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〜は

2927 「バッカ」 吉井和哉 08/12/24
A「Hummingbird in Forest of Space」(07/9/5)/S(07/12/19)
 最近の彼の作る音楽の主人公は疲れてる男ばっかな気がしますね。どこか世をあきらめているよう
なギリギリのところで生きているような、そんな男が迎えたクリスマス。クリスマスだからといって何がどう変
わるわけでもないんだけど、ただ君と変わらぬ愛を誓ったはずだったこの日をどうにかして変わるきっか
けにしたいと願ってる男の心情が突き刺さってきます。やはり詞のセンスが彼独特の味をもってるな。
1820 「葉月の雨」 ゆず 05/08/30
A「ゆずマンの夏」(00/7/12)
 限りある一生の中で君と出会い過ごしたことは、一生僕の中に焼きつくだろう。そんな想いが込め
られたしっとりとしたバラード曲。本当に愛し合うってことは「ラブラブ〜」みたいな軽いノリのようなも
のではなくて(笑)むしろすごく切なものなんだろうな。それはある意味悲しみに近いものなのかも
しれない。う〜む、それにしてもまたひとつ年下の彼らに大切なこと教えられたなあ、アポロよ(笑)。
3512 「初恋」 奥華子 11/08/01
S(10/3/17)/A「うたかた」(10/8/18)
 「友達に戻ってもいいから、もう逢えないとだけは言わないで」そんな女の子の悲しみが否が応に
も伝わってくる一編。あなたのすべてを知ってると思ってた。ただひとつ、あなたが私のことを好きじゃ
なくなってたってこと以外は。あなたのことを見つめられるだけでいい、そう思いながらも彼女にはさ
らにつらい未来が待っている。だってふたりでいる時には、彼の笑顔を見ることができないのだから。
1317 「初恋」 さだまさし 04/02/13
A「夢ばかりみていた」(90/2/25)
 手元に残されている一枚の写真。そこには公園で満開に咲いている大きな桜の木と私が初めて
恋したあなたが映ってる。イントロから花びらが舞い散る映像が脳裏に浮かんでくるような曲。あの頃
の想いを伝えられぬまま時は過ぎたけどあなたは今どこで何をしてるんだろう?今ではもうなくなって
しまった公園や桜の木々が、きっと聴いた人すべてにやさしい何かを語りかけてきてくれるはずです。
1918 「初恋」 浜田省吾 05/12/06
A「MY FIRST LOVE」(05/7/6)
 オリジナル盤よりも、ライブ演奏を聴いて好きになった楽曲。彼が初めて恋したのは女の子ではなく
(笑)ロックンロールだった。そんな彼のロックの初期衝動と、そのロックにとりつかれてシンガーソングラ
イターとなった彼の半生が刻み込まれたロックチューンです。人生の中で何十年経ってもいつまでも
追いかけていられるものがあるのってうらやましいですよね。ご本人もホント楽しそうに歌っていたよな。
2433 「初恋」 ふきのとう 07/05/05
A「思い出通り雨」(78/7/21)
 「初恋」っていうものは、その恋が破れた時に初めて「これが初恋だったんだ」と思うものなのかもしれ
ないとこの曲を聴いて思ったんです。そうすると「初恋」というものは決して成就しないっていうことにな
っちゃうんですけどね(笑)。花嫁衣裳の君の横にいるのは僕・・・そう信じ続けていたのに恋に破れて
しまった男の悲しみが、楽しかった彼女のと日々の回想とともに優しい旋律で刻まれている曲です。
3471 「はつ恋」 福山雅治 11/06/21
S(09/12/16)
 帰るべき場所があるふたりは、もう友達にも恋人にも戻ることはできない。ならばせめて君へのこの
の想いを誰にも知られないように一生抱えて僕は生きてゆく。そんな男の決心を歌ったバラード曲。
たとえ時を戻すことができたとしても、今自分の置かれたこの状況だからこそ君に対してこんな気持
ちになれるのだから。男の胸をしめつけられるような、もどかしいほどの想いが込められていますよね。
3905 「初恋」 フラワーカンパニーズ 12/08/28
A「世田谷夜明け前」(04/11/25)
 初恋をした頃、僕は輝きに満ちていた。これから来るはずの未来にドキドキワクワクしていた。あれ
から数十年経ち、僕はまた誰かに恋をしている。ここまで生きてきて、いろんなことが無理だとわかっ
