| 彼の初期の楽曲を集めたベスト盤。オリジナルアルバム未収録曲の「1.さよなら言葉」は |
| かつて愛し合い、そして別れた恋人とのいくつものシーンを思い浮かべる男の悲しき歌。徳永 |
| さんの初期の楽曲に見られるエッセンスをすべて詰めこんだような名曲です。「6.セレブレイ |
| ション」は一度は破れた夢をあきらめずにもう一度追いかけようっていうテーマが見え隠れす |
| る楽曲。ミディアムながらも、徳永さんの「明」の部分が表現されているような気がします。2曲 |
| とも詞、曲とも彼の手によるもの。彼の初期の曲はほとんどの作曲を彼が担当していますが、 |
| 詞はそのほとんどを他の作詞家に委ねています。このアルバムに選ばれたその他の楽曲は |
| 『Girl』『radio』『BIRDS』の初期の3枚の中から選ばれたものですが、個人的にはもっとこんな |
| 曲、あんな曲もあるのになあ・・・などと思ってもしまうのです(笑)。しかしそれがベスト盤という |
| もの!それが世の常!(笑)確かに選ばれた曲は、彼の世界を知る上では妥当な選曲だとは |
| 思うんですけどね。だからこのアルバムからオリジナルアルバムに行く、というのがいいかも。 |