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いこ

3195 「最後の雨」 中西保志 09/09/18
S(92/8/10)
 君と別れた最後の日はこんな雨の日だったね。君を幸せにできるのは僕じゃないんだとわかった。
だけど他の人に君を盗られるくらいなら、いっそ君を壊したい。そんな複雑な心境に陥った男の嘆き
を歌にしたバラードの名曲。ただ個人的には曲の内容がうんぬんというよりも、この曲が新曲として
流れてた当時の自分の周囲の状況が、この曲を聴くたびに鮮明によみがえって来るんですよね。
68 「最後の言い訳」 徳永英明 00/06/28
S(88/10/25)/A「Realize」(89/5/21)
 こんな風に彼にクールに別れを告げられたら、きっとシビれてしまうでしょうね(←そのケはありません
のであしからず)。サウンド的には単調な繰り返しなんだけど、そのリフレインが効果的に胸に響いて
くるのです。いちばん大事なものなのにいちばん遠くにいってしまう。この裏側には、想像もつかない
ほどのふたりの苦悩と心の葛藤があったのだろうな、とまた勝手に想像してしまうんですけどね(笑)。
2387 「最後の嘘」 松任谷由実 07/03/20
S(96/10/16)/A「Cowgirl Dreamin'」(97/2/28)
 愛している。いや、もうその時点では”かつて愛していた”彼と別れる最後の瞬間に、嘘でもいいか
ら「君を嫌いになった」「すぐに忘れるよ」と言ってほしいと願う女性の心情を綴った楽曲。きっとこの女
性は彼と過ごした時間を後悔したくなかったんでしょうね。だからその結末を彼に委ねた。”最後だけ
本当の嘘をついてよ”この悲しすぎるフレーズとメロディーがいつまでも心に残ってしまう歌なのです。
2139 「最後の海」 山崎まさよし 06/07/15
A「アトリエ」(03/6/25)
 ”君”と最後に行った夏の終わりの昼下がりの海の光景をとらえたアコースティックな楽曲。海にたた
ずむ君の姿を見たあの時僕はこのまま時が止まってくれればいいのにな、と願った。それからの二人の
間にどんな事が起きようと、海はただそこにいて優しく見つめていただけだった。おそらく”君”はもう隣
にはいないんだろうな。そして彼の頭の中には、何度もあの日の光景ばかりが蘇ってくるんだろうな。
527 「最後の学園祭」 徳永英明 01/11/26
A「Girl」(86/1/21)
 彼のデビューアルバムの中ではやはりデビュー曲「レイニーブルー」が有名なんですけど、このアルバム
にはそれに勝るとも劣らない珠玉のバラードたちが収められているのです。この楽曲はそのうちのひとつ
で、学園祭の終わった後のどうしようもなく切ない淋しさと、彼女だった女の子に向けた言葉をリンク
させている、まさに隠れた名曲と呼ぶにふさわしい作品です。聴いた後の余韻がまた、たまりません。
3475 「最後の恋」 奥華子 11/06/25
A「BIRTHDAY」(09/7/15)
 あなたと別れてからもう1年も経つね。今ごろどこで何しているのかしら。何をするにもいつもあなた
との思い出がフラッシュバックのように蘇ってきてしまう。だからここから先へなかなか進めない。忘れよ
うとしてもなかなか頭から離れてはいかない。だってあなたへの恋が私にとって一生最後の恋だと思っ
ていたから。でもあなたと出会えたこと今も後悔してないよ。この先もう二度と会えないのだとしても。
1129 「最後の手紙」 辛島美登里 03/08/06
A「Gently」(89/7/25)
 さんざん待たされたあげくに恋人と別れることになってしまった女性。彼は結局私のことをわかってく
れようとはしなかった。でもなぜかいざ別れる場面になって初めて彼女は彼を愛し始めていたことに気
づきます。ピアノとボーカルだけの構成が、さらに彼女の心の奥底をのぞかせてくれるようです。それに
してもどうにもできないこの恋、切ないですね。辛島さんのバラードの魅力がつまってる名曲ですね。
3086 「さいごの砦」 小松未歩 09/06/01
S(01/8/8)/A「source」(02/9/25)
 君は誰もが振り向く高嶺の花。なのになぜ僕を選んでくれたのか、僕にはわからない。いつまた僕
の元を離れていってしまうのかってことを考えると不安になるけど、だけどそんなこともうどうでもいい。
君は僕の心のすべてを開いてくれた最後の砦なんだ。そんな青年の不安と期待が入り混じったポッ
プな曲。”君の描く未来に参加したくて 幼く未熟な心に鞭を打つ”って表現がすごく斬新だよなあ。
2715 「最後の春休み」 松任谷由実 08/03/24
A「OLIVE」(79/7/20)
 卒業式も終わり、忘れ物をとりに春休みに校舎に訪れた少女。いざ教室に入ったとたん、すべての
情景が愛おしく思えてきて、ずっと憧れてた男の子への想いが再燃するというすごくみずみずしい作品
です。彼はきっと私のことなんて思い出してくれないんだろうな。できるなら卒業なんかしないで、このま
ま時間が止まってほしい。でもこれ、はっきり言って主人公が女の子だからこそ絵になるんだよ(笑)。
4433 「さいごのひ」 スキマスイッチ 14/02/07
S(11/1/26)/A「musium」(11/10/5)
 そこにいない誰かを想う。そこにいないからその人への想いは一日ごとに増してゆく。実際に触れ合
っていないから思い出は時を重ねるごとに美しくなり、やがてこの人しかいないと思うようになる。人生
最後の日を迎えた時、思い出すのはきっと君だろう。いずれ会えなくなると知りながらなぜ僕らは出
会ったのだろう?その出会い、君に会えない悲しみに一体どんな意味が込められているのだろう?
