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4546 「水」 SION 14/05/31
A「NAKED TRACKS 3 〜今日が昨日の繰り返しでも〜」(10/6/21)
 噴水にしろ、川の流れにしろ、水を見てるだけで心が落ち着いてくるのは何故だろう?ガチャガ
チャしていた頭の中を妙にスッキリさせてくれる。現実に目を戻せば、毎日逃げ場のない暮らしを
重ねている。なのに水はこんなにも近くで当たりまえのようにその流れを見せてくれている。じっとそ
の流れを見ていると、いつものその流れがなぜそうなのか?と不思議に思えてくるから不思議だ。
2947 「水色」 SAYAKA 09/01/13
S(04/9/29)
 松田聖子さんの娘さんの曲ですけど、この曲の持つ浮遊感というか不思議な感覚が、そのまま
主人公の少女の心の揺れを示しているような気がして、いつの間にか曲の世界に引きずり込ま
れてしまうんですよね。傷つき傷つけるこの世界、日々いろんなことに打ちのめされてしまいそうに
なるけど、君の優しい手の中にだけきっと安息の地はある。そう願う少女の想いがはかない楽曲。
3836 「水色写真」 ほたる日和 12/06/20
A「みらい小説e.p.」(10/8/11)
 今日僕は君に「さよなら」を言う。できるだけ君を傷つけたくないから言葉を選ばなきゃな。そし
て最後のその時まで普段通りの僕でいよう。そういえば今日の君はいつもよりも少しおしゃべりな
気がする。もしかしたら僕のいつもと違う雰囲気に気づいてるのかな?今日を最後に僕と君が会
うことはないんだ。結局その「最後」は歌われずじまいなんだけど、そこが逆にツボになってるなあ。
1406 「水色の街」 スピッツ 04/05/12
A「三日月ロック」(02/9/11)
 なぜこの人たちの楽曲というのは、こんなにもノスタルジックな気分にしてくれるのでしょう?好き
な人に会いに行く。ただそれだけのことなのに、その人が住んでる街ごと好きになれてしまえるのっ
てすごく不思議だけど、なんかだすごくわかるような気もするんですよね。この主人公にはその街
は水色に見えるという。「水色」ってところがまたちょっと切なくも感じる彼らの魅力なんですよね。
2501 「湖」 辛島美登里 07/07/12
A「12K」(98/3/25)
 恋も仕事も人なみにこなしてる。でもどうがんばったって一番にはなれない。そうわかってるのに
不思議とプライドや嫉妬が心の底に生まれてくる。これはある意味人間のさだめみたいなものな
んですよね(笑)。そして彼女は彼に対する想いを言えずにいつも躊躇する。私は彼にとっての
一番になれるかな?自分に自信の持てない人間の永遠のテーマですよね(←しみじみ(笑))。
4026 「ミスターパーフェクト」 back number 12/12/27
A「スーパースター」(11/10/26)
 すべての欠点を捨ててしまえば完璧な人間になれる。傷つきやすい胸も、あら捜しする目も
災いをもたらす口も、悪口を聞きとってしまう耳も、そして余計な事で悩む頭もすべて捨ててし
まおう。ただその後いったい何が残るんだろう?それはすでに自分ではない。自己嫌悪に陥る
というのはそれだけいい方向を目指しているからなんだよね。それでも男は今日も悩むのです。
1538 「Mr.Blue」 徳永英明 04/09/21
A「太陽の少年」(95/12/8)
 徐々に昇って来るこのメロディーは、失意や悲しみの底から這い上がってくる精神のようにも感
じる。個人的に「Mr.Blue」とは自分の頭上に広がる青空のことだと思います。若き日に君(空)
に抱かれながら夢を追いかけた。今胸を張ってその夢を達成したとは言えないけど、これからの
子供たちが夢を抱く時、君(空)は彼らの夢を抱いてあげてほしい。その想いが伝わってきます。
3547 「Mr.Lonely」 GOING UNDER GROUND 11/09/05
A「LUCKY STAR」(09/3/4)
 いつかは大人にならなくちゃいけないって、いったい誰が決めたんだ?いつまでも子供のように
素直でいられるって素晴らしいことなのかもしれない。だって一日のうち自分の本心を言えるの
って数えるほどしかないし、ほとんどが嘘って日だってありうるしね。ただそうしないと前に進めな
い時があるのもまた事実。人は孤独を感じるたびに誰かを求める。安らげる存在である誰かを。
3044 「mysterious love」 小松未歩 09/04/20
S(02/11/27)/A「花野」(03/9/25)
 ”mysterious love”というタイトルにもかかわらず、コーラス部分では”precious love”と歌われ
ています。この主人公の女の子は自分の想いのままに恋に落ちていきたいと思いながら、その反
対側でこの想いに歯止めをかけようとしているもうひとりの自分との間で揺れ動いているんでしょう
ね。でも、そんなどちらの自分もまるごと奪い去ってほしい。そんな切ない感情が伝わってきます。
1783 「Mist Away」 辛島美登里 05/07/24
A「Gently」(89/7/25)
 彼に別の彼女がいるのはわかってる。もし彼が彼女のことを打ち明けてくれたらその時点でこの
恋を終わりにできる。でも・・・そんな女性の心の揺らめきを歌にした曲。今夜で彼とは終わりに
しよう。密かにそんな決心を心の中で固める彼女。やっぱり恋に破れた時点でその現実からな
んとか逃れようとする男どもとは違って(笑)女性ってのは強いなって思えてしまう作品なのです。
3050 「水に恋する」 熊木杏里 09/04/26
A「私は私をあとにして」(07/10/24)
 自分が目指す自分になることと、自分の思い通りに生きてゆくことってイコールなんだろうか?
