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〜ほ

4181 「VOICE」 Perfume 13/05/31
S(10/8/11)/A「JPN」(11/11/30)
 手の届かないものを手に入れる。それはたとえどんな作業にしろ困難を極める。それは現在とい
う確かな時間にいる自分が、未来というこれから訪れるかどうか不確かな時間に手を伸ばすわ
だから。だからといっていつもボーっとしていて望む未来を手にできるわけがない。たとえそれが徒労
に終わる可能性があっても手を伸ばし続けるしかない。点と点を今につなげていくしかないよね。
4204 「voice」 ほたる日和 13/06/23
A「センチメンタル マインド」(11/11/2)
 自分ひとりで生きていたとしたら、僕はもうとっくにつぶれていただろう。周りの人すべてを敵だと
思い込み自分ひとりの力で何とかしようと突っ走っていただろう。でも知らないところで誰かに助け
られてきたんだ。ある意味自分と敵対する存在もその存在があるからこそ今の僕が存在できてい
るんだ。そう考えるとどんなに文明が先に行っても最後に大切なのは「人の心」だってことになる。
1138 「Voice of Angel」 リンドバーグ 03/08/15
A「LINDBERG V」(90/4/21)
 世界で起きている戦争の渦。日本人っていい加減なもので「咽元過ぎれば熱さを忘れる」とい
う故事成語の通り、戦争が大々的にマスコミに取り上げられているうちは興味を示すけど、その
記事が小さくなると共に忘れていってしまうところがある。この主人公も「いずれ自分も忘れてしま
うだろう」と歌う。でもそこには逆に「いつまでも忘れてはいけない」という意味がこめられてるんだ。
1228 「Voiceless Screaming」 X(エックス) 03/11/15
A「Jealousy」(91/7/1)
 本当の自分の心を自分自身が知るには、自分がどん底と思える苦しみよりもさらに深い場所
まで落ちなければ、本当のところは見えてこないのかもしれない。なぜかっていうと、楽しい時より
も苦しい時にこそ”本当の自分っていったいなんなんだろう?”って疑問にぶち当たるからなんだろ
う。この美しく悲しい旋律に綴られた”沈黙の叫び”は、いつまでもボクの心に問いかけるのです。
1242 「BOW!」 尾崎豊 03/11/29
A「回帰線」(85/3/21)
 世間にもまれて生きてると、やがて「長いものには巻かれろ」的な感覚になってゆく自分がよくわ
かります。本当は間違ってるのに「NO」と言えない自分が時にすごくはがゆくなる。「鉄を喰え 飢
えた狼よ 死んでもブタには喰いつくな」彼の残したこのメッセージを聴くたび、身につまされる思い
がします。世の中のモラルと自分自身の戒律。いつもこれを秤にかけて生きている気がするな。
4217 「ほうかご」 転校生 13/07/06
A「転校生」(12/5/2)
 少女が大人へと変貌する瞬間の心模様が幻想的な光景と共に描かれている曲。もちろん大
人になるといっても、はっきりとした境界線などありません。それは今の自分を素直に見つめ、過
去を過去として受け入れられた時なのかもしれない。それにしてもピアノとボーカルのみでここまで
歌世界に引き込んでしまう彼女の個性に圧巻。まるでプールの底をさまよっている感じがする。
3985 「傍観者」 ゆず 12/11/16
A「ゆずえん」(99/10/14)
 誰だって格好悪いところなんて見られたくない。だけど自分の目指している場所へ行くのにその
格好悪さが必要なら大いに見せるべきなんじゃないのか?必死こいてあくせくやっている姿を端か
ら眺めては笑ってる傍観者。でもその人だって本当はそこまで熱くなれる自分をうらやましく思って
るんじゃないのかな。目的のためなら格好悪いところを見せられる人。そんな人に僕はなりたい。
2303 「ホウキ雲」 RYTHEM(リズム) 06/12/26
S(05/1/26)
 アニメ『焼きたてジャぱん』の主題歌として聴いたのが最初。他の国には自国生まれのパンがあ
るのに、なぜ日本にはそれがないんだ?ないんだったらオレが作ってやるぜ!と立ち上がる少年が
主人公だったんですけど、ギャグのヒネりがきいてて好きでした(笑)。自分の信じる道を歩いてゆ
く中にこそ、暖かさはあるんだよっていうテーマと、ハーモニー、メロディーの美しさが魅力なデュオ。
