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めた〜ゆ

2937 「夢だったんだね」 中島みゆき 09/01/03
A「LOVE OR NOTHING」(94/10/21)
 頭で想像しうることって全部自分に都合のいいようにできてるんですよね。そりゃそうだ。だってその
想像の中に自分以外の意思は入ってないんだから。だからいざ世の中に身を置いてみると戸惑い
挫折することばかりなんだよね。この曲ではそれが恋に置き換えて歌われています。やっとめぐり逢え
た相手だと思っていただけにショックも大きい。だけど、それでも夢だけは持って生きていきたいよね。
1097 「夢であるように」 DEEN 03/07/05
S(97/12/17)
 この「夢であるように」っていうタイトル。それは「将来に向けての夢」っていう意味の「夢」ではなく
ある男の「彼女と別れてしまったことが夢であってくれ!」と願う意味の「夢」なのです。だけどそれで
もこの男は未来に向かって歩き出します。ふたりが出逢ったのが「奇跡」だというのなら、彼女と再
会して、再びふたりで歩いていくっていう「奇跡」があるかもしれない。そんな思いを感じる曲です。
1245 「夢に抱かれて」 徳永英明 03/12/02
A「radio」(86/8/21)
 今彼は彼女と別れの瞬間を迎えようとしている。出会った頃の、彼に甘えていた彼女よりも今彼
のことを想いながらも別れを選ぼうとする彼女の方が彼には優しく見える。彼女との日々は彼にとっ
ってとても幸せな日々だった。と同時にこれから最も悲しい思い出にもなる。夢のような日々って時
が経てば経つほど過酷な悲しみを運んでくるものかもしれない。その喜びが大きければ大きいほど。
616 「夢の跡」 村下孝蔵 02/03/02
A「夢の跡」(82/4/21)
 ポップさとメロディアスを融合したイントロが印象的な一曲。彼女はいつまでも自分を見つめてい
てくれると信じていた男と、新たな別の男性を愛してしまった女のすれ違いの心を歌っている。「失
う愛の重さ 気付くまでの時間にすれ違った 心2つ 叶わぬ夢の跡に」の一節がとても心に響いてく
る作品なのであります。アップテンポな曲ながらもこの男の心の叫びが心に突き刺さってきますね。
2549 「夢のある喫茶店」 熊木杏里 07/08/29
A「無から出た錆」(05/2/23)
 ”人は未来を夢で買うのさ 痛みは過去を売りに来るのさ”というフレーズがすごく印象に残ってい
る曲。痛みを感じるたびに人は過去を思い出す。確かにそう簡単には過去の傷はぬぐえない。そ
して他人の悲しみに素直に涙を流せない心の貧しさもある。だけどやっぱり本来人とは夢を持っ
て前を向いて歩いてゆくものなんだよ、っていうことを改めて実感させてくれるやさしいバラード曲。
1103 「夢ノカケラ・・・」 ZONE 03/07/11
S(02/2/14)
 女の子4人組のバンド(アイドルのバンドなので「バンドル」というらしい(笑))ZONEの曲。夢を
持って何かを成し遂げようとする時、一度も挫折っていうものを経験しなかったとしたらそれは中
途半端なものになってしまうものなのかもしれない。幼い頃に描いていた無垢な夢。だからこそ途
中で当然いろいろな挫折をする。それで諦めてしまうかどうかはやっぱり自分次第なんだろうな。
1179 「夢のしずく」 松たか子 03/09/27
S(99/9/22)
 とにかくメロディーも歌もいいのです!ボクが何かを書くよりも実際に聴いていただいた方がてっと
り早い!じゃなくて(笑)この独特の世界観は素晴らしい。出逢いは簡単。そして別れる瞬間に
人は二度とこんな悲しみを味わいたくないと思いながら、また誰かと出逢ってゆく。「この恋がすべ
て その瞬間何かが生まれたら きっとそれは・・・」う〜む、この・・・の部分には何が?「愛」かな?
