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いないのお

4365 「愛なんて」 GOING UNDER GROUND 13/12/01
S(11/11/2)/A「Roots & Routes」(12/11/14)
 「愛」その言葉が語られるとき、決まって雄弁で退屈な建て前ばかりが並ぶ。それは幸せそうな
笑顔だけがこれでもかと叩きつけられる。本当はそうじゃない。みんな何かに苦しみながら、泣きそ
うな顔をこらえながらそれでも明日を迎えようとしてるんだよね。現実がそうだからせめて世の中的
には笑顔をって意図はわかってる。でも本当の「愛」は苦しみ、悲しみの中から生まれてくるんだ。
868 「愛にあいたかった」 染谷俊 02/11/17
A「愛にあいたかった」(93/4/21)
 「愛」って言葉を規定することは、本当に難しいと思います。「これが愛なのか?」ということをその
時点で実感することよりも、「あれが愛だったのか」と過去を振り返って実感することの方が、実は
多いことなのかも。この楽曲の主人公は少年時代の回想の中で「愛にあいたかった」とまとめてい
ます。それは「愛」というものに触れていたのに実感できなかった、ということなのかもしれませんね。
4195 「会いに行くよ」 いきものがかり 13/06/14
A「NEWTRAL」(12/2/29)
 「歌」は人に笑顔も悲しみも与えてくれる。朗読するのとは違い「歌」にはメロディーがある。言葉
をそのまま声に出すのは簡単だ。でもそれをメロディーにのせて歌うと同じ言葉でも感じ方が幾重
にも広がることがある。この曲はリスナーに対する彼らなりのメッセージなんだろうな。個人的にはサ
ビ部分の「ずっとそばにあるよ」の高揚具合がツボです。上手く言えないけどなんか、いいんだよね。
2876 「愛について」 さだまさし 08/11/03
S(96/10/25)/A「古くさい恋の唄ばかり」(96/10/25)
 「愛について」と一言で問われても、簡単に返答できるようなテーマじゃないので難しいのですが
ひとつだけ言えることは自分以外の何かを慈しむことなんじゃないかなって、おぼろげながらに思い
ます。もちろんそこに到達するには数え切れないほどの「悲しみ」や「挫折」を伴うのだろうけど。い
や、到達したとしてもすぐ次へと旅立たなければならないような・・・「愛」ってそんな感じがします。
4941 「愛になる」 小田和正 15/06/30
A「小田日和」(14/7/2)
 どんな時にでも君の笑顔を見ていたい。その笑顔があるだけで僕はこれから来るあらゆる難関
も乗り越えて行けそうな気がする。うまくは言えないけど、君の笑顔は言葉以上の力をくれるん
だ。だからその笑顔が消えることのないように僕は君を守っていきたい。本当はその笑顔に守られ
ているのは僕の方なのかもしれないけど。その想いと想いが結びついてやがて、それは愛になる。
4674 「アイネクライネ」 米津玄師 14/10/06
A「YANKEE」(14/4/23)
 あなたに会えたことはささやかなあたしの人生にとって、とてつもなく大きな奇跡。なのにこんなに
も悲しいのはなぜなんだろう?それはすべての物事には終わりがあるように、あなたともいつかは別
れていかなければならないことをきっと無意識のうちに感じとっているからなのかな。あなたと手に手
をとってあたしだけじゃ越えてゆけないはずの夜を越えてゆけるのがとてもうれしい。そして、悲しい。
2957 「愛の謳(うた)」 Every Little Thing 09/01/23
S「Untitled 4 Ballads」(02/12/18)
 よく歌のテーマになる『愛』という言葉。この『愛』って概念が人によってさまざまだから話が余計や
やこしくなるんだけど、広い意味で言えばすべての生命に耳をすますってことなのかな?とこの曲を
聴くとそう思えてきます。自分以外のいろんなものに目を向ける。そうすればいつの時代にも必ず
『愛』はあるんだってことに気づけるかもしれない。ま、4行で語るにはスケールデカ過ぎますが(笑)。
607 「愛の唄」 オフコース 02/02/21
A「ワインの匂い」(75/12/20)
 オフコースの名盤中の名盤「ワインの匂い」の中で、ヒット作「眠れぬ夜」と同等の輝きを放ってる
楽曲。何とも切ないイントロのハーモニカがその「愛の唄」を引き立ててる。「あなたに出会えたこと」
ただそれだけで自分には生きている意味がある。いくつもの愛を経験したからこその出会いがそれを
とてつもなく大切に感じさせる。この流れが彼らの後の名曲『言葉にできない』を生んだのでしょう。
1388 「I know you」 陣内大蔵 04/04/24
A「TWIN」(93/9/1)
 ボクは基本的には自分から何でもしゃべるってタイプではないんです。若かりしある一時期までは
何でも自分の好き勝手しゃべってたんですけどね(笑)。人には自分からってタイプと、相手の出方
を待つってタイプがあると思うんですけど、後者はヒジョーに人から誤解を受けやすいし、それをいつ
でも心配する。そのような人たちの心をわかる人間になりたいなあって、この曲を聴く度思います。
1187 「愛の終る時」 オフコース 03/10/05
S「YES-NO」カップリング曲(80/6/21)
 タイトル通り「愛の終る時」の情景をとらえた一編。彼女はあの時「もう僕についてゆくのには疲れ
た」と僕の手から離れた。彼女が僕から一歩一歩離れてゆくたびに僕の愛が一歩一歩遠ざかって
ゆく。男はそれでも彼女が振り向いてくれるのを待っている。だけどそれははかない想いに過ぎず男
の目からはどうしようもない涙が落ちる。彼女からの申し出にうなずいてしまった男の後悔がそこに。

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