛梅」 さだまさし 07/11/30
A「風見鶏」(77/7/25)
 大宰府に伝わる「飛梅伝説」をモチーフに描かれた、恋の終わりの悲しい物語。菅原道真
を京から一夜で追ってきた梅のように、私もあなたがどこかに飛んでしまったら一夜で飛んでいく
と言ってくれたはずの彼女はもう僕の隣にはいない。この「飛梅伝説」とあの時の風を感じるた
び彼女は僕のことを思いだしてくれるだろうか・・・そんな男の悲しみを綴ったジーンと来る一編。
1782 「トブヨウニ」 YOSHII LOVINSON 05/07/23
A「WHITE ROOM」(05/3/9)
 ”捨ててしまったもの戻ってこないけれど なくしてしまったものなら急に帰ってくることあるんだ
ぜ”・・・この一節がグサッと胸に突き刺さる、ミディアムテンポで展開される楽曲。だけど今まで
のことも、これから起こることも、今考えたってどうにかなるもんでもない。それなら自分次第でこ
れからどうとでもなる”今”をどう生きてゆくかを考えようぜ!って言われてる気がする曲だな。
3219 「跳べ」 Mr.Children 09/10/12
A「I LOVE YOU」(05/9/21)
 自分にはこれといって取り柄がない。だからどっちに行っていいかわからない。正しいとされてる
ことをしたからっていい方向に風向きが変わるとも限らないし。みのもんたの言うとおりにしたって
死ぬ時は死ぬわけだし(笑)。今自分を縛ってるものを全部解き放って跳び出したい。多分自
分の中の混沌の原因はきっとそこなんだろう。でもそれがなくちゃ生きて行けないのもまた事実。
175 「飛べない鳥」 ゆず 00/12/02
A「トビラ」(00/11/1)
 シングルとしては久々に岩沢君がメインボーカルをつとめた楽曲。僕らは飛べない鳥のように
大空を見上げるたびに、自分の存在の小ささを思い知らされる。ってことはその悩みだってちっ
ぽけなものなんだ。彼の曲にはよく世の中と自分を対比して「自分はどうやってこの世界で生
きていったらいいのだろうか?」というものが結構あるけど、堅苦しくならず自然体で好きだな。
352 「とまどい」 GLAY 01/06/03
S(00/8/23)
 彼らの最近のシングル曲って、ちょっと明るすぎるかなあ。・・・というより昔の彼らの楽曲には
明るいメロディでも「憂いさ」がどこかに潜んでいたのだけど何か最近はノー天気に聴こえる。で
もこの曲はよかったね!夏の始まりと同時に恋の始まりを予感させるロックチューンなのじゃ!
こういう歌を「いいな!」って思えるうちは、ボクもまだまだイケるな(←どこいらへんが?笑))。
454 「とまりぎ」 村下孝蔵 01/09/13
A「花ざかり」(94/12/8)
 そこには愛する人を一途に想う女性のはかなくも美しい感情が描かれている。なんで彼はこ
うも女性の感情をうまく表現できるんだろう?(と思うよ、ボクは。)メロディーは決してハッピー
といえるような明るいものではないんだけども、ぐっと心に何かを残されるバラードの名曲。なぜ
かこの曲を聴くと枯葉散る木々を見ているような感覚に陥ってしまうのだ。必聴です、はい。
1679 「ドミノ」 山崎まさよし 05/02/09
A「ドミノ」(98/12/23)
 まるで文字通りドミノ倒しのようにたたみかけるメロディーに乗せて歌われた、自分ではもうど
うにも止めることのできない人生上の病みを歌ってる曲。でもちょっと聴き方を変えると「誠実」
とか「情」という大事ものがだんだん薄れてきたこの国を歌ってるような気もするんです。この国
も実はこの歌のように何もかも一度ぶち壊さなきゃ治らないならないかもしれませんね、既に。
3828 「灯-ともしび- 奥華子 12/06/12
A「BIRTHDAY」(09/7/15)
 自分の力だけで生きていくとしたら、いったいどれだけの強さを必要とするのだろう?自分の中
の価値観だけで悩み、苦しみ、時にはその力が間違った方に向いてしまうかもしれない。でも誰
かが自分を見つめていてくれると思えたら、自然と優しい気持ちのまま強くなれる気がする。そし
て自分もその誰かの人生を見つめていけたらきっとその人にも強い優しさが芽生えるのでしょう。
3952 「友だちが いなくなっちゃった」 長渕剛 12/10/14
A「JEEP」(90/8/25)
 意地を貫き通す。若い頃はそんな自分もいたかもね。でも今は状況が好転するなら意地が
通らなくてもいいんじゃないか?と考えてる自分がいる。「ご都合主義」そんな風にとらえる人も
いるかもしれない。要は生きていく姿勢の違いなんだよね。酒を飲まなくちゃ本音を語れない。
