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ゆき〜ふ

4371 「冬銀河」 ふきのとう 13/12/07
S(80/10/1)
 今日も君は冬の寒さにも世間の冷たさにも負けず生きている。どこかでつらい思いをして泣い
ていることもあるだろう。そんな時は僕が風になって君を勇気づけたい。いつの日か君と手をとり
あって君の悲しみを和らげてあげられる日が来ることを信じて僕も歩いてゆくよ。あたたかいメロ
ディが冬の寒さによって凍えた心をゆっくりと溶かしてくれているかのよう。その優しさが染みます。
4387 「冬のある日の唄」 GReeeeN 13/12/23
S「扉」カップリング曲(08/12/3)
 「クリスマス」という響きに特別さを感じるのはそういう自意識が働いてるせいなのだろう。一年
のうちの一日にすぎないのに、なぜか特別なことが起こりそうだと思えてしまう。世の中もそんな
雰囲気を盛り上げるために動いている。ただこの日は普段は気にもとめない「幸せ」について考
えてみよう、という日だと思う。「何ごともない日」それほど幸せな日はないんだということを、ね。
249 「冬の海」 長渕剛 01/02/19
S「春待気流」カップリング曲(80/3/20)
 この曲も「帰り道」同様、彼の「シングルス(2枚組・全3巻)」が出るまで聴いたことのなかった
曲。もの悲しげなアコースティック・ギターに乗せてヒジョーに文学小説的な歌がこだまする。ボク
にとっての名曲であり、「A面とB面、逆ちゃうか?」と思ってしまうほど、そこには彼の世界が広が
っている。そんなあまり陽の目を見ない、もったいないなって思う曲が彼には多いんですよねえ。
618 「冬の終り」 松任谷由実 02/03/04
A「Tears and Reasons」(92/11/27)
 仲たがいをしたまま学校を卒業し、それ以来会っていない友人がいる。彼は今いったい何を
しているんだろう?そんな思いをよみがえらせてしまうのがこの曲です。学生時代の卒業直前
の悩みって本人にとってはまるでこの世の終りが近づいているように感じてしまうほど重大なもの
だったりします。でもそんな想いも、今となってはいい思い出になってしまうから不思議ですね。
1939 「冬の蝉」 さだまさし 05/12/27
S(89/12/21)/A「夢ばかりみていた」(90/2/25)
 ”時として人は 季節を違えて生まれることがある 冬の蝉のように”痛烈なフレーズとともに幕
をあける曲。もし戦時中に生まれていたら、きっと今のような人間にはなっていなかっただろう。
人は時代に翻弄されるしかない生きもの。でも信念を曲げず思い続けていけば、嘘と思われ
ていることだっていつか真実になる日が来る。人間というものの素晴らしさを教えてくれる曲だ。
1254 「冬の動物園」 徳永英明 03/12/11
A「Girl」(86/1/21)
 高校時代の3年間、愛し合ってきた彼女と会うことも「卒業」というピリオドと共に終わってしま
う。無邪気な彼女の仕草に彼の心は凍りついて、何ともいえない悲しみに打ちひしがれる。な
ぜふたりが卒業と同時に別れなければならないのか?すべてが語られていないため、詳細はわ
かりませんが、とにかく初期の徳永さんの魅力がつまってる、恋の悲しみに揺れる一曲ですね。
4064 「冬のにおい」 フラワーカンパニーズ 13/02/03
S(96/11/1)
 確かに「冬」って一年のうちで一番「何かが起こりそう」な気がする。もちろんそれは気のせいな
んだけど、気分だけでもなぜかそういう気持ちになれる季節なんだよね。真夏はどこにも逃げ場
なく暑さを受け入れなきゃならない節がある。真冬は防寒さえすりゃなんとか行ける。だから僕も
夏より冬の方が得意なのだろう。誰もが凍えて首をすくめてしまうこの季節。なぜか好きなのだ。
2327 「冬の花」 木根尚登 07/01/19
A「liquid sun」(95/12/1)
 「冬の時代」って言葉にも象徴されるように”冬”に対するイメージってどうしても暗いものにな
なってしまいがちですよね。でも冬は春になるための準備期間のような気もします。決して主役
にはなれないけど、4つの季節の屋台骨を支えているような、そんな冬が好きです。その冬にし
