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「ベリーベリーストロング
〜アイネクライネ〜」 斉藤和義 |
08/04/14 |
| S「君は僕のなにを好きになったんだろう」カップリング曲(07/6/20) |
| 人はどこかで誰かと出会って「絆」を強いものにしてゆく。だけどその絆がいつどこでどんな具合に繋 |
| がってゆくのか、なんてことを事前に知ることなどできない。だから人生はおもしろいのかもしれないけ |
| ど。小刻みなリズムとメロディーの流れがとても力強い曲なんですけど、でもどこか切なさを感じさせる |
| んですよね。街角の調査員である主人公のこのとりとめのないエピソードが逆に胸を突く曲ですね。 |
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「ベルベット・イースター」 荒井由実 |
01/03/05 |
| A「ひこうき雲」(73/11/20) |
| 今のユーミンのメロディーからは考えられないほど、ヒジョーにメロディアスな曲。一度聴いたらすぐに |
| メロディーを覚えてしまう曲で、夜明けの静けさをうまく表現してるな。心の琴線に触れるというのはき |
| っとこういう曲のことを言うのだろうな。「空がとってもひくい 天使が降りて来そうなほど」ってな詞もなん |
| かプロっぽくなく、アマチュアぽくって親近感が持てるんだよね(←ファンの人に怒られるかもね(笑))。 |
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「ベルベット・シークレット」 南野陽子 |
03/10/20 |
| A「ヴァージナル」(86/11/1) |
| 誰にも言えぬ恋をしている女性の心情を綴った作品。ただ愛されるだけで、それだけでいいと誓っ |
| たはずなのに、その先をも求めてしまう自分の心に涙が止まらなくなってしまう彼女。誰にでもいいか |
| らこの心のうちを打ち明けたい。でもそれはできない。いずれ別れの時がくるその日までに彼がいなく |
| でも生きていけるような、そんな強い心を持たなければ、と決意する彼女の心情がはかないのです。 |
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「PENGUIN」 槇原敬之 |
10/02/22 |
| A「UNDERWEAR」(96/10/25) |
| 高速道路を走っていてこの風景にさしかかる時必ずと言っていいほど君のことを思い出す。その瞬 |
| 間車の中は君と一緒にいた時の思い出に満たされるんだ。君を乗せてここを通ることはもうないだろ |
| ううけど、でもね、そんな自分を感じる時「やっぱり僕はホントに君を愛していたんだな」ってことを実 |
| 感する。そんな青年の思いを綴ったポップな曲。ドライブソングなのにこのホロ苦さが何ともいいのだ。 |
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「変身」 チャットモンチー |
14/02/05 |
| A「変身」(12/10/10) |
| 今の自分を捨てて変わりたい。でも「今の自分」って元々は何だ?それは過去の自分の蓄積から |
| なるもの。初めはゼロだったはずなんだよね。だから自分を変えようとすることなんて、とるに足らない |
| ことのはずなんだよね。ただその蓄積された自分があるから今がある。そのはざまで思い悩んでしまう |
| のもわかる。たかが自分。されど自分。でも一つだけ言えることはどう変わったとしても、それは自分。 |
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「ペンダント」 徳永英明 |
03/09/17 |
| A「radio」(86/8/21) |
| 「ペンダント」に限らず、見るだけで誰かの面影を思い出してしまうものってありますよね。でももしそ |
| の誰かと今でも親交があればあまりそれも感じないかもしれないけど、たとえばその誰かが別れてしま |
| った恋人、もう二度と会うことができない人だったとしたら、それを見るだけで悲しい気分になってしま |
| います。かといってそれを捨てられるか?と言われたら、それができないからこそ想いが募るんだよな。 |
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「へんなの!!」 南野陽子 |
11/04/24 |
| A「Gather」(90/6/23)/S(90/7/1) |
| 初聴時に「いったいどうしちゃったんだよ!ナンノちゃん?」と思わずにはいられなかった珍品。いや |
| や、珍曲(笑)。ミュージシャンに恋してしまった女の子の右往左往な心の揺さぶられようが、コミカ |
| ルな彼女のボーカルとともに展開されていきます。女の子にキャーキャー言われてるくせに家にいると |
| きはまるでダメ男。でもなんでかな。それでも好きなんだよな。彼女の新境地を開いた作品ですね。 |
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「遍路」 さだまさし |
11/09/25 |
| A「逢いみての」(93/10/25) |
| いつかあなたとふたりで来た場所を私は今ひとりで旅している。ここにひとりで来ることであなたと過 |
| ごした日々を清算できるとしたら、どんなに楽でしょう。だけど旅を進めるにつれ彼女の思惑とは反 |
| 対に「あなた」の面影はますます色濃く脳裏に刻みこまれてゆく。かつての名曲『縁切り寺』の女性 |
| 版のような作品。悲しいほどのアコースティックギターの音色が彼女をさらなる迷路へと誘いますね。
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「遍路」 中島みゆき |
01/06/02 |
| A「あ・り・が・と・う」(77/6/25) |
| 主人公である女性の男性遍歴を綴っていく、中島みゆき初期の名曲。初めて聴いた時、「この |
| 世にゃあ実にいろんな男がいるもんだなあ」と思ってしまったほど、バラエティに富んだ「別れ」がここ |
| では展開されています。今までの人生で数々の男に裏切られ、またさよならを言われてきた彼女。 |
| でもそんな彼女にもきっと幸せが訪れますように!と祈りを捧げつつ、締めさせてもらいます(笑)。 |
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