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3961 「ガーゼ」 藍坊主 12/10/23
A「ソーダ」」(05/5/18)
 他人にはわからない、自分にしかわからないことってあるよね。この曲もきっと作者のそんな想い
が投影された曲なんだと思う。生まれた時にすでに死ぬことを宿命づけられた僕らはいったい何の
ために生まれてきたのだろう?そんなことを考え出したら急に死が恐ろしくなる。でもそう感じてるの
は人間だけなんだよね。他の生き物はただその天寿をまっとうすることだけを考えて生きてるのに。
210 「カーテンコール」  GLAY 01/01/10
A「BELOVED」(96/11/18)
 今の自分が幸せなのか、不幸せなのかなんてことも忘れるぐらい忙しい暮らしの中で、ふと我に
返って思い返す男の心情を綴った美しくも悲しいバラード曲。普段はあまり感じないけど、暗闇
の中で聴いた隣で眠るあなたの鼓動こそが、僕の生きる原動力になっているんだと男は今さらな
がらに気づくのです。この曲を聴くだけでもう僕の心は震えてきます。そんな歌、滅多にないよね。
3869 「カーテンコール」 さだまさし 12/07/23
S「恋愛症候群」カップリング曲(85/8/28)
 夢のために大切な人との別れを選択するのって勇気がいることですよね。そこにいれば普通に幸
せになるであろうことはわかってる。でも別の自分がそれ以上の飛躍を望めば、そこにいたことをい
つか後悔してしまうかもしれない。聴き直して改めて感じたのは、もしこの曲が死にゆく女性が残
された人に歌ったものだとしたら温かみのあるこの曲がまるで違った悲しい作品になる、ということ。
2308 「ガード下」 SION 06/12/31
A「I DON'T LIKE MYSELF」(93/10/21)
 大晦日から新年を迎える真夜中のガード下の情景をとらえた一編。目の見えない男はしゃが
みこんでハーモニカを吹き続け、眠れぬ男はギターをかきむしりながら追い込まれた心境を吐露し
それぞれが自分の生きる意味を見つめる。そしてその横を着飾った男女が、我れ関せずといった
表情で横切り綺麗に立ち並ぶビル街へと消えてゆく。都会の光と影をとらえた胸打つ楽曲です。
2194 「ガーネット」 奥華子 06/09/08
S(06/7/12)
 もう目の前にあなたはいない。もう二度とあなたには会えない。でも彼は最後に「いつまでも君
を忘れない」と言ってくれた。これから先、誰に恋しようともあなたは私の中の特別な存在。毎年
夏が来るたび、いなくなった彼を想い出す少女の心を描いたアニメ映画『時をかける少女』の主
題歌。この主人公の少女の想いに心を重ね合わせてみると、さらに伝わってくる歌ですよねえ。
3840 「ガーネット」 Cocco 12/06/24
S(04/8/15)
 会いたい人を数えてみると、もう会えない人ばかりあふれてくる。過ぎ去った時間に戻ることはで
きない。「人は前を向いて生きていくものだから」と言われてみても、やはり過去に想いを寄せてし
まうのです。未だどんなものかわからない「未来」より一度経験した「過去」の方が安心して心を
寄せることができるからなのでしょう。もちろんこれから訪れる未来にも輝いていてほしいのだけど。
1048 「ガーベラ」 スピッツ 03/05/17
A「三日月ロック」(02/9/11)
 すごく哀愁を感じる一曲です。シングル『さわって・変わって』のカップリングだったのですが、一度
聴いた瞬間からこの淋しさを醸し出すようなメロディーが頭から離れず、「この曲がB面のまま終
わってしまうのは惜しいなあ」って思ってたいらアルバムに収録されたのでメデタシメデタシだ(笑)。
言葉少なな楽曲ですが、言葉以上にリスナーに何かを訴えかけてくる彼らの名バラードですね。
3009 「gerbera」 竹仲絵里 09/03/16
A「ペルソナ」(06/6/28)
 ”「ヒトリ」という鳥は空を飛べないんだって”という一節に思わずうならされてしまった楽曲。ダジ
ャレであってダジャレにあらず(笑)。まるでつぶやくように低い声で歌われたこの曲ですが、その表
