|  久々に僕の前に現れた名盤・・・と言ったら怒られるかな?(笑)前作『The 7th Blues』を | 
            
            
                | 聴いたときに、このハード路線で行ってしまうのか?と思っていましたが、やっぱりB'zには | 
            
            
                | ボーカル+ギター+コンピューターサウンドがよく似合うな、と納得してしまう一枚。このア | 
            
            
                | ルバムは「3.ねがい」「7.love
                me、I love you」「8.LOVE PHANTOM」の強力シングル3曲 | 
            
            
                | を擁した名盤。稲葉シャウト(笑)による「1.spirit loose」のあと、現代の若者の憤り加減を | 
            
            
                | 歌った「2.ザ・ルーズ」、思い描いていた未来と今がまるで違うことを嘆く青年像をメロディ | 
            
            
                | アスに奏でた「4.夢見が丘」、とてもシンプルなナンバーだけど心に響く「6.消えない虹」、 | 
            
            
                | まるで緩やかな坂をなだれ落ちて行くかのようなナンバー「7.love me、I love
                you」、別れ | 
            
            
                | た彼女を想いながら、彼女が頭から離れていかない路頭に迷う男を描いた名曲「8.LOVE | 
            
            
                | PHANTOM」、このタイトル通り世の中「9.敵がいなけりゃ」自分を奮い立たすこともできない | 
            
            
                | のかもね。シンプルかつポップな「10.砂の花びら」、本に書いてある通りの行儀のいい愛で | 
            
            
                | はなく「11.キレイな愛じゃなくても」いいから君が欲しいという切実な男の願いを描いた壮 | 
            
            
                | 大なロックバラードの後、町の片隅の酒場でのやりとりを歌ったアコースティックな「12.BIG」 | 
            
            
                | そして自分は自分らしく自分の世界を行きつづけたいと歌う「13.drive to MY WORLD」で本 | 
            
            
                | 作は幕を閉じます。こういっては本当に何なんですが、B'zが自分の手元に帰ってきてくれ | 
            
            
                | たかのような、そんな傑作目白押しの名作。こんなアルバムを作り続けていってほしいな。 |