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せあ〜かせの

1710 「風」 コブクロ 05/05/12
S(02/2/14)
 春が来るたびに思い出してしまう人がいる。数年前、彼女と自分は同じ春の風を受けていた
はずなのに、その風を今はひとりで感じている。いろんな理由があり別れたのだろうけど、この主
人公はその恋の中で自分の本当の姿を知ることができたのだろうな。とはいえ彼女を忘れてし
まえるほどの恋をするまでこの道を歩くことはできないだろう。そんな男の優しさが染みる名曲。
3710 「風邪」 SION 12/02/15
A「好きな時に跳べ!」(01/6/16)
 生きてゆけばゆくほど大きな荷物を背負うことになる。忘れたくてバカ騒ぎしたってその重さが
減るわけじゃない。幼いころは何をやっても楽しかったのに今何ひとつ楽しくないのは、それだけ
のものを背負い込んでしまったからなのだろう。逃げずに認めること。すべてはそこから始まる気
がする。男が男に惚れるっていうのはきっとこういう曲を聴いた時なんだろうな。そんな絶唱曲。
4325 「風」 ファンキーモンキーベイビーズ 13/10/22
S「希望の唄」カップリング曲(08/11/5)
 あれだけ暑かった風もだんだん冷たくなってゆく。それに呼応して、あれだけ熱かった僕の君へ
の想いも冷めてゆくだろうか。いや君への想いはますます強くなっていってる。君がいないから、そ
の想い出をこうも愛しく感じるのかもしれないけど。思い出す君はいつも笑顔のまま。そのことが
僕の心をますます淋しくさせるよ。これから冬を迎える。僕の横に一番いてほしかった寒い冬を。
3757 「風」 野狐禅 12/04/02
A「鈍色の青春」(03/12/3)
 すべての疑問の「答え」は風の中にあるという。その「答え」だって普遍的なものではなく、時に
は姿を変える。だから最終的な「答え」なんて無いのかもしれない。「答え」を求めること自体間
違いなこともある。何にせよ「答え」は後になってみなければわからない。空に舞う風みたいにど
こからどこへどう吹くかわからないのだから。ただ「答え」を追うという姿勢は大事だとは思うけど。
2066 「風唄」 森山直太朗 06/05/03
A「いくつもの川を越えて生まれた言葉たち」(03/6/18)
 大自然に対して人はなすすべもない。風の唄を歌ったところで、何かを変えることができるのか
と考えたところで心は空しくなるだけだ。だけど人の心は変えられるかもしれない。心って人の感
じ方次第でどうにでも変えられるものなんだよね。だから人はいつの時代になっても歌い続ける。
彼の歌には普遍性というか、人にとってすごく大事なことを歌ってるなって気がするんですよね。
3124 「風がそよぐ場所」 小松未歩 09/07/09
S(99/6/30)/A「everywhere」(00/2/16)
 人が幸福を追求してゆくことは、逆にこの惑星を窮地に追い込んでいることなのかもしれない。
誰もが今より快適な人生を送りたいと願ってる。どんなに望みがかなっても人の欲望は無限大
だから、その望みはさらにエスカレートしてゆく。だけどすべてがうまくゆくような虫のいい話はない。
だから快適さを求めるということは破滅する覚悟も持たなくちゃいけないことなのかもしれないね。
2511 「風が伝えた愛の唄」 さだまさし 07/07/22
A「自分症候群」(85/12/21)
 昔から歌い継がれる唄には秘められた力があると思います。違う世相を生きてきた世代の人間
が好んで同じ唄を唄う。これってすごいことですね。歌い継がれてきた唄には、それだけ人間として
大切にしなきゃいけないものがこめられている気がする。”君が今口ずさんだ唄は誰に教わったの”
誰にでもそんな唄がきっとあるはず。忘れてた愛を今思い出そう。そんなメッセージを放ってる唄。
4505 「風が出てきた」 SION 14/04/20
A「Naked Tracks 4 ”同じ空の下、違う屋根の下で”」(11/8/27)
 「負の思考」を剥ぎ取ることができればもっと楽に生きれるのだろうが、楽天家にはなれない今の
俺にそれは無理だ。でもどう転ぼうが人生は待ってはくれない。ただ、そんな自分のウィークポイン
トがわかっているだけこの男は前進している。だって自分がどうなればいいのかを知ってるわけだか
ら。あとは負を正に、沈んでる気持ちを浮かび上がらせるだけ。そこがまた難しいんだけどね(笑)。
4456 「風が吹いている」 いきものがかり 14/03/02
S(12/7/18)/A「I」(13/7/24)
