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〜ま

4407 「まかないが食べたい」 森山直太朗 14/01/12
A「レア・トラックス Vol.1」(10/12/15)
 そこまでして「まかない料理」が食べたいのか(笑)。商品にならない食材の捨てる部分ばかり
を使った、しかも一般に食べることのできない逸品。食べられる人は気にしないだろうけど食べる
ことのできぬ人からすればそれは限られた人にだけ許される珠玉のひと品に映るのだろう。本来
重要じゃないはずなのに人を惹きつけるまかない料理。それは世の中の縮図なのかもしれない。
3379 「マカロニ」 Perfume 10/03/21
A「GAME」(08/4/16)
 彼女たちの楽曲には「今が楽しければいい」というのとはちょっと違う、どこか刹那の悲しみを感
じるのです。いつ訪れるかわからないけど「あなたとの最後の日は必ず来る」っていう絶対的な悲
しみを抱えながらも、それでも愛しい人とずっと寄り添っていたいという望みが切なく響いてくるの
です。ただ、なぜこの曲のタイトルが「マカロニ」なのかは今をもってわからないんですけどね(笑)。
435 「巻き戻した夏」 福山雅治 01/08/25
A「SING A SONG」(98/6/24)
 夏に恋した想い出って、いつまでも忘れないものなんですよねえ。例えば小学生の時、夏休
みに田舎へ遊びに行って地元の女の子と仲良くなって、「恋」という意識もままならないままに別
れの時(つまり夏の終り)を迎えてしまう。そんな思いって大人になった今でもどこか心の中に残っ
ているものなんですよね。少年の恋を歌ってるわけではありませんが、なぜかそれと重なるなあ。
4235 「負け犬の詩」 斉藤和義 13/07/24
A「45 STONES」(11/10/19)
 本音とは文字に起こしたとしてもそれが100%本音、とはならない。人の本音を言葉にするの
には限界があるから。だって実にさまざまなものが絡み合った本音をたった何文字かの言葉で表
現すること自体おかしなことだから。だから真っ黒い紙に真っ黒いインクで書いたものにこそ本音
が、というこの曲の主張にシンパシーを感じる。だって何を書いたって誰にも読まれないんだもの。
106 「MOTHER」 長渕剛 00/09/16
A「JAPAN」(91/12/14)
 このアルバムを出した頃の彼はおそらく絶頂期だったに違いない。そして「今の日本に一番欠
けてるのは母性だ」と悟った彼は、このアルバムの最後に自分の母親に向けたこの歌を収録し
た。「それは男らしくないということじゃない」。十代の頃に母親と歩くことがとても恥ずかしく感じ
たけど、今となってはそう思っていた自分が恥ずかしい。すべての男性に聴いてほしい曲です。
1670 「MOTHER」 PUFFY 05/01/31
S(97/12/12)
 とにかく自然に勝てるものなんてこの世の中にゃないんだよなってつくづく感じます。もちろん天
災の恐怖ってのもあるけど、たとえば人間界のしがらみとかやっかみとか失敗なんて、太陽や海
や空の前には無意味な存在。まあしいて言えば今こうして生きてることこそが正しいんであって
昨日までの自分をできるだけ消化して、明日どう生きるかを考えるのが大切・・・だよな(笑)。
1508 「MOTHER OF LOVE 小さな未来・・・」 徳永英明 04/08/22
A「太陽の少年」(95/12/8)
 今この国に一番欠けているのは、すべてのものを優しく包みこむ「母性」というものかもしれな
い。それは別に女性だけに限定された優しさじゃなくて、もちろん男性にも「母性」ってものはあ
ると思います。こんなにすさんだ世の中だから親が子を子と思わず、子が親を親と思わず。だけ
ど人間が一番救われたと思える瞬間っていうのは相手に「母性」を感じられた時かもしれない。
1776 「正夢」 スピッツ 05/07/17
A「スーベニア」(05/1/12)
 ゆったりとしたメロディーラインの中にどこか懐かしさを感じる、そんな彼らの不思議な楽曲。昨
日見た、君と出逢ったって夢が正夢にならないかな。そんな主人公の想いって何となくわかる気
がするな。自分はまともじゃないって認めつつも、夢の中に出てきた君ともう一度逢いたい。もち
ろんそれは夢の中のお話だけど、その想いが彼に現実で生きていく力を与えている気がするな。
2554 「まさ夢」 平川地一丁目 07/09/03
A「七つのひらがな」(03/3/5)
 この歌声で、こんな内容の歌を歌われたらかなりショックというか、なんともいえない悲しみの深
さを感じてしまいますね。「何も変わらない君の夢を見たよ」ということは、もうあの頃の”君”はそ
こにはいないんですよね。初期の彼らの楽曲には常に誰かの温もりを求める想いを感じます。ま
だ年端も行かない少年の歌声とストレートなメロディーがすごく健気。だからこそ悲しいのです。
4417 「MAGIC」 B'z 14/01/22
A「MAGIC」(09/11/18)
 「この人、実はもう僕に飽きてしまっているんじゃ?」と疑心暗鬼になることがありますよね。い
つか魔法が解けてこの人は僕の前から立ち去っていってしまうんじゃないだろうか?と。上っ面で
で取り繕った魔法はいつか解ける。ただ勝負はそこからなんですよね。「どんな風になろうとこの
人じゃなきゃダメだ」そう思わせるようにならなきゃね。そこにはそれ相当の努力が必要だけどね。
4493 「Magic of Love」 Perfume 14/04/08
S(13/5/22)/A「LEVEL 3」(13/10/2)
 何もかも思い通りになる魔法を使えたとして満足のいく恋ができるでしょうか?思い通りにい
かないから余計恋しくなるのです。この手の曲は大抵「キミを振り向かせる魔法が使えたらいい
な」って展開をみせるけどこの曲は違う。魔法を使ってキミを振り向かせたとしてもドキドキのな
い恋なんてイヤ!だからキミが私に魔法をかけて!と解説してる40越えの男をどう思う?(笑)
2358 「真面目過ぎる君へ」 アンダーグラフ 07/02/19
S(06/3/22)
 気分転換してみても、今悩んでいることが薄れてゆくなんてことはまずありません。なにせボク
は真面目過ぎるからね(笑)。確かに正直者がバカを見る時代なのかもしれない。おかしな話
ではあるけど、だからか正直者であることがすごく貴重に見えてしまう。でも生きてゆくには時に
は正直者でいてはダメな時もある。そのバランスの難しさに今日も悩んでるんですけどね(笑)。
84 「魔女 旅に出る」 スピッツ 00/07/14
A「名前をつけてやる」(91/11/25)
 真夜中に深夜ラジオで、スピッツの曲を初めて聴いたのがこの曲でした。その時いっぺんに好
きになったんですけど、けっしてその独特の世界観から「こりゃあ売れないだろうな」と思っていた
ら、数年後「ロビンソン」という曲で一躍スターダムにのし上がった。初めの方から聴いてるボクに
とっては複雑だったけど、新曲を出すたびに「いい曲だなあ」と思わせてくれる彼らに感謝です。
426 「マシンガンをぶっ放せ」 Mr.Children 01/08/16
A「深海」(96/6/24)
 歌詞がだんだん露骨になってきたというか、伝えたいことをストレートに歌詞にのせるようになっ
てきた頃の彼らの一曲。この曲は確かマキシシングルとしても発表されている。実はこのアルバ
ム自体も彼らの歴史の中で最も深く重いアルバムである。それにしてもこの曲、全然歌えねー
(笑)。早過ぎる上にこの歌詞の詰め込みよう、他の人には歌わせたくないんだろうか?(笑)。

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