17th アルバム 「MAGIC」(2009/11/18)

 
 「4.MY LONELY TOWN」「6.イチブトゼンブ」というここ最近ではすごく僕の心に残ってるシングルが収録されてる
せいか”この2曲とその他11曲”という印象が強いアルバム。うねるギターの「1.Intro〜」から「2.DIVE」へ一気にダ
イブ!(笑)確かに人生自体が思いがけないことなんだもんな。「うまくいかないのはすべて自分のせいだと思えれ
ばチャンスはある。だって自分を変えるだけで道は開かれるのだから」と歌われた前曲と同テンポ進行の「3.Time
Files」を経て何度聴いても飽きない久々のシングル「4.MY LONELY TOWN」へ。とにかくかっこいいのだ。「人はも
ともとバラバラだ。いくら集まったって最終的に自分で決めるしかないんだ」メロディアスでありながらハードなロッ
クな面も見せる個人的には2000年代の彼らの作品の中でもトップクラスだ。あまり日の目を見ないが(笑)。なん
だかんだ言ってもいつも謙虚さが大切」な「5.long time no see」。そしてもうひとつのシングル「6.イチブトゼンブ」
イントロだけでこんなにワクワクしてしまう曲も久しぶり。その人のすべてを知ろうとしたって結局すべてを知ること
などできない。ならその人を愛しぬけるポイントをひとつだけおさえよう。ホント、そうだよな。そして重厚なバラード
曲「7.PRAY」。自分だけさえよけりゃ。それが人間の本能だと思う。その本能をおさえて自分以外の誰かのために
祈ることができるって何ものにも負けないエネルギーだよね。そして表題曲「8.MAGIC」はミディアムテンポで奏でら
れるロックチューン。人と人をつなぐ魔法なんてないんだ。いや、本人たちが努力し続けた結果その絆が魔法にな
るのかもしれないね。愛しい人をなくす日を想像してはもどかしくシャウトする「9.Mayday!」をはさみ、深遠なる生
命のはかなさを歌ったバラード曲「10.TINYDROP」、ある日その子のことが好きだと気づいてしまったどうすることも
できない男の「11.だれにも言えねえ」気持ちがシャウトされ、B'z版歌謡曲「12.夢で逢いましょう」へと。そしてラスト
「13.Freedom Train」をむかえる。冒頭で2曲ばかり褒めましたが、かなりの名盤だぞ、これ。と今ごろ気づく(笑)。
 
1. Introduction
2. DIVE
3. Time Files
4. MY LONELY TOWN
5. long time no see
6.イチブトゼンブ
7. PRAY
8. MAGIC
9. Mayday!
10.TINY DROP
11.だれにも言えねえ
12.夢の中で逢いましょう
13.Freedom Train
 
 

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