人から見た自分とありのままの自分、いったいどちらを大切にしたらいいんだろう?それはもう水
の流れゆくままに身をまかせるしかないのかもしれない。即決できるように人生はできてないのだ
から。ただその人生の先で自分の人生を振り返った時、初めて何かがわかるのかもしれない。
740 「水の影」 松任谷由実 02/07/05
A「時のないホテル」(80/6/21)
 「よどみない浮世の流れ とびこめぬ弱さ責めつつ けれど傷つく 心を持ち続けたい」そんな心
持ちつづけたいものですね(笑)。ストリングスが印象的ですごく美しい楽曲ですが、アルバムの
流れで『コンパートメント』の後に聴くと、まるで死後の世界から現世を歌ってるようにも聴こえま
す。いつか誰もがゴンドラに乗り想い出に手をふるのでしょう。不思議な余韻を残す曲ですね。
1922 「水の星座」 辛島美登里 05/12/10
A「IN YOUR EYES」(95/2/22)
 私以外に彼に別に好きな女性がいることはわかってる。でも一番訊きたいことが、一番訊けな
い。そんな女性のはかない心情を綴った楽曲。もし私がさよならを言っても、あなたは信じるので
しょうか?使い慣れた器でも、割れる危なさを含んでることを知っているのでしょうか?いつまでも
彼の便利な恋の相手じゃいられないっていう彼女の意地も、そこには見えるような気がします。
633 「水のない水槽」 山崎まさよし 02/03/19
A「ドミノ」(98/12/13)
 この「水のない水槽」とは、今現在の自然が狂い始めた地球のことを指してるんじゃないかなと
思えるのです。たとえば「魚」って「水槽」から外に出てしまうと活動できないでしょ?人間にしたっ
て「地球」という恵まれた惑星の上以外では活動できない生き物。そんな「水のない水槽」の中
でも君と抱きあっていたいという主人公の絶望感にも似た言葉にできない虚しさを感じるのです。
1019 「水の中にいるようだ」 SION 03/04/18
A「I DON'T LIKE MYSELF」(93/10/21)
 馴染みの深い街でも心に何か動揺や迷いや悩みが生じると、まるで新しい街に来てしまったか
のような気になります。その街を初めて歩いた時はこれからの街での自分の人生を考え、その歩
みを進める自分の足に酔いしれていた。そんな初めての感じが何か起こるたびに自分の心象風
景に甦ってくるのはわかる気がします。”初心忘るるべからず”ってことをさしてるのかもな、きっと。
4269 「水芭蕉」 森山直太朗 13/08/27
A「素敵なサムシング」(12/4/11)
 イントロだけで人里離れた山の湖の畔にでも連れて来られたかのような錯覚に陥ってしまう曲。
彼はまだ若いのに日本古来から伝わる文化を自曲に取り込むのがホントにうまい。こういう作品の
場合表現を古臭く感じてしまうけど、彼の歌声やメロディがそれを感じさせません。遠い昔に失っ
た愛しい人の影は今何処。”ポストさだまさし”は彼をおいて他にいまいと思ってるのは僕だけか?
717 「ミス・ブランニュー・デイ」 サザンオールスターズ 02/06/12
A「人気者で行こう」(84/7/7)
 この曲のイントロがかかるとボクの身体機能が停止してしまいます(笑)そのぐらい好きですねこの
曲。あんまり「このアーティストではこの曲が一番!」とは言わないボクですが、この曲だけはサザン
の中でトップだと思います。見栄と流行ばかりを追いかける女性を歌った曲ですが、すごくメッセー
ジ性を感じるナンバーだと思います。う〜ん、イントロだけでご飯を三杯は食べれる曲だな(笑)。
1096 「Miss Moonlight」 黒夢 03/07/04
A「feminism」(95/5/10)
 この曲のメロディーがたまらなく好きなんですよね。基本的に黒夢はXをはじめとする「ビジュアル
系」バンドとして出発してるんですが、この頃の曲はロックの衝動よりもその楽曲のクウォリティーや
メロディーに特に重点をおいて作ってるなあって気がします。少女だった彼女が大人になってゆく。
それにくらべて男って生きものはあんまりにも成長しない生き物だよな、なんて思ったりして(笑)。
2046 「miss you」 コブクロ 06/04/13
A「Roadmade」(01/8/29)
 ”人はみな恋の中で心狂わせる”確かにそうかもしれない。「恋する」ってことは成就しない方
が幸せな場合もあるのかもね。恋人になりたてぐらいの時が一番、お互いに優しさや愛しさを与
えられるのかも。ふたりで行った海岸をひとり歩く男。こんなに苦しく悲しい思いをするのだったら、
いっそ君と出逢わなければよかった。その一節が彼女への男の想いの深さを表してるんですよ。
1532 「ミス・ロンリー・ハート」 浜田省吾 04/09/15
A「君が人生の時・・・」(79/12/5)
 彼本人の若き日の心情を描いた等身大のポップソング。ステージの後声をかけてくれた女の子
にほのかな恋心が芽生える主人公。だけど周りの男たちのようにこちらから気軽に声をかけられ
るはずもなく・・・彼女に声をかけたいんだけど恋のかけひきは苦手だし、ただ彼女を見守るだけ
しか出来ないこの男の子こそ僕にとっての浜田省吾であり、まさに僕自身だったりもします(笑)。

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