その本音だって羨みや愚痴ばかり。この曲の「彼」にも羨みを感じる。いいか悪いかは別にして。
3883 「友達だと思ってたのに」 森山直太朗 12/08/06
A「レア・トラックス Vol.1」(10/12/15)
 君を友達だと思っていた。みんなにけしかけられて僕に泣きながら拳を振り下ろすまでは。子
供たちは純真だからこそこの上ない邪悪となる。ためらいがないんだよね。「こうすればああなる」
って経験値が少ないから、感情のおもむくままに誰かを傷つける。彼は決して好きこのんで僕に
拳を上げたわけじゃない。わかるからこそ悲しい。誰に相談していいかもわからない。つらいよね。
4796 「友達の唄」 GReeeeN 15/02/05
A「歌うたいが歌うたいに来て歌うたえと言うが歌うたいが歌うたうだけうたい切れば
 歌うたうけれども歌うたいだけ歌うたい切れないから歌うたわぬ?」(12/6/27)
 生まれも育ちもまったく違った環境からやって来た。そんな僕らがこうして友達になって何かを
共有していこうと思えったってことはある意味奇跡に近いことだよね。これからどうなっていくかわ
からないけど、きっと今感じているよりつらい未来が待っているんだろうけど、それも君さえいれば
何とかやっていける気がする。僕は僕を、君は君を辞めない物語がこれからも続いていくんだ。
1770 「友達の唄」 ゆず 05/07/11
A「ゆずえん」(99/10/14)
 友達ってのはホントにかけがえのないものだよなあって感じさせてくれる一曲です。日々生き
ていれば、もしかしたら楽しいことよりもつらいことの方が多いかもしれない。だけど友達と笑って
話してる時だけはそんな不安や悩みもどこかに吹き飛んじゃう。決して現実逃避するということ
ではなくて、その語らいはきっと、また明日からがんばっていこうっていう自分の糧になるんだ。
4756 「tomoni」 KOKIA 14/12/27
A「trip trip」(02/1/23)
 この惑星ではすべてが共に呼吸をしていたはず。なのにその中でも人間は山を削り、海や
川を埋め立て、空を汚してとやりたい放題。限られた「地球」という唯一無二の環境の中でい
つしかそれが当たり前のように行われている。すべての自然はきっとこう思ってる。「もう少し待
つ」と。それでも人間たちがわからなかった時は自然のすべての力を結集して思い知らせると。
4540 「友へ」 高橋優 14/05/24
A「僕らの平成ロックンロール」(09/7/8)
 僕らは他愛のない言葉さえ伝えるのに躊躇する。それは相手がどう受け取り、どんな反応
を見せるかが怖いからなのかもね。ただこの先この世界でどんな悲しいことが起こるにせよ僕ら
はそのすべてを受け入れ、背負っていかなくてはならない。起きてしまったことはどうあがいても
消し去ることなどできない。だけどこれから起ころうとしていることを変えてゆくことはできるんだ。
3362 「友よ」 千綿ヒデノリ 10/03/04
A「rule」(05/10/7)
 僕はいつも何かを誰かのせいにしていた。だけど君はそんな僕をいつも励まし、温かい目で見
ていてくれたよね。人はひとりでは生きてはゆけない。だとしたら、僕を救ってくれた君に僕はいっ
たい何をしてあげられるのだろう?今を生きるということはある種戦いでもある。栄光を勝ち取る
人もいれば、傷つき心を閉ざす人もいる。大変な思いをしてるのは自分だけじゃないんだよね。
1016 「友よ」 長渕剛 03/04/15
A「家族」(96/1/1)
 彼なりの優しさがいっぱいこめられています。少年時代に信じたものって無垢で大切なことが
多い。でも成長につれ知恵と同時にいろんな垢がついて、無垢な心で見れた物事を直視で
きなくなる。そんな同世代の人達に向かって語りかけるように歌われたバラード曲。慣れてしま
うと何でも無難にこなしてしまうけど、時には幼児のような目で見ることも必要なんだよなあ。
4610 「友よ語ろう」 河島英五 14/08/03
A「文明U」(80/11/21)
 僕らは戦争を体験して生死をさまよったり、食べるものがなくて困ったような経験もない。な
のに時々まるでこの世の終わりが来たかような悩みを抱えることがある。他人からすればそんな
悩みは取るに足らぬことかもしれない。でも当人には切羽詰ったものなのだ。そんな僕の思い
を君はわかってくれた。だから今夜君と朝まで語りたい。たとえ、そこで悩みがなくならなくても。

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