記念すべきファーストアルバム。「1.レイニーブルー」はデビュー曲でありながら彼の全キャリアの中でも屈 |
指の名曲。恋を失った女性の気持ちが痛いほど伝わってきます。「2.リアリスト〜」はポップな一曲。君はリア |
リスト、僕はロマンティスト・・・彼は彼女にけっこう押され気味(笑)。「3.夏のプリズム」は文字通り夏の陽射 |
しの中で少女から大人の女性に変わってゆく彼女を見つめた一曲。「4.冬の動物園」は卒業前の動物園の |
デートの風景。それはそれぞれの旅立ちへの序曲。にしても動物園デートってのが高校生らしくていいなあ |
(笑)。「5.ガール」は涙なしには聴けない一曲(個人的に(笑))。自分の腕の中にいたはずの彼女はもう今は |
いない・・・ううメロディーも泣ける!「6.僕の憂鬱」はアップテンポなロックチューン。終わり際の恋を描いた名 |
曲。その時になって彼は彼女の魅力に気づくのです・・・。「7.未完成」はこの先もずっと彼女と人生を歩いて |
ゆくと決めていた男の、未完成に終わった望みが悲しく描かれています。「8.Air Port 20:13」は空港での男 |
女の別れをテーマにして歌われています。しかし別れ歌が多いなあ(笑)。「9.レター」は遠く離れた恋人を想 |
いながら、彼女からもらった手紙をかみしめる男の心情を綴っています。そして次はまた別れの曲!(笑) |
「10.最後の学園祭」は学園祭のあとの独特の淋しさと、別れてゆく少年と少女の別離を重ね合わせた名曲。 |
ラスト「11.奇跡のようなめぐり逢い」はある意味一番幸せな曲です。ふたりが出逢った奇跡を心の底から嬉 |
しいと叫ぶ男の心情が歌われています。こうして聴き直すと、やっぱりこのアルバムはみずみずしい! |