3305 「ユメノセカイ」 アンダーグラフ 10/01/06
S「真面目過ぎる君へ」カップリング曲(06/3/22)
 険しく広がるこれから先の世界を楽しめるか、苦しみながら進むかで同じ道を進んでいくにして
180℃違ってくるような気がします。「楽しむ」のはその危機に対して自分がいかに客観的でい
られるかにかかってるようにも思える。堅く閉ざされた未来への扉を切り開くには、たとえ何度その
扉に拒まれたとしてもため息をも深呼吸に変えてしまえるようなタフさが必要ってことなのかもな。
532 「夢のつづき」 村下孝蔵 01/12/01
A「花ざかり」(84/12/8)
 「ひとつ上の愛」とはいったいどういうものなのだろう。個人個人によってその感じ方や想いは違う
と思うんですけど。たとえば高級レストランで美人の彼女と豪華なワインでチーン、それはさすがに
違うとは思うんだけど(笑)。たとえふたりがちょっとした貧しさを感じていたとしても、笑顔で暮らせ
る生活があればね。そこに「愛」があるのであってそこに「上」も「下」もないとは思うんですけどね。
3654 夢の続きのようなもの」 スネオヘアー 11/12/21
A「フォーク」(04/12/15)
 夢と現実の区別がつかなくなるような瞬間がある。だけどどちらも人の頭の中にあるもので、夢
の中だからどうだとか現実だからどうだとかってことは、大きな目で見ればあんまり重要じゃないん
だよね。だいたいこれから生み出されるようなものは今までの現実の世界にはなかった、ある意味
夢の世界の中から生まれるようなものなんだから。それにしてもこの曲の世界観、トリップするな。
4471 「夢の蕾」 DEEN 14/03/17
S(07/4/25)
 「さよなら」は別れじゃない。今日の日の未熟な僕らに別れを告げるあいさつのようなもの。強
い意志をもって目的地を設定したとしても、そこまでたどり着くことはできないかもしれない。その
途中で立ち止まらざるをえなくなるかもしれない。でもその場所だって自分にしかたどり着くことの
できない位置なんだ。君を想うと強くなれる。がんばってるのは僕だけじゃないんだと思えるんだ。
1712 「夢の通り道を僕は歩いている」 中島みゆき 05/05/14
A「短篇集」(00/11/15)
 まるで優しさに包まれるような歌声で歌われた楽曲。夢の通り道とは、きっと夢を追っている人
にしかわからない道なのだろう。早い段階で夢に見切りをつければ一般的に生きることにそれほ
ど苦労もないのだろう。だけどそれでも”夢を追う”という、そのことじたいに価値があるんだ。だって
どこでどんなふうに生きていこうとしても”人生”という道は一回だけしか歩けないものなんだから。
3608 夢の中で逢いましょう」 B'z 11/11/05
A「MAGIC」(09/11/18)
 興味本位で入れてみた昔の携帯電話のスイッチ。そこに現れたのは昔の彼女からのメールの
数々。もうとっくに終わったはずの仲なのに、もう実際に会うことなんかできないとわかってるはず
なのに、あれやこれやと自分勝手に妄想モード。でも結局はねかえってくるのは虚しさだけ。だか
らせめて夢の中だけでも彼女に会いたい、とヨコシマだけど切実に願う男の心情を綴った楽曲。
687 「夢の吹く頃」 さだまさし 02/05/12
A「夢の吹く頃」(89/1/25)
 人は一本の樹のようなものなのかもしれない。春風を感じれば樹はたくさんの花を咲かせる。
たとえ枯れ果てたとしても季節の風を感じればその枝先には新しい芽が出てくる。人間は自分
一人の力だけで夢をかなえることは出来ない。周りの状況、運、そんなことに左右される。夢を
あきらめない。そんな姿勢がいずれ吹いてくるチャンスの風を逃さない秘訣なのかもしれません。
2243 「夢の真ん中」 河口恭吾 06/10/27
S(05/2/16)/A「風と落ち葉の季節に」(05/9/21)
 ”サヨナラをくりかえして僕らは 出会いの意味を知るだろう”人はたとえどれだけノドから手が出
るほど欲しがっていたものでも、いざ手に入れてしまうとそれが自分にとっていかに大切なものな
のかを忘れてしまう。次こそはと思ってみても、悲しいことにそれは繰り返される。それは逃れられ
ない人間のサガなのかもしれない。そんな人間たちを月はいつも無表情で見おろしているんだ。
4880 「夢の夢」 さだまさし 15/04/30