 強くなりたくなんかない。ただ毎日のように迫りくる弱さを越えたいだけなんだ。その弱さを越えた
分だけ望んでる場所に近づけるような気がして。「まだまだ」「もうダメだ」どちらを思うのも自分。結
局その風をどう判断するかで道は決まる。「あきらめる」という道だけは選ぶことはできない。その風
が自分にとって追い風なのか?向い風なのか?それを決めるのは他の誰でもない、自分なんだ。
2271 「風と落ち葉の季節に」 河口恭吾 06/11/24
A「風と落ち葉の季節に」(05/9/21)
 あなたとの日々をいっそ笑い話にできたとしたら、どんなに楽だろう。”あなた”との思い出がたく
さん詰まったこの場所で、主人公はそんな思いにふける。枯葉をさらうこの秋の風のように”あな
たとの思い出”もさらってくれたらいいのに。でもこの主人公、こうは思っていても片方では”あなた
のことを決して忘れたくない”って思っている気もしてしまいます。もう二度と会えない”あなた”を。
1469 「風と君を待つだけ」 小田和正 04/07/14
A「Sometime Somewhere」(92/1/25)
 若い頃今の自分の指針となるような人がいた。その人には何度助けられたことかわからない。
そして今その人の心は暗い闇の底で迷ってる。だから今度は自分がその人の力になりたい。も
ちろんラブソングなので、この「その人」とは女性なんでしょうけど(笑)。確かに人生は風向きが
めまぐるしく変わるヨットの上にいるようなものかもしれない。優しいメロディーと表現力がすごい。
1834 「風とともに」 ゆず 05/09/13
A「ゆずマンの夏」(00/7/12)
 さわやかな風が吹いてきて、それを肌で感じるたびにふと我に返ることがあります。「自分は今ど
うしてここにいるんだろう?」普段はそんなこと微塵も感じることなどないのにね。そんな青年の想
いを軽快で優しいメロディーにのせて歌った曲。人生を歩いていくというのはある意味自分を削っ
て生きてゆくってことかもしれない。たとえ何度疲れれ果てようとも、人はまた歩き出すんだよね。
3609 風と星とメビウスの輪」 Mr.Children 11/11/06
A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 人生を歩いて行くその途上には、どちらかといえば笑顔になる事象より涙顔になるような事象
が数多く待ち構えている。できれば涙顔な道は避けて通りたいものだよね。でもそれを避けては
たして笑顔はあるのだろうか?その途上で人の心の弱さや脆さを垣間見ることになるだろう。だ
から人は優しくなれる。ダメな部分があるからこそそれを補おうとする優しさが生まれる気がする。
2000 「風に立つライオン」 さだまさし 06/02/26
A「夢回帰線」(87/7/25)
 海外の僻地医療に身を捧げる実在の医師をモデルに描かれた、手紙を綴るように歌われた壮
大な楽曲。確かに日本という国はどこかで進むべき道を間違えたのかもしれない。技術が進めば
生活は楽になる。でもその分かけがえのない何かを失ってゆく気もする。「一番大切なものは何か
?」「それは生命だ!」とこの曲を聴いてから迷わず言えるようになりました。”アメージング・グレイ
ス”の流れる中、ナイロビの人々が今でも持っていて日本人が持っていない、いや失ってしまったも
のは何だろうと考えると、やはりそれは「生きる」という特別なことへの瞳の輝きなのかもしれない。
4531 「風になって」 森山直太朗 14/05/16
S(06/9/13)/A「風待ち交差点」(06/11/29)
 まだ見ぬ君を想うたび、いつも主観的になってしまう。自分主体に考えてしまうんだよね。だか
ら風になったつもりで君を想うよ。そうすると未来に希望が広がっているように感じるんだ。出会え
るかどうかもわからないのにそんなこと考えてるなんて他人からしたらちょっと気味悪がられるかもし
れないけど、それは僕に与えられた自由だ。ここだけの話だけど。まだ出会えぬ君に会うまでは。
2278 「風にならないか」 中島みゆき 06/12/01
A「LOVE OR NOTHING」(94/10/21)
 風になれば楽になれるんだろうか。正解のある人生なんてどこにもない。人間、菩薩様じゃな
いんだし(笑)誰も傷つけずに、そして自分も傷つかずに生きて来れた人なんかいるはずがない。
もしそんなことはないって人がいたとしたら、この曲聴いてください(笑)。けれどただ自分の言いた
いことを黙って事態を伺ってるだけなのもまた違う気がする。だから生きることって難しいんだよね。
