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1736 「濃」 ゆず 05/06/07
S「歩行者優先」カップリング曲(03/10/22)
 答えなんてはじめから決まっているもんじゃない。やる前から答えばかり先に考えて結局はじめの一
歩を踏み出さなくちゃその答え自体にたどり着くことさえできないよ。答えなんて風に吹かれてるような
移ろいやすいものなんだからってメッセージを綴った、軽い曲調なんだけどストレートな意志を包んだ
曲。ため息のタバコはいくらだって路上に捨てていい。だけどタバコ自体投げ捨てちゃダメだぞ(笑)。
1651 「野ウサギのように」 中島みゆき 05/01/12
A「グッバイガール」(88/11/16)
 彼女の作品らしからぬデジタル音でこの曲は幕をあけます。男次第で野ウサギのように生まれ変わ
る女性の心のうちを綴った歌。「悪気のない人はみんな好きよ “好き”と“嫌い”の間がないのよ」っ
てフレーズにドキッとしますねえ。言うなれば彼女には「好きでも嫌いでもない」って人はいないのでし
ょうねえ。初めて瀬尾一三氏と組んだアルバムの1曲目を飾るにふさわしいアップテンポな楽曲です。
2654 「脳天気」 ザ・ブルーハーツ 07/12/12
A「Bust Waste Hip」(90/2/10)
 空って知らないうちに人の心にすごく影響を与えてると思うんです。カラッと晴れたそんな日にはムシ
ャクシャしてる感情もどこかに吹っ飛んでしまう気がするし、外から子供達の元気に遊ぶ声が聞こえて
くればなぜか幸せな感じがしちゃう。逆にどんよりとした雲の多い日は悲しくもないのになぜか心が重
たくなってしまいがちに。晴れの日ばかりを希望したいけど、でもそれはそれで寂しいような気もする。
1095 「ノーサイド」 松任谷由実 03/07/03
A「NO SIDE」(84/12/1)
 何かに打ち込むこと。自分の総力を結集して取り組んでいることなら何でもいいんですが、なぜそこ
までがんばるの?って問いに対しての答えはただひとつ「好きだから」。簡単に説明できるものじゃなく
人間の奥底にある何かがそうさせているんじゃないかな。青春時代がノーサイドとなっても彼の人生は
続いてゆくけど、ある瞬間に「何かが終わった」って想いになにか胸にこみ上げてくるものがあるのです。
775 「〜ノーサイド・夏〜空耳のホイッスル」 松任谷由実 02/08/09
A「NO SIDE」(84/12/1)
 このアルバムには「ノーサイド」という曲のほかに、もうひとつ「ノーサイド」という曲が収められているん
ですが、それがこの楽曲です。若者の青春を歌っている「ノーサイド」に比べ、この楽曲では老人の視
点からそのラグビーの試合を見ているという作品。人生のゴールが見えてきた老人にとって、これから先
の自分の事など何も知らずガムシャラにボールを追いかける若者が、どういう風に映ったんでしょうね。
2689 「Northern Lights」 松任谷由実 08/02/27
A「Wings of WinterShades of Summer02/11/20)
 まるで雪山の中へでも連れ去られたような気がしてしまう不思議な楽曲。哀しい運命を背負った二
人がめぐり逢い、そして聴きようによっては地球に舞い降りてきた宇宙人同士の恋物語のようにも聴こ
えます。目を閉じればそこには凍てつく大平原が広がり、夜空にはオーロラ、さらにその向こうには多く
の星々がまたたく。このもの哀しいアレンジにより一瞬にしてその世界へ連れこまれてしまう曲ですね。
1076 「ノースリーブのクリスマス」 徳永英明 03/06/14
A「BIRDS」(87/5/21)/「INTRO.」(87/12/5)
 ジングルベルに盛りあがる12月のある街角。男と女はまるでお互いの勝ち負けを気にするように別れ
それ以来音信不通。そしてその半年後の6月、二度とかけまいと思っていたダイヤルをまわす男に彼
女は。「もうふたりでお好きにやってくれよ〜」というような内容の歌詞なのですが、なぜかボクの三半
規管の奥に残っている楽曲なのです(笑)。半年遅れのクリスマスイブが、ふたりの頭上にやってくる。
2347 「NOTE」 コブクロ 07/02/08
A「NAMELESS WORLD」(05/12/21)
 君に出逢ったときから、僕はまっ白なノートに君との日々を書き綴ってきた。時には君を想うあまり嫉
妬心に苛まれることもあったっけ。でも僕の気持ちは君と出逢ったあの頃とちっとも変わっていない。こ
れからふたりがどういう風に変わってゆくのか今はわからないけど、これからもこの僕のノートに綴ってい
くよ、と歌われた心が温かくなっちゃうラブソング。悲しみに裏打ちされた、心癒される優しい歌ですね。
1014 「NO NO NO」 ザ・ブルーハーツ 03/04/13
A「THE BLUE HEARTS」(87/5/21)
 どこかで爆弾が爆発したことより、目の前のあなたのほうが僕にとっては大事件だ!この意見を決し
て「まだまだ青いなあ」とはボクは思えないのです。海外で行われている戦争や、飢餓に苦しむ子供
たち。確かにかわいそうだし何とかしてやりたい。でも結局人は自分の目の前の問題を優先して考え
しまうという人間の最大の矛盾。この難しさが、言いかえれば人間のすばらしさでもあるんだろうけど。
2886 「Nobody Is Right」 中島みゆき 08/11/13
A「I Love You,答えてくれ」(07/10/3)
 自分がすべて正しいとなれば、それ以外はすべて間違いということになる。やっかいなのは人それぞ
れに正義があり、それは他の正義とは相容れないものだってこと。だから100%正しいものなんてある
はずがない。だってみんな「正義」と「悪」をうまく融合してその狭間で生きているんだから。だから脆く
崩れ去る正義を大義名分にしちゃいけないんだよね。誰もがいつかは間違える”人間”なんだから。
4314 「Nobody Knows」 KATSUMI 13/10/11
A「ONE」(91/2/27)
 「あの人がうらやましい」そう思われてる人も裏にまわれば言えぬ苦労をしているはず。同じ度合
いの苦労をしていても人によってその感じ方は異なるから、ある人にとっては苦労だと思えることも
その人にとってはさほどじゃないって場合もあるけどね。ただ自分だけが苦労を抱え込んでると思わ
ないでほしい。皆どこかに誰にも言えない重荷や苦しみを抱えているんだってことを知ってほしい。
3415 「ノーパン」 吉井和哉 11/04/26
A「VOLT」(09/3/18)
 なんか鼻歌に近い気がするんですよ。”ノーパンで笑うあなたが愛しいよ”って、ねえ(笑)。ただ
この曲を彼以外の誰かが歌っても、ここまでの何とも言い難い怪しい雰囲気は醸し出せない気は
する。しかも中盤からいきなり変調する、ただごとならぬ空気感。世俗的にも個性的にもとらえら
れたくない。あくまで自分にちょうどいい場所にいたい。となるとやはり「ノーパン」になるのか?(笑)
4338 「NO FUTURE」 GOOD ON THE REEL 13/11/04
A「透明な傘の内側より」(12/11/21)
 「明るい未来」など期待できない。数年後の自分がどうなっているかなんて予想すらできないし
するのも怖い。でもね、そんな未来はあくまでも予想であって暗い未来しかないと決まったわけじゃ
ない。これまで起きてしまった過去はもうどうすることもできないがこれから起こる未来は自分次第
でまだどうにでも転んでゆくのだから。だから明日をあきらめるのではなく立ち向かってゆかなきゃね。

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