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くな〜ほくの

2322 「ボクニデキルコト」 徳永英明 07/01/14
S(06/2/1)
 前にもどこかで書いたことかもしれないけど「傷つくたびに強くなる」っていうのは痛みに対して無神
経になるっていうことのような気がする。よく言えば強くなるってことなんだろうけど、言い換えればど
んな痛みに対しても耐えられるように、というか痛みという意識じたいが薄くなることのような気がす
る。ヒネくれてるね(笑)。彼の歌は前向きなものでも主人公に翳りを感じる。そこが好きなんです。
3589 「僕に何が出来るか、考えている。」 アンダーグラフ 11/10/17
A「この場所に生まれた僕達は いつも何が出来るかを考えている」(09/5/27)
 自分はどうして生まれたのだろう?その答えはおそらく生きているうちには出ないだろうなと半ばあ
きらめています。というより誰かが生まれた意味って、当の本人よりもその周りにいる人たちが決める
ことじゃないのかな。だから自分も誰かが生まれた意味を考える権利を持っているのでは?誰かに
何かを遺せるような人生。それが直接「有意義な生き様」として跳ね返ってくる気が、今ではする。
3899 「僕には君がいる」 B'z 12/08/22
A「ACTION」(07/12/5)
 君が隣にいてくれた頃の僕は勝手にいろんなことを考えていた。君がいるから僕の不安が増すと
思い込んでた時期もあった。今君がいなくなって初めて君という存在の大きさを思い知らされてる。
隣で君が微笑んでくれることはもう二度とないけど、なくしたくないものを守ろうとすることがどれほど
強いものだったのかを実感してる。誰でもいつかはいなくなる。だから今を踏みしめて生きなきゃね。
4205 「僕にまかせてください」 さだまさし 13/06/24
A「帰郷」(86/10/19)
 あなたが大切に育ててくれたこの人をきっと僕が幸せにします。あなたの人柄は彼女から想像す
るしかできませんが、きっと日だまりのような温かい方だったのでしょう。涙する彼女を見るのはつらい
ですがこうしてあなたの墓参りに彼女と来ることができた。なぜか以前あなたに会ったような気がす
るのはきっと彼女があなたに似ているからなのでしょうね。そして青年はそっと手を合わせるのです。
4955 「僕の今いる夜は」 槇原敬之 15/07/14
A「Personal Soundtracks」(08/11/19)
 誰かへの想いは目に見えない。だからその人が本当に僕のことを想ってくれているかどうかなんて
自分の感性で判断するしかない。でも誰かを想う自分の想いだけは信じられるよね。僕が今こうし
て無事過ごせてるのは誰かが僕のために祈っていてくれるからなのかもしれない。僕も今夜そんな誰
かのために祈ろう。見えない「想い」をテーマにした歌が多いのは皆誰かを想ってるからなんだよね。
1091 「僕の贈りもの」 オフコース 03/06/29
A「オフ・コース1/僕の贈りもの」(73/6/5)
 オフコースの真のデビュー曲といえる一曲。冬と夏の間の「春」、夏と冬の間の「秋」っていうのは暑
くもなく寒くもなく、ホントに中途半端な季節ですよね。ただそういう移ろいやすい季節だからこそ人
の心も動かされやすいのかもしれない。知らないうちに誰かを好きになったり、また誰かとの心の間に
溝ができたりするケースが多い気がする。だからこそ春と秋の歌に、ジーンと来る歌が多いのかもね。
2772 「僕のギター」 スピッツ 08/05/20
A「さざなみCD」(07/10/10)
 結成20年目のアルバムの一曲目がこの曲であることに、すごく意味とうれしさを感じてしまいます。
もちろん作り話も中にはあるけど、君を思いながら、小さなことが大きな光になってゆくように僕は今
まで歌を作る続けてきた。そんな彼らの歌に対する姿勢が表現された初めての作品のような気がし
ます。ちっぽけでどことなく頼りなく懐かしく優しく、さらにどこか寂しさを感じる彼らしい一曲ですね。
540 「僕のギターにはいつも Heavy Gauge」 長渕剛 01/12/10
A「HEAVY GAUGE」(83/6/21)
 まさに30歳が目前に迫った状況での彼の独り言を綴った告白歌。基本的にこのアルバムは陽の
目を見ることが少ないのですが、隠れた名曲が散りばめられた名盤です。その中でもタイトル曲で
もあるこの歌は同じ年代になった今、ボクの胸に素直にそして痛烈に入ってきます。そしてラストの
彼の声が街の雑踏によって消されてゆくこの効果がまた!もう泣きそうですよ(←またか!(笑))。
1948 「僕の声きこえるかい」 ぶんやともあき 06/01/05
A「僕の声きこえるかい」(04/11/3)
 あくびをしてるこの僕にだって幸せはふってくるのに、生きることすら許されないあの戦禍の中の子
供たちにはなぜふってこないのだろう?生きていることが出来るっていうだけで、それだけで幸せなは
ずなんだ。それなのに人は私利私欲のためにすぐに争い始め、そして子供の命というかけがえのな
い未来への財産を根こそぎ奪ってゆく。はっきり言うが正義のための戦争なんてこの世にゃねえぞ!