4006 「風にひとり」 GLAY 12/12/07
A「GLAY」(10/10/13)
 人の数だけ個性があり、人の数だけ感じ方がある。だから誰かの感性を他の誰かが理解しよう
とすること自体に無理があるのかもしれない。でも独りよがりにだけ生きてゆくのはおもしろくないよ
ね。自分と他人の感性の違いを飲み込み妥協点を探り合いながら社会は成り立っているんだろ
うな。疾走感あふれるメロディー進行と、華やかさの中にある切なさが彼ららしいロックチューン。
4935 「風にひとりで」 井上大輔 15/06/24
S(79/12/21)
 映画『機動戦士ガンダムU 哀戦士編』挿入歌。確かアムロがブライトに「ガンダムはお前じゃな
くても操縦できる」と言われ自分を見失いホワイトベースを飛び出して砂漠にガンダムを隠してるシ
ーンで流れていたな。この後ランバ・ラル夫妻に出会うことになるのだがって全然曲紹介になってま
せんね(笑)。誰ひとりとして分かり合える人はいない。耐えがたい孤独を得て、男は大人になる。
1004 「風に吹かれて」 オフコース 03/04/03
S(79/6/5)
 彼女が別の誰かのことを想っていることはわかっている。でも、今こうして自分と一緒にいる時間
だけでも、できるだけ長く続いてほしいと願う男の心情を綴った一曲。心の中と同様に風が吹き
乱れているようなイントロが印象的ですね。彼女に対するありったけの想いを伝えたいって願う男
の心とは反対に叶わぬ願いにむなしさを感じているもうひとつの男の心が伝わってくる曲ですね。
1486 「風のオートバイ」 真島昌利 04/07/31
A「夏のぬけがら」(89/11/21)
 この曲を聴いてると、なあなあな気持ちで生きていないで生きているってことを大切に踏みしめ
ながら一日一日を過ごしていこうよ、って言われてる気がします。目に見えるすべてのものに対し
て「これが最後じゃないのか?」という気持ちで見ていくとどれもこれもがすごく大切に思えてくる。
そう考えれば、生きてさえいりゃ目の前に立ちふさがる難関だってたいしたことでもねえんだよな。
271 「風の篝火(かがりび)」 さだまさし 01/03/13
A「夢供養」(79/7/10)
 イントロからエンディングまでの4分06秒間、その世界に引き込まれてしまうほどこの曲は独特の
雰囲気を持っている。恋人である二人がだんだん離れていくシーンが、「大人びた分だけ遠ざか
る」「君と僕の間に橋がない」という詩的な表現で歌われてる。夏から秋へと変わるとてももの悲
しくなってしまう心情と悲しげで淋しげなメロディーが「蛍」と相舞って心に刻み込まれてゆきます。
2643 「風の記憶」 熊木杏里 07/12/01
A「風の中の行進」(06/9/21)
 この惑星の上に存在するすべてのものは、日々の中でいつも自分にさまざまな輝きをくれてい
る。でもその自分に影響を与えてくれるものが、いつも優しいものだとは限らない。時には哀しい
痛みが与えられることもある。誰かと出会えた喜びの横には、いつも別れを誘う風も吹いている。
すごく詩的な世界なんだけど、だからこそ伝わってくるものがあります。繊細なイントロが印象的。
2785 「風の坂道」 小田和正 08/06/02
S(93/9/22)/A「MY HOME TOWN」(93/10/27)
 自分だけを守って暮らしてた頃って、どちらかといえば怖いもの知らずな部分もあった気がしま
す。だけど自分以外に守りたいものが出来た時、人はとたんに弱くなる。ただそれは決して悪い
ことではなくて、弱いからこそ強さに立ち向かえる強さを生み、哀しみを感じるからこそやさしくな
れる気がする。誰のものでもない自分の人生。だけど人はひとりじゃ生きてゆけないんだよね。
2652 「風の姿」 中島みゆき 07/12/10
A「時代」(93/10/21)
 誰かに「こんな風だと思われていたい」という思いは誰にでもあると思うんですけど、そんな誰か
に「あなたらしくない」と言われた時に、ふと「自分はこの人にどんな人だと思われたかったのだろ
う?」と我に返ることがあります。こんなのは本当の自分じゃない。できれば本当の自分を愛して
もらいたい。でもそれであの人が喜ぶなら・・・そんな女性の揺れ動く心の迷いが伝わってきます。
2624 「風のたより」 村下孝蔵 07/11/12
A「恋文」(88/10/21)
 かつて愛した人から久しぶりに届いた手紙。今君は幼な子を抱きしめながら、日々を一生懸
命に生きているのだろうか。そんなことを想ってしまうシチュエーションに置かれた男の心情を歌っ
た曲。このふたりの関係を曲だけ聴いて推測するのは難しいですけど、きっと二人の間にいろん