ているはずなのに、恋してるだけですべてがうまくいくように思えてしまう。気の持ちようって案外バカに
できないよね。なぜか自分がスーパーマンになったかのように思えてしまえるんだよね。それが「恋」。
223 「初恋」 村下孝蔵 01/01/23
S(83/2/25)
 この曲をはじめて聴いたのは確か小学生の時にラジオからだったと思います。そのはかなげな歌詞
と魅力的なメロディーが幼心に残っていたのでした。そして音源を手に入れたのは高校の時でした。
数少ない情報からやっとこの人のこの曲だとわかった時はホントに嬉しかったな。青春のはかなさとい
うか悲しくありながらも懐かしいこの少年の気持ち。今聴いても色あせない名曲のひとつなのです。
4155 「初恋」 森山直太朗 13/05/05
A「素敵なサムシング」(12/4/11)
 「恋」は単に目の前にいる人だけにするものではない。時には読んでいた本に出てくる登場人物
に恋してしまうこともあるだろう。ましてやそれが「初恋」となればもう最強(笑)。だってどんな恋にな
ろうと永遠に裏切られることはないもんね。その反面、本の中でしか会えないという淋しさも兼ね備
えてる。優しく柔らかく、そしてちょっと悲しげな曲調が”もう二度とない恋”の切なさを醸し出してる。
3954 「初恋」 野狐禅 12/10/16
S(03/11/19)/A「鈍色の青春」(03/12/3)
 「明日が待ちきれない」そう思えなくなったのはいつからだろう?生きていくことに対して「開き直る」
こと。それはこれからの人生に対して挑戦していくことなのかもしれない。何かにぶつかり挫けるたび「
強くならなくては」と立ち上がる。その時点でもう強くなってるんだよね、人の心は。どこにあるかわか
らない答えは見える位置にはないのかもしれない。それは・・・自分自身の中にしかないのかもね。
272 「初恋クレイジー」 スピッツ 01/03/14
A「インディゴ地平線」(96/10/23)
 彼女に出会ったことで自分の未来は大きく変わりはじめた、という思いを綴ったスピッツのスローな
ロックナンバー。このメロディーを聴くとなんか安心してしまうんだよなあ。彼らの音楽って詩が独特な
だけに、言葉でそのよさをうまく伝えるのが難しいんですよねえ。きっとそれは言葉に表せるところにあ
るのではなくて、もっと心の内側の精神的な部分にその理由があるんだと思うんですけどね(笑)。
86 「初恋の雨音」 辛島美登里 00/08/13
A「Good Afternoon」(90/5/23)
 僕はこのような女の子に弱いのだ。多分彼女の実体験なんだろうけど、初恋ってのはいったいど
れがそうなのだろう。やっぱり物心がついて「これが恋なんだろうな」って感じる恋が「初恋」というもの
なのだろうか。情景描写がとてもみずみずしく表現されていて、ボクの心の中に強く、そして曲調は
か弱さを色濃く残している。このもの悲しい歌から浮かんでくるシーンが心の奥底まで響いてきます。
4840 「初恋を唄え」 GLAY 15/03/22
A「GUILTY」(13/1/23)
 今にして思えばなぜあの時、本当の気持ちを告げられなかったのだろう?初恋とはそういう風に
なるようにできているのかもしれない。もちろん初恋が成就すればそれに越したことはないけど、初
恋がスムーズにうまくいっちゃったらそれはそれで何か違う気もしてしまう。本当の気持ちを告げられ
ずにただ彼女の後ろ姿を見送り卒業する。それが真っ当な初恋だと思える僕は変だろうか?(笑)
2802 「発光」 吉井和哉 08/06/19
S「WINNER」カップリング曲(07/5/23)
 自分の意志を貫き通す人は、自分に対して素直と言えるのかもしれない。でも好き勝手なこと
ばっかりやってりゃ、単なる”傲慢”の二文字で片付けられてしまうこともあります。だけど、どんなに
強い風当たりに遭おうと貫き通せるなら、それは単なる”傲慢”じゃなくなる。”終わりのないゼロの
連続”って一節がすごいな。時には協調も必要だけど人間「自分を光らせて何ぼ」なんですよね。
4305 「パッション・フルーツ」 フジファブリック 13/10/02
S(07/9/5)
 君はいつもすまし顔でまるで僕のすべてを見透かしたかのような冷たさをもっている。そして時折い