2061 「最后の頁」 さだまさし 06/04/28
A「私花集」(78/3/25)
 別れゆく恋人たちにかぎらず、人と人とのつながりは鉛筆で書いた文字のように間違えたらケシゴム
で消せるっていうような、そんな簡単なものじゃない。だから長い間心からおつきあいできている仲って
すごく大切だし逆にすごく運のいい出会いをしたと言えるかも。恋の始まりは山登りのようにゆっくりで
終わりはジェットコースターのように速いもの。これも数ある人間心理の中の、ひとつの真理だよなあ。
2100 「最後の女神」 中島みゆき 06/06/06
S「時代」カップリング曲(93/12/1)
 幼い頃に見た一番最後の夢。残念ながらそれを今思い出すことはできませんが、今の自分では知
ることのできない心の奥底の方でしっかりと覚えているような気がする。君がどんなに孤独な状況に陥
ったとしても、誰よりも君をずっと見守ってくれる”最後の女神”は必ずいるよっていうメッセージを感じま
す。その”最後の女神”とは、幼い頃に自分自身が見た”夢そのもの”をさしてるような気がするなあ。
4080 「最後の雪」 アンダーグラフ 13/02/19
A「花天月地」(11/4/27)
 あの日君と見た雪の記憶は、この先僕が生きてゆけばゆくほど遠ざかってゆく。できるならいつまで
も鮮明に憶えていたいけど、時の流れはそれを許してはくれない。あの時僕の手を握ってくれた君の
温もりは、僕のそれまでの悲しみの氷をすべて溶かしてくれそうなほど温めてくれた。いつしか春が来
る。でも僕の隣に君はもういない。君と見た冬の空はあの日と同じように頭上に広がっているのに。
389 「最後の夜」 相川七瀬 01/07/10
A「RED」(96/7/3)
 「こんなに愛しても」「鳥になれたら」とならび僕が勝手に「相川七瀬バラード3部作」と呼んでいる
楽曲。自分が勇気を出して何か行動を起こせば、今夜がふたりにとって「最後の夜にならないね」
とつぶやく女の子の切ない心情を歌った傑作。バックに流れる切ないリズムが聴いたあとになんとも
余韻を残してくれる曲なのです。イントロからその世界にひきこまれて、ああ今夜も眠れない(笑)。
534 「最後の夜に」 辛島美登里 01/12/03
A「12K」(98/3/25)
 家庭を持つ男性と恋に落ちてしまった女性の、前に進むために彼と別れる決心を歌にした珠玉の
バラード曲。彼女が彼と会うのはこれが最後と決めた日の想い出の回想、そしてかなわぬ願いがこ
ちら側までジーンと響いてきます。彼といつまでも一緒にいたい。でも自分がこれから幸せになるため
に私は大好きな彼とはもう会わない。これ以上意地らしく悲しいシチュエーションがあるでしょうか?
2918 「最後の羅針盤」 熊木杏里 08/12/15
A「私は私をあとにして」(07/10/24)
 どんなに華やかな自分になってもどんなに落ちぶれた自分になっても、自分の人生の進む方向を
決めるのは最終的には自分しかいないんですよね。だからあきらめてさえいなければ行き着く先はい
くらだって変えることができるはず。そう考えると人生には成功も失敗もない。成功か失敗かは他人
から見た単なる評価なのであって問題は自分の信じた道を進んで来れたかってことなんですよね。
4700 「最後の私」 阿部真央 14/11/01
S(13/3/6)/A「貴方を好きな私」(13/8/28)
 最初から成就できない想いだと覚悟はしていた。覚悟していたはずなのに貴方との別れを迎えた
あの日から、今もそこから抜け出せないでいる。もう会えないということよりも「出会えた」という奇跡
を大切にしたいと頭でわかってはいてもなかなか前に進めない。最後に会ったあの日、貴方の瞳の
中の私は幸せな顔をしていた。今日が最後だと言わないでくれた貴方に今言いたい。ありがとうと。

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