964 |
「Self
Control」 TM NETWORK |
03/02/22 |
A「Self Control」(87/2/26) |
このアルバムは「少年の心の揺れ」というものを歌ってるって思います。特にその中でもこの曲はその |
疾走感の中に男の子の哀しみをつめこんでいる曲だと思います。すべてをあきらめかけてた彼の心を |
救ってくれたのはある少女のひたむきなまなざしだった。そんな少女とこのまま離れたくないっていう少 |
年の気持ちが伝わってきます。そしてさらに木根さんの異様ともいえるコーラスが耳に残ります(笑)。 |
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145 |
「セルリアの丘」 the
yellow monkey |
00/10/26 |
A「jaguar hard pain」(94/3/1) |
コンセプトアルバム「ジャガー・ハード・ペイン」の中でも、かなり重要な位置を占めるであろう楽曲。 |
戦死したはずのジャガーの魂がロックスターを体験したり娼婦を買ったりした後、この丘で愛する恋 |
人・マリーの姿をもとめるシーン。イントロのギターフレーズから、吉井さんの熱唱、そしてその深いスト |
ーリー性に思わずジーンときてしまう名曲です。運命のはかなさ、そして悲しみがこみあげてきます。 |
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3503 |
「セレナーデ」 DEEN |
11/07/23 |
A「LOVERS CONCERTO」(09/12/2) |
もう実際の君は僕の目の前にはいないのに、記憶の中の君はいつまでも僕から離れて行こうとは |
しない。もしこの記憶の一切合財を携帯電話のメモリーのように消し去ってしまうことができたら少し |
は楽になれるのかな。でも君を愛して過ごした時間は誰が何と言おうと僕にとってはまぎれもない真 |
実だった。「あの日に帰りたい」そう願いながら、僕はいつまで君とこの人生を歩いて行くのだろうか。 |
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1944 |
「セレブレイション」 徳永英明 |
06/01/01 |
A「INTRO.」(87/12/5) |
順風満帆のまま人生が送りきれる人っているのだろうか?大多数の人がいつかどこかで必ず人生 |
においての”孤独の壁”にぶつかることを経験する。でもその挫折がその人の人生観を徐々に形成し |
ていくパズルのカケラのような気もするんですよね。逆に挫折したおかげで進む人生だってある。だか |
らその挫折さえも抱きしめて生きていこうよ。そんな想いが伝わってくる、キラキラした感のある楽曲。 |
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1548 |
「儀式(セレモニー)」 中島みゆき |
04/10/01 |
A「回帰熱」(89/11/15) |
アイドル・松本典子さんへの提供曲。彼女の歌も知っているんですけど、やはりご本家の歌唱と瀬 |
尾氏のアレンジにより、オリジナルよりもぐっと落ち着いた印象を受けますね〜。そしてより悲しみが満 |
ちてきます。この歌は在りし日の二人の回想録のようにもとれるし、その時抱いていた恋への不安へ |
のさよならともとれる。う〜む、やはり彼女の歌声は深すぎる何かを持っている気がしてならないな。 |
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232 |
「ZERO」 加藤いづみ |
01/02/01 |
S(91/6/21) |
何もかもすべて最初からやりなおせたら。誰もが一度は考えることだろうとは思うけどそれは同時に |
今まで得てきたものを失うということだ。あれ?曲紹介になってないぞ!この曲は歌姫・加藤いづみ |
嬢のデビューシングルである楽曲。人は人生の上で何かを飲みこみながら生きてゆく。でももし何も |
かもゼロからやり直せたら。あれ?前の文面と同じようになってしまったぞ!とにかく、聴いてくれい! |
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697 |
「ZERO」 B'z |
02/05/22 |
A「RUN」(92/10/28) |
このシングルの頃のB'zは、誰にも止められないほどの勢いを持っていた(今でもダントツにすごいけ |
どね(笑))。彼らは虚しい男の気持ちを、すごく的確に楽曲にできるユニットだ(←注:風呂じゃない |
ぞ(笑))。都会の華やかさとは裏腹な男心が、このロックチューンにもストレートに描かれている。い |
ろんなつらい目に遭うと誰でも一度はすべてをゼロにして一からやり直したいと思うことってあるよね。 |
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3067 |
「0号」 熊木杏里 |
09/05/13 |
A「私は私をあとにして」(07/10/24) |
自分が自分自身という存在をわかりかねることって結構あるんですよね。自分が当たり前のように |
自分を操っているように見えるけど、その当の自分さえ実は自分自身を理解していなかったりするこ |
ともある。だから逆に「えっ?本当にこんなことできたの?」って思うこともある。そんな繊細な少年の |
心を切ないメロディーにのせて歌った楽曲。こういう世界を描き出せる彼女の世界観って好きです。 |
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3456 |
「セロ弾きのゴーシュ」 さだまさし |
11/06/06 |
A「風見鶏」(77/7/25) |
生前の思い出がたくさん詰まっている、大切な人が遺したもの。その人の心の美しさや優しさより |
も厄介な癖とか子供っぽかった部分とか、そんな人間くさいところばかりが思い出され、何とも言え |
ない愛おしさを感じてしまうから余計に悲しくなってくる。自分が生きているうちはもう会えない。だ |
からこそ、その人とのいつかの想い出がもっとたくさんあったらよかったのにと思えてしまうんですよね。 |
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