A「季節の栖」(99/6/23)
 あなたとどこかの町でふたりで暮らしてる夢を見た。決して実現することのないその夢の中の私
は幸せそうな顔をしていた。なのに起きてみてふと思い返すと、こんなにも悲しくなるのはなぜだ
ろう?世の中がどうひっくり返ってもあなたと私が暮らすことなどありえないという現実を思い知っ
ているからなのかな。だけどたとえそうであってもあなたに逢いたい。その恋がはかなく散ろうとも。
4912 「夢の轍」 さだまさし 15/06/01
A「第二楽章」(14/9/10)
 今はとてもじゃないけど無理だと思えることも、そのことに対して何かを続けていくことでいつかき
っと成し遂げることができるだろう。もしできないとしても今よりはそのことに近づけるだろう。そこに
たどり着けなければ意味がないと言うのであれば何もしなくてもいいのかもしれない。でもそこへた
どり着くことは決してない。「宝くじは買わなければ絶対に当たらない」のと同じように、ね(笑)。
1763 「夢見が丘」 B'z 05/07/04
A「LOOSE」(95/11/22)
 人は純粋さを持って生まれてくる。そして育つにしたがって汚れてゆく。もし人間がその”純粋さ”
に立ち返ろうとしたら、逆にその言葉は人の心を傷つけてゆく。心からの素直な言葉だけで生き
ていけたらそりゃあ楽に違いない。でもそれで通せるほど人の世は甘かない。「夢見が丘」それは
唯一素直に自分の意思を通すことのできる場所。でも悲しいことにそこは現実の世界じゃない。
1728 「夢みたあとで」 GARNET CROW 05/05/30
S(02/3/13)
 ただ愛する人とこのまま一緒に時を過ごせさえすればそれでよかった。たとえその人が私を特別
な存在として認めてくれなくても。「望まなければ失わないのに 求めずにはいられないよ」ってフレ
ーズが印象的。そう、人は求めずにはいられない生きものなんだよな。彼との楽しく過ごせた日々
が夢に出てきてふと起きた時、そこにはただ淋しさしかなかった。そんな哀しみが描かれた名曲。
4570 「夢みたい 〜だから雲に憧れた〜」 森山直太朗 14/06/24
A「風待ち交差点」(06/11/29)
 若き日の思い出は時が経てば経つほど美しいものになってゆく気がします。たとえ現実にはそ
のような美しいものではなかったにしても、もう手の届かないあの日に悲しみにも似た愛しさをお
ぼえてしまいます。夢に出て来るたび「ああ、あの時ああしておけば」なんて思ってしまいます。も
ちろんそれは現在まで人生を重ねた自分がいるからこそ感じとることのできるものなんですけどね。
2331 「夢見の森」 熊木杏里 07/01/23
A「殺風景」(03/3/26)
 まるで霧深い森の中にさまよいこんだような錯覚に陥ってしまう曲。日々の暮らしの中で人の心
の汚れた部分ばかりを見ていると、花や動物など人間以外の命あるものたちの方がよっぽど美し
い心を持ってるんじゃないか?って思うことがたまにあります。が、そういう理性があるから人は美し
いものを美しいと思えるんだと思い直します。”共に響け 左胸がサイレン”って一節が印象的。
2444 「夢見るジャンプ」 平川地一丁目 07/05/16
A「海風は時を越えて」(05/7/27)
 人は皆大きくなりたくて自分ができる限りの精一杯のジャンプをする。だけどそのうち「現実」とい
う残酷を目の当たりにして、ひとり、またひとりとジャンプをやめる人が増えてくる。でもホントは夢を
つかむっていう目標よりもその目標に向かってジャンプし続けてる姿こそが大切なんだと信じたい。
たとえ現実がそう甘くはないとわかってるとしても、それが「生きている」ってことなんだと思えるしね。
1193 「夢見る勇気(ちから)」 中島みゆき 03/10/11
A「時代 -Time Goes Around-」(93/10/21)
 恋を告白するのは駆け引きを要することなのかも?なんて感想を持ってしまう曲。女からの愛の
告白はタブー。その瞬間から男は追われる恋から逃げ出すから。相変わらず潔いですね、彼女の
持論は(笑)。しかも恋することだけが私だけの取り柄って、そこまで言い切ってしまうところも彼女
の魅力。さらにこの曲を大御所・雪村いづみに歌わせてしまうところがスゴイ。ボーカルには圧巻。
2259 「夢破れて」 長渕剛 06/11/12
