オフコース |
1970〜1977 |
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1978〜1982 |
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1984〜1988 |
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オフコースはどちらかというとオリジナルアルバムに収録されなかった楽曲の中にも |
メチャクチャ名曲じゃんか〜!という曲が多いバンドなんですよね〜。 |
そんな数多い名曲をこのコーナーでは恒例の(笑)独断と偏見でお送りします。 |
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群衆の中で |
1stシングル(1970/4/5) |
作詞 山上路夫/作曲 BETTY
DEAN |
他の作家の作った作品を歌わなくてはいけないというのは、やはりレコード会社のひとつの |
戦略なのかもしれません。群衆に流されながら、結局は誰もがひとりで生きているんだって |
いうことを歌っているバラード曲。この淋しげな雰囲気がたまらないですね。 |
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陽はまた昇る |
1stシングル『群衆の中で』カップリング(1970/4/5) |
作詞 山上路夫/作曲 上条友章 |
一日の始まりである「朝陽」をテーマにして歌われた楽曲。前へ歩いていこうっていう感じ |
のイントロと同時に始まるこの雰囲気がやっぱりいいです。どんなにつらいことがあったって |
地球はまた明日を迎える。だから立ち止まってはいられないんですよね。 |
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夜明けを告げに |
2ndシングル(1971/10/5) |
作詞 山川啓介/作曲 加藤和彦
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『陽はまた昇る』の一歩前の時間を歌ってるんだなあって感じますね。夜明けっていう瞬間 |
はなぜか独特の感情を植えつけてくれるんですよね。夜と朝の境界線ともいうべき”夜明け” |
は、悲しかった昨日との別離をうながしているようにも思えますね。 |
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美しい世界
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2ndシングル『夜明けを告げに』カップリング(1971/10/5) |
作詞/作曲 小田和正 |
ここで初めて小田さんの楽曲が登場します。何かに悩んでいたり、考えていたりすると、こ |
の”今”という瞬間を大切に感じるってことに疎くなってしまいがちです。考えてみたらボクら |
はこの広い美しい世界に生きているんだなあって改めて感じさせてくれるような、そんな曲。 |
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おさらば |
3rdシングル(1972/4/25) |
作詞/作曲 東海林太郎 |
この頃のオフコースは夜に感じていた哀しみを、朝には断ち切ってまた新しい日を迎えよ |
う!というテーマで歌ってる楽曲が多いですね。・・・っていうか他の作家の作品ばかりだか |
ら、彼らがそうしたかったのかどうかはわからないんですけどね(笑)。 |
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悲しきあこがれ |
3rdシングル『おさらば』カップリング(1972/4/25) |
作詞 山上路夫/作曲 東海林太郎 |
おそらくこの”あこがれ”の対象となっているのは”東京”という街なんだろうと思うんですけ |
ど、それは逆を返せば今まで生まれ育ってきた街への別離なんだなあって感じる楽曲。生ま |
れ育った街も変わってゆく。だからやっぱりそれは悲しい別れなのかもしれませんね。 |
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めぐり逢う今 |
4thシングル『僕の贈りもの』カップリング(1973/2/20) |
作詞 松山猛/作曲 オフ・コース |
オフコースの本格的なデビュー曲は『僕の贈りもの』だと認知されています。そのカップリン |
グとなるこの曲は、『僕の贈りもの』とまったく同じイントロフレーズで始まります。ボク、すごく |
この曲好きなんですよね。自然の営みを人の心に置き換えて・・・自然って素晴らしい! |
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忘れ雪 |
6thシングル(1974/10/20) |
作詞 松本隆/作曲 筒美京平 |
恋人との最後の旅行を回想する・・・この悲しいシチュエーションの悲しみがそのままボー |
カルと演奏に響いています。あんなに助け合って生きてきたふたりが、なぜこのような別れ |
をしなければならないのか・・・君への愛を送ってきた道をひとりで帰ろう・・・悲しいなあ。 |
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水いらずの午後 |
6thシングル『忘れ雪』カップリング(1974/10/20) |
作詞 松本隆/作曲 筒美京平 |
ロックっぽいアレンジが印象的な一曲ですね。しかしタイトルとは裏腹に、この歌の主人 |
公たちは悲しみにくれています。愛=悲しみ・・・この等式は間違っているようで、実は合っ |
ているのかもしれません。そしてその悲しみを救えるのは”温もり”だけなのかも・・・。 |
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秋ゆく街で |
ライブアルバム『秋ゆく街で』(1974/12/20) |
作詞/作曲 小田和正 |
ピアノを基調とした、ライブのみで演奏された楽曲。秋が来ると、別に悲しいことがある |
訳でもないのに、ミョーに悲しくなってしまうことがあります。暑かった夏が過ぎ去り徐々に |
寒くなる秋を迎えつつあるという状況が、そんな悲しみを運んでくるのかもしれませんね。 |
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あいつの残したものは |
8thシングル『ひとりで生きてゆければ』カップリング(1976/5/5) |
作詞/作曲 鈴木康博 |
友人の妹との恋・・・そして友人は死に、妹とは音信不通になり、その想いも消えかけて |
いたところへの彼女の出現・・・青春の悲しみを掘り起こされた思いが、この主人公にはす |
るのかもしれません。彼の心に残っているのは兄の横で微笑んでいた彼女なのに・・・。 |
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ロンド |
12thシングル(1977/11/20) |
作詞/作曲 鈴木康博 |
すごくメッセージ的なものがこちら側に響いてくる一曲です。子供が成長するっていうの |
は、言いかえればそれだけ母親から離れてゆくことなのかもしれない・・・母側からすれば |
それはうれしいと同時にさびしいことなんでしょうね、きっと。 |
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