4869 「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」 ウルフルズ 15/04/19
A「Stupid&Honest」(99/4/21)
 朝起きてから夜寝るまで何もかもが気持ちのいい日がある。もちろんそんなこと感じる日なんてほ
とんどないんだけどね(笑)。いつも言えずにいたことを言えた日。どうしようもない冗談で死ぬほど
誰かを笑わせることができた日。そして日頃から人知れずコツコツと積み上げてきたものに達成感
を得られた日。だけど僕の人生はまだ終わらない。いつまでも図々しくその気持ちよさを追っていく。
1287 「僕のそばに」 徳永英明 04/01/14
A「Nostalgia」(93/12/10)
 僕は君に流行り言葉でキレイに自分を語れる男じゃない。もし自分の心を歌えと言われれば歌
えるかもしれないけれど、それはただの僕のわがままであって美しいと言うにはほど遠い身勝手な歌
になってしまう、僕はそんな不器用な男なんだ。と静かに綴られたバラード曲。なんでも相手に委
ねがちになってしまうこの主人公の性格、思えば思うほど誰かに似てるなあ←それお前だろ(笑)。
1339 「僕の手紙」 ZONE 04/03/06
S(03/10/29)
 恋に内気な少年が「君が好きです」と素直に言えないから手紙を書く。そこからこの楽曲の世界
は広がってゆきます。二人で歩いていても本当の気持ちが言えずに別の話をしてしまったり、僕が
がもう少しかっこよかったらな、僕にもう少し勇気があったらな、でも彼女はそんな僕にいつも微笑
みかけてくれていた。それにしてもこの少年、なんだか自分自身を見てるような気がしてきた(笑)。
430 「僕の時計」 徳永英明 01/08/20
A「REALIZE」(89/5/21)
 自分の夢のために恋人との別れを選んだ男の再挑戦なラブソング(笑)。とても甘い歌なんだけど
彼が歌うと同性のボクが聴いてもイヤミに聴こえないのは、やはり彼が一流のボーカリストであり、そ
のクリアボイスにボクが魅了されているからなんだろうな。「時計台の下で待つよ」というシチュエーシ
ョンもいいですね。それは自分のせいで失われてしまった時を取り戻したいという思いからなのかも。
2868 「ぼくの夏休み」 平川地一丁目 08/10/26
A「えんぴつで作る歌」(04/7/28)
 たとえ同じ光景を目にするとしても、子供には大人には見ることのできないモノが見えるような気
がします。それは以前には自分にも見えていたはずのモノが、皮肉にも今まで生きてきた経験が
邪魔をして大人になるにつれ見えなくなってくるってことなんだろうなあ。苦痛でしかなかったことが
慣れてそれが当たり前のように感じるようになってしまうことに似てる気がする。哀しいことだけど。
1696 「僕の猫」 長渕剛 05/04/27
A「風は南から」(79/3/5)
 彼のファーストアルバムに収められた、少々こっちが赤面してしまうほどの(笑)ラブソング。僕が君
のご主人様で君は僕のかわいい子猫さっていう、まあ時代を感じてしまう歌なんですけど、なんか
いいんですよね〜。『とんぼ』を発表した頃の彼とのギャップもすごいですしね(笑)。ご本人はこうい
う曲封印したいんじゃないのかなあって思ってたら、一昨年のラジオで弾き語りしてたしなあ(笑)。
606 「僕のバラード」 徳永英明 02/02/20
A「honest」(99/6/2)
 恋をしたのに、それを素直に受け入れられない男がそこにいる。ホントに男って複雑な生き物ね
(笑)。本心ではそう思っているのに、日常の暮らし、仕事、その他様々な要因が入ってくると何か
がその気持ちをうやむやにしてしまうような気もする。でもそんな自分の想いを正直に打ち明けられ
ない状況から、何とか本当の気持ちを相手に伝えたいと願う男の心情を描いたバラード曲です。