か咲かない花をモチーフに描かれた作品。寒さの中だからこそ心の温かさが感じられるのです。
1316 「冬のファンタジー」 カズン 04/02/12
S(95/10/16)
 途切れかけてたふたりの絆がふたたび輝き出す物語。コーラスワークが美しい、まさにファンタ
ジーな一曲。彼女と初めて出逢って愛しはじめた頃の気持ちを「雪」をキーワードに紡いでゆく
楽曲ですが、この曲がかかると寒い冬でも「やっぱり冬っていいよなあ」と個人的に思えてしまう
から不思議(笑)。外は寒いけど心の中は暖かい、そんな冬のある日の表情がそこにあります。
2662 「冬の二人」 小田和正 08/01/31
A「K.ODA」(86/12/3)
 もうすぐ今にでも別れてしまいそうな恋人たちの真冬の海でのやりとりがドライな展開で描か
れた曲。どちらかが別れの言葉を言おうとしている。でもいざ言おうとする瞬間にどちらも口をつ
ぐんでしまう。今のままじゃ二人ともダメになってしまうと思いながら、それでも別れを切り出せず
にいる。きっとこの恋人たちはお互いの心のどこかに相手に対する未練が残っているんでしょう。
2658 「冬の街は」 SION 07/12/16
A「SIREN」(88/4/21)
 彼女から切り出された別れ話という現実を素直に受け入れられない男の心情を歌った曲。
確かに冬の街って、他の季節の街にはない何かこう独特な光を放ってるような気がするんで
す。いつもは陽気な街も冬だけは誰もがどこかに悲しみを抱えてるような気がして、だから街
もそんな自分でも受け入れてくれる気がする。うまく言葉にすることができないんですけどね。
2298 「冬の道」 熊木杏里 06/12/21
S「今は昔」カップリング曲(03/2/21)
 みぞれまじりの雪降る道をふたり手をつないで歩いた、かつての恋人との記憶を綴った曲。
あの情景の中にはもう二度と戻れない。たとえ同じ情景の中に戻れたとしても君が私の隣に
戻ることはない。そんな悲しみが散りばめられています。君はあの日のことを忘れ、変わってい
ってしまうのでしょうか?そして私はただひとりこの季節に置き去りにされてしまうのでしょうか?
4746 「冬の遊歩道」 GLAY 14/12/17
A「GUILTY」(13/1/23)
 あなたと過ごした冬が来る。だけどあなたがそこにいるわけじゃない。冬があなたを連れて来
てくれるのでは?と、ありもしない想像をしてしまうけど冬はただそこにいるだけで何をしてくれる
わけでもない。時に四季の風景は人に残酷なまでに想い出を蘇らせる。そして失ったものの
大きさを、失わせてから初めて気づかせる。人間のサガってそうなるようにできているのかもね。
4733 「冬花火」 奥華子 14/12/04
S(14/1/22)/A「君と僕の道」(14/3/19)
 今日もあなたとお話できた。でもあなたの心は私の友達のあの子の元にある。あなたを想う
この気持ちを本当は伝えたいけど、困らせたくないからいつまでも本心を打ち明けられずにい
る。この冬が終わる頃にあの子と一緒にいるであろうあなたの前で私はちゃんと笑えるのかな。
あなたに抱いたこの切ない気持ちも、いつか見た花火のように消え散ってしまうのでしょうか?
896 「冬物語」 村下孝蔵 02/12/15
A「初恋〜浅き夢みし〜」(83/8/25)
 自分の愛すべき人が目の前からいなくなって、どこへ行くでもなく街をさまよう男の心情がこの
楽曲から伝わってきます。ここで歌われている舞台は「冬」ではなくて、まだ冬になる前の「秋」
なんですよね。そしてこれから訪れるであろう自分の「冬物語」はとてつもなく淋しいものになる
であろうと歌う。でもそれを越えればまた春が来るんだよな。日本っていい国だ←そうか?(笑)
1234 「冬を待つ季節」 中島みゆき 03/11/21
A「みんな去ってしまった」(76/10/25)
 自分の思うことすべてがみんなに「自分勝手だ」と言われてるような感覚になってしまう曲。
目の前から消えていなくなってしまった”おまえ”の面影さえ、この季節は消そうとしている。心
が深い奈落の底に落ちてゆくのは冬だけだと思っていた主人公が実は春夏秋の他の季節で
さえも自分の心を自由にはしてくれてはいないことに気づく、というとても重たい曲なのです。

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