オフコース
1970〜1977       1978〜1982       1984〜1988
 
オフコースはどちらかというとオリジナルアルバムに収録されなかった楽曲の中にも
メチャクチャ名曲じゃんか〜!という曲が多いバンドなんですよね〜。
そんな数多い名曲をこのコーナーでは恒例の(笑)独断と偏見でお送りします。
 
やさしさにさようなら 13thシングル(1978/4/5)
作詞/作曲 小田和正
 ミディアムテンポで流れてゆくこの楽曲は、ある意味やんちゃな(笑)女の子に恋をして、
そして別れてゆく男の悲しみを歌った名曲。彼女との想い出にあふれた部屋を出る時、男
の胸にあふれてくるものは・・・彼女がくれた”やさしさ”に対する別離なのかもしれません。
通りすぎた夜 13thシングル『やさしさにさようなら』カップリング(1978/4/5)
作詞/作曲 鈴木康博
 愛する女性に縛られるっていうことは、ある意味窮屈なことなのかもしれませんが、ある
意味男としてすごくうれしいことなのかもしれません。変わり映えしない毎日に、愛すること
を忘れていた男の、彼女への思いを綴った一曲なのであります。
海を見つめて 14thシングル『あなたのすべて』カップリング(1978/7/20)

作詞/作曲 鈴木康博

 海を見ている男と女。やさしさや思いやりはなぐさめにすぎない・・・う〜ん言われてみれ
ば実はそうなのかもしれないなあって気がします。結局は自分のために生きていくことが
そのまま愛する人にも通じてゆくのではないかと聴いてて思ってしまった一曲ですね。

風に吹かれて

16thシングル(1979/6/5)
作詞/作曲 小田和正
 どんなに人を騙せても、自分の心だけは騙し通すことはできないのかもしれません。彼
らがデビュー当時「明日が今日を洗い流してくれる」というテーマを歌っていたことを思い
出します。早く悲しい今日を終わらせてしまいたいって思いを歌ってる感じがしますね。
さよなら 17thシングル(1979/12/1)
作詞/作曲 小田和正
 オフコースの楽曲の中で最も認知度の高い楽曲。今でも冬になるとラジオから聴こえ
てくる別離の歌。今はこうして別れてしまったけれど、あなたを愛していたあのときの気
持ちに偽りはなかった・・・という感情がメロディーと共に染み入ってくる名曲です!
この海に誓って 18thシングル『生まれ来る子供たちのために』カップリング(1980/3/5)
作詞 小田和正/作曲 松尾一彦
 ”海”っていうのは人間の頑なな心までも溶かしてしまいそうな、そんな大きなもののよ
うに感じます。生物はすべて海から生まれたってことまで考えてしまう(←お前だけだ(笑
))一曲ですね。雄大な海に対峙した時、人は真の自分を知るのかもしれません。
愛の終る時 19thシングル『YES-NO』カップリング(1980/6/21)
作詞/作曲 鈴木康博
 愛を終わりにうなずいてしまった男の後悔を歌っている楽曲。男はできるならその時
に戻りたいと思う。彼女が他の男と生きてゆくことなんで自分が納得できない・・・でも時
間っていうものは残酷にもそんな気持ちを無視して流れてゆくものなんですよね。
夜はふたりで 21thシングル『I LOVE YOU』カップリング(1981/6/21)
作詞/作曲 鈴木康博
 オフコースの中でも屈指の極上ポップスだと思います。愛の営みのあと(←何だかこ
う書くと余計やらしいな(笑))疲れて眠る彼女の表情から、彼女の悲しみを癒し、そして
自分の悲しみさえ癒したい男の決意が読み取れる一曲。彼らのテーマのようですね。
Christmas Day 22thシングル『愛の中へ』カップリング(1981/12/1)
作詞/作曲 小田和正・鈴木康博
 小田・鈴木両氏の最後の合作となったのは、オフコース唯一のクリスマス・ソング。荘
厳な雰囲気の中にふたりのやさしさが閉じ込められたような、そんな不思議な感覚を味
わえる一曲です。Ring Dong Ring Dong・・・あ〜しばらく頭からフレーズが離れない(笑)。
流れゆく時の中で アルバム『NEXTサウンドトラック』(1982/9/21)
作詞/作曲 鈴木康博
 彼らをフィーチャーしたテレビ番組『NEXT』のサントラとして発表されたこのアルバム
の中のオリジナル曲。自分のオフコース脱退にあたって、メンバーに・・・というより小田
さんに語りかけてるような楽曲。自分はいったい何を残してゆけるのだろう・・・。
NEXTのテーマ 〜僕等がいた〜 アルバム『NEXTサウンドトラック』(1982/9/21)
作詞/作曲 小田和正
 同じく『NEXT』に収録されているオリジナル曲。メンバーに語りかけるというよりも、鈴
木さんに向けて歌われているような感じがします。もちろん、ラブソングという観点で聴
けばそのように聴こえるんですけどね。ホーンの音色に暖かさを感じる一曲ですね。
 
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