2974 「忘却の末、海へ還る。」 アンダーグラフ 09/02/09
A「ゼロへの調和」(05/6/15)
 人は純粋無垢に生まれ、人生を重ねてゆくうちに汚れ、装い、過ちを繰り返してゆく。そして最
後にはまた純粋さを取り戻し海へと還ってゆく。感情の赴くままに泣き叫ぶ赤ん坊や、思い通りに
ならないとイラつき始める老人なんかを見ていると何となくわかる気がする。自分を殺すってウソを
ついてることになる。ただそうでなきゃうまく人と付き合えないのもまた事実。生きるのって難しい。
1723 「忘却の空」 SADS 05/05/25
S(00/4/12)
 黒夢の清春が組んだバンド”SADS”の代表曲。やっぱりこの人の作る歌はカッコいいな!と素
直に思えてしまいます。「いつも何かに反抗していたい。あきらめるということに最後まで抵抗した
い」っていう気持ちって、経験を重ねてゆくうちにだんだん薄れがちになってゆくものだけど、実は
こういう「反抗」の思いを持ち続けることこそ大事なことかもなあ、と感じてしまうロックチューンだ。
562 「帽子」 村下孝蔵 02/01/07
A「愛されるために」(94/7/1)
 おそらくだいぶ年の離れた年上の男性に恋した女性の切ない心情を歌った曲だと思うんだけど
最後の「ああ逢いたい」という一節を聴くたびに、なんだかこみあげてくるものがあるのです。そして
その後この曲には村下さんからの「新年の挨拶(か?)」が入っていて、それを聴くたびにさらにど
うしようもなくセンチメンタルになっちゃいます。これがまた彼の人柄がよく出たコメントなんだよな。
3529 「鳳仙花」 やなわらばー 11/08/18
A「ゆくい歌」(10/11/3)
 「君と出会えてよかった」そんな言葉は聞きたくなかった。いつまでも一緒に歩いて行きたかった。
しかしいつか離れてしまうんじゃないかと思ってた彼女の不安は現実のものに。赤い鳳仙花が咲い
ていたあの時、確かにあなたと私の心は寄り添っていた。来年またあの赤い花が咲く時、私はまだ
あなたの心を想っていられるでしょうか?そんな女の子の痛いまでの彼への想いが綴られた一編。
4286 「放っておいてくれないか」 森山直太朗 13/09/13
A「素敵なサムシング」(12/4/11)
 自分を主として世の中を見渡すと、なんと無駄に思えることの多いことか。確かにそれが流行の
最先端なのだろう。だから何?君が頑張っているのはよくわかってる。だから何?僕のことを考えて
助言をくれるんだろうけど僕は僕のまま誰にも邪魔されずにいたいんだ。放っておいてほしいんだ。
こんな経験、誰にでもあるはず。心の底では集団の中でしか生きられないことを知っているのに。
3966 「方程式2」 ゆず 12/10/28
A「ゆずえん」(99/10/14)
 思いがけなかった君からの「さよなら」。ただ不思議と必死こいて引きとめる気にもなれないんだよ
ね。嫌いになったわけじゃないのに。多分君がこの後誰かを好きになっても君への想いは変わらな
ない。君を想ってる時の僕を一番好きなのは僕だから。恋は追いかけている間が一番輝いている
気がする。そして、追いついてその場所に慣れていくうちに徐々にその輝きを失ってゆく気もする。
340 「防波堤の上」 浜田省吾 01/05/22
A「愛の世代の前に」(81/9/21)
 素晴らしい愛の歌を歌う反面、この曲のように心の葛藤、人生での苦悩を歌にすることができ
るからこそ、彼には多くの人を惹きつける魅力があるのだと思う。「風よ不意に俺の背中 押すが
いい ためらわないで〜」強烈な詞で締めくくられるこの主人公は、この打ち寄せる波を見たあと
にどのような人生を歩んでいったのだろうか。何とも安穏とは真逆の余韻を残してゆく曲ですね。
662 「放浪カモメはどこまでも」 スピッツ 02/04/17
A「隼」(00/7/26)
 すごく自由というか世間のしがらみなんかぶっ飛ばして前へ突き進め!って感じが、逆に彼らら
しくなくて好きなんですよね〜(笑)。社会に出ると、とても浮き沈みを感じるというか、いい時もあ
りゃあ悪い時もあるって心ではわかっているのに、つい悪い時にぶつかると落ちこんでしまう。でもま
またいい時が来るんだから!そう思っていたいしそう思って生きていくしかないなって感じるのです。

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