現方法がこの主人公の青年の心の寂しさをそのまま表している気がします。「孤独」という世界
に一輪だけ咲いた「君」という花。この青年の世界にとって唯一の救いが描かれた作品ですね。
4691 「カーラジオ」 斉藤和義 14/10/23
A「和義」(13/10/23)
 携帯電話から流れてくる音楽は自分が好きで選んた曲ばかり。でもカーラジオから流れてくる音
楽は自分とは違う誰かがリクエストし、また別の人間がチョイスしたものをさらに別の自分が偶然
聴くという、運命以外の何ものでもない「奇跡」。そこから今まで知らなかった世界が広がっていく。
昔はそれが当たり前だったのに便利になったはずの今、それが廃れてしまってるのが残念だよね。
2518 「カール」 GOING UNDER GROUND 07/07/29
A「かよわきエナジー」(01/10/24)
 彼らの初期の楽曲はどうも”夕暮れ”がキーワードになってる気がします。夕暮れという、なぜか
どうしようもなく悲しくなる時間帯に(←個人差あり(笑))忘れることのできない何かを胸に刻みつ
けられるような感覚に陥っちゃいます。都会で暮らすには背伸びが必要なとこありますよね。そん
な暮らしに不相応な自分を見直すこの歌に共感。都会に慣れるっていつまで経っても難しい。
324 「GIRL」 TM NETWORK 01/05/05
A「Gorilla」(86/6/4)
 幼なじみに恋をして少し大人になってから再び会うと、少年時代の思いがよみがえってくるという
そんな経験ありませんか?僕は前にも書いたとおり”告白せずじまい”の恋が山ほどあり、そんな気
持ちになることが山ほどありました(トホホ・・・)。この曲を聴くとそんな思いがいつもよみがえってくる
ので不思議ですね。TMネットワーク初期の作品の中で「切なさ」を代表する楽曲だと思いますね。
284 「ガール」 徳永英明 01/03/26
A「GIRL」(86/1/21)
 そのメロディーを聴いただけで切なくなってしまう曲であります。この曲は彼のデビューアルバムに
収められているバラード曲で、すべて他人の手によるものですが、カンペキに彼のものとなっている
ところに彼の男性ボーカリストとしての才能が見えます。愛し合っていた彼女が、別の男に心を奪
われてゆく様が悲しい。その悲しさを彼が切なく歌っているこの曲に心わしづかみにされるのです。
2352 「Girl」 福山雅治 07/02/13
A「BOOTS」(92/11/21)
 う〜む、この曲も学生時代を思い出すなあ。この『BOOTS』ってアルバムはまるごとその当時の
自分がパッケージされてる気がします。内容が自分とかぶさってるとかじゃなくてね。だいたい福山
さんと比べるのが間違ってる!・・・話を戻しますが(笑)この曲は今はもう遠くに行ってしまった、か
つて恋してた女性に向けて歌われたラブソング。聴くだけでどこか優しい気持ちになれる曲です。
1090 「GIRL TO LOVE」 KAN 03/06/28
A「GIRL TO LOVE」(88/6/25)
 聴くとすごく優しくなれるような気がする一曲。少年が少女に恋する。たったこれだけの単純なこ
となのだけど、少年にとってみればそれは世界がひっくり返るかどうかっていうくらい重要なことなんだ
よな。この恋は片想いなんだろうけど、君の声を聞くたびに僕は勇気をもらえるような気がするって
いうのはよくわかります。そんなみずみずしさを持った少年時代が、僕にもあった・・・はずだ(笑)。
1007 「GIRLFRIEND」 TMネットワーク 03/04/06
S「SEVEN DAYS WAR」カップリング曲(88/7/21))
 オリジナルアルバム未収録の重厚なバラードソングです。映画「僕らの7日間戦争」の挿入歌で
もあったこの曲ですが、どんな困難にもめげずに自由を勝ち取ろうとする少女を見つめる少年の
想いが散りばめられています。どうやっても大人たちの手の中でしか生きることのできない自分たち
に嫌気がさして立ちあがった少年少女たち。それを描いたこの映画にピッタリな曲でしたよね〜。

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