なことがあったんでしょうね。ただ言えるのは「誰かを想うこと」って生きる力になりうるってことです。
4499 「風の強い日」 back number 14/04/14
A「あとのまつり」(10/6/2)
 この街にいる以上、あなたの顔が浮かんでくる場所ばかりだ。ずっと一緒にいれるとは思わなか
ったけど離れてゆくとも思っていなかった。あなたからすれば僕はまだまだ未熟だっただろうけど僕
は僕なりに変わろうとしていたんだ。あなたがこの街のどこかで生きてる。それはうれしいことである
し複雑でもある。また誰かを好きになるまで、あなたは僕の頭から離れてはいかないのだろうな。
3394 「風のない春の午後」 リンドバーグ 10/04/05
A「リンドバーグX」(92/5/22)
 これといって何事もなく平凡に流れてる毎日の中で、ふと「平凡が続く」ということは実はすごく特
別なことだと気づかされる瞬間があります。いつものように起きて、いつものように過ごし、そしてい
つものように寝る(笑)。すべて当たり前に思えるんだけど、それを連続させるということは実はとて
つもない奇跡の連続なんだと。そんな些細な幸せを常に感じることができたら、うれしいですよね。
2420 「風のひこうき」 熊木杏里 07/04/22
A「無から出た錆」(05/2/23)
 ”明日 今日にはない悲しみがあっても 明日にはない幸せがあるかもしれない”どちらかといえば
未来に対して悲観してしまいがちな今日この頃ですが、もしかしたら今日感じることができなかっ
た幸せが、明日には待ってるかもしれないんですよね。そう考えると、生きてゆくのもそう満更でも
ない気が、しますよね?(笑)とにかく笑ってみよう。きっとそこから何もかもが始まってゆくのだから。
1971 「風の街」 小田和正 06/01/28
A「LOOKING BACK U」(01/5/16)
 歌唱とつぶやきが同時に進行されてゆくのって斬新なアイデアだよなあ。それにしてもこんなに
歌声と語り声の高低さに幅のある人もいないよな(笑)。街にはいつでも同じ風が吹いている。そ
の風が吹く街の中で一歩一歩生きてきたけど、自分の歩いてきた人生は間違ってはいなかった
のだろうか?男が自分を見つめているさなかにも、その風はただ優しく街を通り抜けてゆくんだ。
1326 「風のマドリガル」 南野陽子 04/02/22
S(86/7/21)
 暗闇の中に一筋の光を差すかのようなイントロで始まるこの曲の疾走感がたまりません。人の
苦しみというのは一言「わかる」と言ったところで、実際に実感できるものではありません。だけどそ
の人を愛すようになって、その人の身になって考えることができた時、たとえわずかでもその人の苦
しみが見えてくるのかもしれない。包みこんでくれるような大きくそしてとても暖かい楽曲なのです。
2747 「風の迷路」 尾崎豊 08/04/25
A「誕生」(90/11/15)
 道行く人たちすべてにその数だけのさまざまなドラマがある。その数だけの幸せもあるだろうし、そ
の数だけの悲しみもある。その悲しみの数だけがオーバーラップしてきてしまうというのは、きっと彼の
曲が持っている個性なんだろうな、きっと。誰もが幸せになりたいと願ってる。だけどそう思いながら
も、また一日は何も変わらず無情にも閉じてゆくのだけど、すごく爽快感のある曲なんですよね。
2900 「風のようにうたが流れていた」 小田和正 08/11/27
A「そうかな 〜相対性の彼方〜」(05/6/15)
 大切な人も含めて、自分の周りにいる人たちはいつかは自分の元を去ってゆく。街も日が経つ
ごとにその姿を変えてゆく。だけど意味もわからずにいつの間にか憶えて口ずさんでいた「うた」だ
けはいつまでも自分の元に残り、見守っていてくれる。その「うた」を聴くだけであの日の自分に戻
れるんです。好きだった「うた」はなぐさめも、励ましも、そして夢さえくれる偉大な存在ですよね。
3262 「風のララバイ」 森山直太朗 09/11/24
S「時の行方〜序・春の空〜」カップリング曲(05/2/23)
 いつも心のどこかに不安を抱えた僕らの世代。世の中は常にマイナス要素しか残っていないよ
うにさえ思える。だとしたら夢でも見なきゃやってられないよな。今までのすべてがすべてダメだった
わけじゃないけど。世の中はいつも不都合と隣り合わせです。その不都合が誰かにとっては都合
のいいものなんだろうけど。そう考えると、誰もが満足する世の中なんて、ないのかもしれないな。

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