つもとまったく別の顔を見せる。なんとしても君の本性を暴きたい。でもいつの間にか逆転されてまる
で僕の方が踊らされている始末。いつか君の化けの皮をはがしたい。そんな男の心情がアップダウン
の激しいメロディで奏でられる。とにかく不思議な旋律と雰囲気を持つ奇妙奇天烈な曲なのです。
1510 「Passing Bell -帰郷」 小山卓治 04/08/24
A「Passing」(85/6/21)
 ひとりの男の死によってふたたび集まった学生時代の仲間たち。仕事終わりに自ら死に向かった
男を弔う彼らのここまでの人生は実に様々だった。歌手をめざして街を飛び出した女、ありふれた
暮らしを選んだ男、いくつもの名前を使い分ける流れ者。楽しかった学生時代のように何にも考え
えず、ただ輝いてる未来へ夢をそのまま描きながら生きていくほど難しいことはないのかもしれない。
2208 「Hustle Blood」 米米クラブ 06/09/22
A「KOMEGUNY」(87/10/21)
 この主人公、血が騒いじゃってるんですよね(笑)。この米米クラブというバンドは人間の衝動的
な行動や様子を別の何かに置き換えて表現するのがメチャクチャうまいバンドだと思うんですよ。こ
のジェームズ小野田さんのいつになく清涼な歌声が(笑)逆に自分ではどうにも抑えきれない衝動
に切なさを感じる男の表情をよく出してるな、と思えてしまいます。男のもだえ感をよく出してるな。
1790 「Passage」 山崎まさよし 05/07/31
S(99/10/14))
 自分がこの先もし夢に挫折して立ち止まったとしても、そこにまだ目指すべきものが夜空の星の
ように輝いていてくれるのなら僕は歩いてゆけるだろう。たとえ夢を見始めたあの頃がふりかえるた
びに遠くなっていくのだとしても。そんなこれからの人生への不安と意気込みを歌にした楽曲。人
は夢に向かうたびに挫折を前にして何度も立ち止まる。それでも誰もが前を向き歩いてゆくんだ。
3582 「8cmのピンヒール」 チャットモンチー 11/10/10
A「告白」(09/3/4)
 この「8pのピンヒールで駆ける恋」って表現は、ちょっと何かあっただけで折れてしまうようなそれ
だけ危うげな恋ってこと、なのかな?この曲を聴くと男ってのは何もわかってないというか、女性とは
まるで違う方向を向いて満足してるんだなってことがわかる、ような気がします(笑)。最後に別れ
る結末はわかってた。わかってたはずのに飲み込めない女の子の心情が悲しく突き抜けてる楽曲。
463 「Bad Communication」 B'z 01/09/22
A「Bad Communication」(89/10/21)
 彼らの存在を知ったボクにとって記念すべき曲です。そのメロディーの斬新さ、コンピューターサウン
ドとアナログなボーカル、ギターの融合。かなり飛んでる歌詞(笑)。もうこの曲聴いてからしばらくは
彼らの曲ばっかり聴いてました。そしてこの曲を聴くと同時に「この頃って浪人して落ちこんでたな」と
いう余計なことまで思い出してしまう、ある意味ごく個人的に記念碑的(笑)作品でもあるのです。
2823 「服部」 ユニコーン 08/07/10
A「服部」(89/6/1)
 若者の男の子たちへ「歳相応の生き方をしろ」という、大人の男からのメッセージがつらつらと並べ
られたロックチューン。「君がその恋に手を出すにはまだ十年は早い」と言うこの男の心の裏側には
「俺も君らの頃には若いというだけで同じ仕打ちを受けた。だからお前らも俺ぐらいの歳になるまで
その恋に手は出させない」という心の狭さが見え隠れする(笑)見た目はクールなロケンローな曲。
4013 「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」 サカナクション 12/12/14
S(11/7/20)/A「DocumentaLy」(11/9/28)
 実際にバッハの曲ってそんなに多く聴いたことないけど、夜更けにひとりで月を見ながらクラシック
音楽など聴いた日にゃ、非現実な世界へ誘われるっていうのはわかる気がするな。きっとその旋律
には心の奥底に訴えかけてくる何かが秘められているのだろう。伊達に何百年もの間聴き継がれて
ないよな。デジタルとアナログの融合。聴けば聴くほど不思議な世界に引き込まれる作品ですね。
