セルフカバー・アルバム
「初夏の頃」
1997年1月22日
 1970年代から80年代初頭にかけての彼の隠れた(いや実際は隠れてるわけじ
ゃないんだけど(笑))名曲たちにスポットを当て、4人の名うてのプロデューサーが
手がけたセルフカバー・アルバム。「1.初夏の頃」「12.夢にいざなえ」は愛奴時代
の曲。実は浜田省吾のページを作っておきながら、愛奴の曲は一回も聴いたこと
がありません。すみません(笑)。1stから5thまでのアルバム、そしてシングルカッ
プリング曲から選出されていますが、やはりボクの大好きな5th『君が人生の時・・・
から3曲も出ているのがうれしかったことと、もっとも特筆すべきは「11.行かないで
という曲なのです。オリジナルでは情緒あふれるどこか心細いようなアレンジでし
たが今回のこの曲でのエレキギターは泣いている。むせび泣いているのです。ギ
ターアレンジの名手・土方隆行さんの手がけたこのアレンジには聴くたびに胸がつ
まります。泣きそうになります。それにしても彼の初期の曲ってホントにみずみずし
いなって感じますね。1stがモロヘヴィーなだけに、この転換はどうしちゃったの?っ
て、多分当時から聴いてたらボクは思っていたでしょうね。まあ1stアルバム発表の
時点でボクは4歳ですから、そりゃ無理ですが(笑)。「2.街角の天使」「3.雨の日
のささやき」など、改めて曲のよさを再認識させてくれた、好企画な一枚です。
1 初夏の頃
2 街角の天使
3 雨の日のささやき
4 あの頃の僕
5 グッド・ナイト・エンジェル
6 恋に気づいて
7 4年目の秋
8 朝からごきげん
9 さよならにくちづけ
10 ミス・ロンリー・ハート
11 行かないで
12 夢にいざなえ
   
   

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