ヨーロッパで生まれたP&Z工法。
わが国では9つのPC橋梁で採用されました。

P&Z工法はヨーロッパ各地で使用されており、橋脚の高い渓谷、河川、市街地でのPC橋梁の架設工法
としてすばらしい成果が得られています。
我が国では利根川本流を渡河する月夜野大橋で初めて採用され、下記に示す9橋の施工実績があります。

各務原大橋


施工実績一覧表(色のついた橋梁名をクリックすると詳細が見れます)

実  績建設地橋長 × 有効幅員径 間 長最高橋脚高施工年
各務原大橋岐阜県594.0m × 13.5m54.9+8@60.0+55.9m22.8m2010~2013
長良川橋岐阜県343.0m × 25.0m59.5+2@111.0+59.5m約17m2006~2009
吉峰高架橋福井県443.5m × 10.3m36.6+2@40.0+5@50.0+45.0+30.1m24m2005~2007
はまゆう大橋静岡県790.0m × 11.5m61.3+7@95.0+61.3約20m2001~2003
鳴瀬川橋梁宮城県488.92m × 単線75.8+4@85.0+71.3約13m1997~1999
月山橋山形県474.0m × 10.0m63.8+3@112.0+68.3約74m1996~1998
子不知高架橋新潟県422.5m × 10.75m30.0+52.0+5@59.5+43.0約29m1986~1987
利根川橋群馬県560.0m × 9.0m5@80.0+2@59.5+43.0約34m1982~1984
月夜野大橋群馬県306.8m × 9.75m68.4+2@84.5+68.4約33m1981~1982
サン・ペラグリノ橋
(San Pelleprino)
スイス 865.0m × 10.0m 40.0+55.0+12@60.0+55.0
45.0+55.0+14@60.0+12.0
約40m 1981~1983
サヴィオ橋
(Savio)
イタリア 1.871.45m × 11.3m 56.45+4@90.0+2@110.0+95.0
+110.0+85.0+2@100.0+85.0+2@100.0
+90.0+3@105.0+55.0
約70m 1976~1979
ドナーグラーベン橋
(Donnergraden)
オーストリア 461.4m × 13.4m 58.8+3@69.0+68.95+68.65+58.0
57.45+5@67.45+57.45
約81m 1976~1979
グミュント橋
(Gmünd)
オーストリア 562.0m × 5.5m
(上下)
53.7+7@65.0+53.7 約50m 1974~1976
ケールブラント橋
(Köhlbrand)
ドイツ 1048.0m × 8.0m 34.0+7@42.0+2@50.0+60.0+8@70.0 約70m 1972~1973
ジークタル橋 ドイツ 1050.0m × 6.0m(上下) 63.0+75.0+90.0+4@105.0+96.0 約105m 1965~1969