A「時代は僕らに雨を降らしてる」(82/9/1)
 ハーモニカとアコースティックギターそして彼の歌声だけで綴られた、まさに彼の真骨頂である”人
生の挫折”を歌い上げた名曲。夢の前で躓き故郷へ帰ってしまう友人を見送る男。毎日夢を目
指しているはずなのにだんだん夢から遠ざかってゆくようなそんな感覚を、友人はこの都会で感じ
たのかもしれない。目を閉じると暗闇に枯葉が舞い落ちてくるような錯覚すら感じてしまう傑作。
1335 「夢を信じて」 徳永英明 04/03/02
S(90/1/16)
 今はいろいろな人と接することに何の抵抗感もなくなってきた感じがするけれど逆にいえばそれ
は何に関しても多感にそして少しおびえていた、ピュアな目というものが薄れてきてるってことなの
かもしれない。「夢を信じて生きてゆけばいいさと君は叫んだだろう」でもその生きてきた果てにつ
かんだのは夢ではなく厳しい現実だった。だけどそれでもできるだけ前向きに生きていきたいな。
2753 「夢を見た」 やなわらばー 08/05/01
S(07/5/23)
 愛する人と別れてしまった歌なのか、はたまた愛する人はまだ目の前にいて知らず知らずのうち
にその存在をぞんざいにしていたことを思い知った歌なのかは聴き手の受け取り方にもよりますが
単純な別れ歌ではなく後者のように聴いた方が余計に味わい深くなる作品です。知らず知らず
のうちに幸せの中にいた今までの自分の無知が美しく切ないハーモニーと共に悲しみを誘います。
4687 「ユリイカ」 GOOD ON THE REEL 14/10/19
A「マリヴロンの四季」(13/8/21)
 世の中すべてが矛盾で出来ている。それを統制するために「常識」と呼ばれるものが存在し何
とか秩序が保たれている格好だ。何かを手に入れるために何かを我慢する。でも我慢ばかりして
いると、手に入れたかったはずのものまで手に入らなくなる。世の中の本当の基準は「私」。「私」
以外のことはすべて目を通して「私」に入ってくるスクリーンの中の出来事。そんな感じがするな。
3539 「ゆりかご」 千綿ヒデノリ 11/08/28
A「キセキ」(03/1/24)
 母親の腕の中で眠りにつく子供。その子にとってそれ以上の安息の地はないだろう。でもそんな
場所は大人になればなるほど見つけられなくなってゆく。争いなんてなくなればいいのに。傷つける
なんてやめればいいのに。そう思ってたはずの自分が、いつの間にか誰かを傷つけていることに気づ
く。もう逃げ出したい。でもいつでも自分を受け入れてくれたいつかの安息の地はもうないのです。
3242 「ゆるぎないものひとつ」 B'z 09/11/04
S(06/4/12)/A「MONSTER」(06/6/28)
 どんなに揺さぶられてもブレない「ゆるぎないもの」を自分の中に持ちたいといつも思ってはいるん
ですけどいつもぐらぐら揺れちゃいます(笑)。それは「自信」のなさから来るものなんでしょうけどね。
でもその「自信」だって確固たるものでもないし間違ってる場合だってある。そうなると世の中「自信
」を持ったモン勝ちってことなんでしょうね。とか言いつつ結局「自信」は持てずじまいですが(笑)。
3134 「揺れる光ない海の底」 Amika 09/07/19
A「揺れる光ない海の底」(99/2/17)
 あの時大切な人が目の前から消えた。その時私は揺れる光ない海の底にいるのと同じような孤
独感を味わった。幼い頃につけた火傷の跡が成長するにつれ広がるようにその人を失った傷跡が
時が経つにつれ心の中に染み渡ってくる。だからもう誰も失いたくない。誰かを傷つけてもいいから
失いたくない。この痛いぐらい突き刺さってくる本音、実は誰もが思ってることなのかもしれないね。
2949 「揺れるまなざし」 小椋佳 09/01/15
S(76/7/21)
 真行寺君江さんが出演していた資生堂のCM曲でしたが、映像とこの曲とがあい舞って不思議
な心象を生み出していたのを今でも覚えています。いきなり出逢った女性の揺れるまなざしに心の
すべてを奪われてしまった男。昨日までの淋しさや哀しみまで奪い去られてゆく不思議な感覚がこ
の男の心に宿ります。そんな男心を歌う小椋佳さんのボーカルがまたいい味出してるんですよね。

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