3794 「ハッピーエンディング」 馬場俊英 12/05/09
S「世界中のアンサー」カップリング曲(09/3/11)
 学生時代の友達の結婚式。そこには彼女も姿も。彼女は新郎の新婦の前の彼女だった。そん
な彼女が来てくれたことに胸熱くなる僕。もう学生ではないけど、そこで長かった学生時代の終わり
が来たかのような、温かいんだけどどこか悲しく切ない想いがこみ上げてくる曲。「あの時ああしてお
けば」と思うことはたくさんある。だけどあの時言い出せなかったからこそ、今の自分はいるんだよね。
4445 「Happy Ending」 槇原敬之 14/02/19
A「EXPLORER」(04/8/11)
 「終わりよければすべてよし」と言うけど実際その渦中にいる間は心が揺れて「ここから抜け出した
い」と思うことなんてしょっちゅう。子供の頃に体験したことなんか特にそう。自分がおもちゃをせがん
だばっかりに家族の和が崩れてゆく件なんて、とてもじゃないが他人事とは思えない(笑)。ただその
頃思ったことがどこかで反面教師になってることが多い。繰り返しちゃうことも多いんだけどね(笑)。
4399 「ハッピーエンド」 GOOD ON THE REEL 14/01/04
A「透明な傘の内側より」(12/11/21)
 僕らはいつでもハッピーエンドを待っている。何をもってハッピーエンドとするのかはわからないけど
とりあえず歩いていかなきゃそこへたどり着けないことだけは知っている。歩いてゆく途中でさまざまな
障害に出会うこともあるけど、それもハッピーエンドを迎えるために必要なピースだと思えれば何とか
乗り越えてゆける気がする。その障害も、見方を変えれば実は障害ではないのかもしれないしね。
4695 「Happy Song」 Mr.Children 14/10/27
A「[(an imitation)blood orange]」(12/11/28)
 優等生しか世の中にいちゃいけないかのようなこのご時世。もちろん誰かに迷惑をかけちゃいけな
いが出る杭が打たれるような世の中に息がつまりそうだ。かといって人とは違う大それたことする勇気
もないんだけどね。目まぐるしく変わってゆくこの世界ではたして昨日と同じ自分でいていいのだろう
か?という自問自答が今日もこだまする。だから現実離れしてようと僕は幸せな歌を歌いたいんだ。
3764 「HAPPY DANCE」 槇原敬之 12/04/09
S(98/7/23)/A「Cicada」(99/7/7)
 今日はふたりが新しい幸せを探し出す最初の日。それは君と僕が会う最後の日になることでもあ
るんだけど。最後にダンスを踊ろう。君の思い出がよみがえってこないように蹴散らしながら。本心を
口にしなかった君はどう思ってるかわからないけど、僕は君がいなくなると素直に寂しい。100%男の
側の感情だけを歌った曲だけに一方的に別れを切り出された感が悲しい。主旋律がさらに悲しい。
3136 「ハッピーバースデー」 辛島美登里 09/07/21
A「ブーケガルニ」(07/11/21)
 誕生日の”君”と向かい合う女性の”君”への大きな想いを綴った楽曲。とにかく彼女の作品らし
からぬ分厚いギターアレンジと小刻みに繰り返される歌詞たち、はっきり言ってド迫力サウンドでござ
います(笑)。「そのままでいてほしい」と思う反面、「でもそのままじゃ生きてゆくのがつらい」というこの
矛盾が人生という道の難しさなのかもしれませんね。彼女の新境地を垣間見たような作品です。
3501 Happy Birthday」 GOING UNDER GROUND 11/07/21
S(06/2/1)A「TUTTI」(06/2/22)
 忙殺されるような日々の暮らしの中でふと「生まれた意味」を改めて考えさせてくれるこの「誕生日
」というシロモノ。これって人類が発明した中でもかなりすごいものだと思う。こんなフラッグでもなけれ
ば一年のうちで「生まれた意味」について考えることなんてそうそうあるもんじゃないもんな。僕たちは
何度でも生まれ変われる。そう思い立った時、すでに新しい自分に生まれ変わっているんだよね
2834 「HAPPY BIRTHDAY」 ザ・ブルーハーツ 08/07/21
A「HIGH KICKS」(91/12/21)
 「本当の言葉」はいつも何かに遮られて誰の心にも届かないような気がする。第一、思ってること