1721 「ぼくの漫画の主人公」 ゆず 05/05/23
A「ユズモア」(02/3/6)
 「何でこうも自分と同じなんだろ?」とうなってしまう曲(笑)。主人公は小さい時太っていて勉強
も運動も苦手で、すごいコンプレックスの持ち主だった。でもなんとか周りに溶け込もうとお調子者に
なって、でも好きな娘にも告白できず。そんな少年が理想像を自分の描く漫画の主人公に投影
して心のバランスをとろうとしてる。太ってたってところ以外ホントに共感できてちゃう哀しい曲(笑)。
1681 「僕の見たビートルズはTVの中」 斉藤和義 05/02/11
A「青い空の下・・・」(93/9/26)
 タイトルに惹かれてこの曲を初めて聴いたあの時からもう10年以上経つのか、と個人的に思って
しまう一曲です(笑)。緊張感がなくて、なんかぬるま湯に浸かってるような気がするこの国で生き
る若者の心のうちを歌ってる。世界では若者が自由に生きるために命を賭けているのに、この国
では若者がその自由をもて余してる。そして残念なことだけれどその思いは年々増してっている。
4276 「僕の未来」 DEEN 13/09/03
S「夢の蕾」カップリング曲(07/4/25)
 同じような毎日を続けているから、そこから先に行けないような気もする。違うことをしようものな
ら面倒くささが先に立ち、結局は同じ場所に戻ろうとする。でも待ってほしい。今当たり前のように
続けていることも最初はすべてが初めてだったはずだ。確かにあの時に飛び込んだ最初の気持ち
を持ち続けるのは難しい。でも人生そこで前に飛び込めないようなら生きているといえるだろうか?
1159 「僕の憂鬱」 徳永英明 03/09/07
A「Girl」(86/1/21)
 いつも隣にいた時は、まるで空気のように、そこに彼女がいることが自分の中では自然なことだっ
た。でもいざ二人の別れが近づいてきた時、彼はその時初めて自分がまだ彼女を本当に愛してい
なかったことに気づく。そしてもう遅いのかもしれないけれど、もしもう一度チャンスが与えられるなら
ば、彼女を心の底から愛してみたいと願う男がそこにいる。そこはまさに”別れの映画館”なのだ。
2664 「僕は眠い」 斉藤和義 08/02/02
A「FIRE DOG」(96/2/28)
 政治家の中には確かに一生懸命世のため人のためになろうとしてる人ももちろんいるんだろうけ
ど、大半の政治家は地位や名誉、金目当てなんじゃないの?って勘ぐってしまうのは、やはりこち
らが庶民だからなのでしょうか?(笑)夜通しで仕事して朝家帰ってきて寝ようとしたとたんに選挙
カー。そりゃ確かに文句のひとつも言いたくなる。社会と個人の都合って相容れないものですよね。
4820 「僕らに与えられた時代の中で」 徳永英明 15/03/01
A「STATEMENT」(13/7/17)
 僕らはこの時代を選んで生まれてきたわけではないし、選ぶこともできずに生まれてきた。ある人
には恵まれていると思われているだろうし、またある人には気の毒に思われているかもしれないけど
この時代に生まれたということは、ここは僕らに与えられたステージなんだ。四の五の言う前にこのス
テージで自分が羽ばたくにはどうしたらいいか?それを考えていくのが「生きる」ということなのかもね。
2366 「黒子」 笹川美和 07/02/27
A「事実」(03/11/19)
 この曲のおかげで「黒子」と書いて「ほくろ」と読むことを初めて知りました(笑)。河のせせらぎのよ
うに流れるメロディーにのせて愛する”あなた”を彼女は唄う。あなたは私のことをどのくらい知ってく
れているだろう?あなたの知らないあなたのことを私はいくつも知っているのに。でも本当は何もわか
ってない。だってそのぐらい夢中で死にもの狂いで私は他でもないあなただけを見つめていたから。

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