を包み隠さず誰かに伝えることってすごく恥ずかしいし、逆にその一言が物事の進展を遮りかねな
いってことを考えると、なかなか口にできないものですよね。それでもたとえ青くさいと思われようとも
そういう想いはいつまでも大切に持っていたい。それが「生きてる」ってことに繋がってゆくと思います。
4962 「Happy Birthday to you!」 斉藤和義 15/07/21
A「和義」(13/10/23)
 表題とはまるで趣を異するような切迫するロックな作品。お祝いをしているというよりは今置かれ
た「君がいない」という状況に自暴自棄になっている男の姿が浮かんでくるようです。きっと以前自
分の行いが悪すぎて彼女に愛想つかされてしまったのでしょう。それでも覚えてる彼女の誕生日。
「プレゼントは透明の花束を贈ったよ」って一節が、なんとももどかしい彼の心情を表していますね。
2751 「発明王」 KAN 08/04/29
A「ゆっくり風呂につかりたい」(91/5/22)
 シングル『愛は勝つ』で大ブレイクした彼の当時の心境が思いっきり表れてるアルバムタイトルです
よね(笑)。そしてそのアルバム中もっともその思いが表れてる曲がこの作品。「音楽で全国にその名
を知らしめる」という目標に到達したのに、何事も以前のように自分の思ったように、好きなようにで
きなくなってるジレンマが表れてます。アコギ弾き語りなところがその皮肉さをさらに醸し出してるな。
4917 「発明品」 高橋優 15/06/06
A「僕らの平成ロックンロールA」(12/12/26)
 誰かをいつでもつかまえられる世の中にしてしまった携帯電話。すごい発明品だ。だけどそのおか
げで失われてしまったものも多くある。本当の想いは電波では伝えにくい。本当はそうは思っていな
くても相手のとり方によってそう思われてしまうこともある。問題がひとつ解消されれば、その分何か
も消えてゆく。今までも何かが開発されるたびに今までになかった虚しさも開発されてきたのだろう。
543 「初雪の頃」 さだまさし 01/12/13
A「風待通りの人々」(88/7/25)
 地方からひとりで東京に出てきて暮らすある若者の心情を歌った歌。この切なげなハーモニカもさ
る事ながら「忙しごっこで 休みもなかなか言い出しにくくって」や「実は一度だけ自分に疲れて あの
改札口まで帰ったことがあるけれど♪」ボクは今も生まれ育ったにはいるけど、この気持ちなんとなく
わかる。若者が故郷から遠く離れた場所で暮らすということ。大変だろうけどがんばってほしいな!
2980 「BUDDY」 B'z 09/02/15
A「ACTION」(07/12/5)
 年を重ねてくると、誰もが痛い思いをしたくなくなる。若い時にさんざん痛い思いをしてきているから
それは「経験悪」とでも言おうか、結果が容易に予想できてしまうから何かと戦うことすら面倒くさくな
ってしまうんですよね。だけど僕らの人生は終わったわけじゃない。この世はいつでもどこでもバトルフ
ィールドだ。この先いくつ年をとっていったとしても、そういう自分の闘争心だけは失いたくないな〜。
4642 「ハテナ」 チャットモンチー 14/09/04
S(12/5/2)
 なかなか自分の思い通りにいかない。忘れちゃいけないことはすぐ忘れるくせに、忘れたいことに限
ってなかなか忘れることができない。言い訳はすぐに思いつくのに、心の底から出てきた感情を言葉
にすることはできない。だから人間なんだ。なぜそうなるのか自分に問いただしてみても、いつまで経
っても答えが出ない。いや、答えなんてないのかも。いいや、なくていいものなのかもしれませんよね。
4509 「ハトマメ」 槇原敬之 14/04/24
A「EXPLORER」(04/8/11)
 日本では常識的なことが外国人に通用しないことは山ほどあります。たとえばハトにあげる豆や
鹿にあげるせんべいを美味しいとほおばる外国人。鹿せんべいにいたってはそれが美味しいからと
お土産にくれた外国人。「それは鹿用のせんべいだよ」と伝えようにも言葉がわからない。だけどそ
の「美味しいからあなたにも」って気持ちがうれしいんだよね。その思いはきっと万国共通なんだな。

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