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のと

280 「Anniversary」 松任谷由実 01/03/22
A「LOVE WARS」(89/11/25)
 かなりアナーキーなこのアルバムジャケットからは想像もつかないほど(笑)この曲にはどこか
安らぎをおぼえます。「出会った日から今日まで、そして明日からもあなたを愛してゆく」とい
う女性のささやかながらも強い意思がうかがえる名曲。秘やかに演奏され歌われている歌で
すが、不思議とどこからか力が湧いてくるような、そんな感覚をこの曲には覚えてしまいます。
531 「A NEW STYLE WAR」 浜田省吾 01/11/30
A「J.BOY」(86/9/4)
 冷戦も真っ只中の1986年、彼が初めてナンバーワンを獲得した2枚組アルバム「J.Boy」の
1曲目としてこの曲は発表された。この時の「北と南の貧富の差」が現代では残念ながらもっ
と広がってしまったような気がする。しかも先進を気取っていたわが国の人々の「心」はおそらく
南の国の人々の貧しさよりも貧しくなってしまったような気がしてならない今日この頃です。
3595 「アネモネ」 奥華子 11/10/23
A「BIRTHDAY」(09/7/15)
 あなたといた日々はどんなに些細でも周りのものすべてが輝いてた。それは今も同じ。ただ
以前と違うのはそれらすべてが灰色に輝いているように見えることだけ。この「灰色」って部分
が「あの日はもう二度と戻らない」という彼女の悲しみを強くさせているんだろうな。振り返る
日々は綺麗にしか映らない。いつか彼女が前を向いて歩いてゆける日は来るのでしょうか。
2060 「あの命 この命」 稲葉浩志 06/04/27
A「Peace Of Mind」(04/9/22)
 最新の技術を駆使し長時間かけて行われた手術の末に救われ大勢の人間に涙を流され
た小さな生命もあれば、最新の技術を駆使した爆弾が落とされ誰にも知られずに無惨に散
った多くの生命もある。あっちの愛が大事だからこっちの愛を消す。それが戦争。いつか散って
しまう生命なら、せめてあなたと触れ合った温もりだけは永遠に残ってほしいという願いに涙。
3424 「あのうた」 馬場俊英 11/05/05
A「鴨川」(02/8/30)
 あれから何年もたった。いったい君は今どこで何をしてるんだろう?君から見れば僕もあの
頃とはずいぶんと変わってしまったんだろうな。君も僕ももう誰もいないあの場所。でもあの時
確かにあの場所に君も僕もいた。そしてあの時に作った歌だけが、今も変わらず頭の中に流
れてくる。もう君に贈る言葉などない。ただあの時作ったあの歌だけは、君に届けたいんだ。
148 「あの唄はもう唄わないのですか」 風 00/10/29
A「時は流れて・・・」(76/1/25)
 「風」といえば「22才の別れ」を連想してしまうんだけど、もう一曲挙げるとすればこの「あの唄
はもう唄わないのですか」でしょうね。伊勢正三氏は「22才の別れ」といい、この曲といい、女性
の心理描写がとてもうまいなあって思います。特に男性に思いを寄せる女性の想いが。あの唄
は確かに彼が私のために作ってくれた唄のはず。そう信じる彼女に対する彼の真意はどこに?
4142 「あの子がすき」 宇宙まお 13/04/22
A「ワンダーポップ」(12/11/7)
 この少年に限らず誰かを好きでいることがそのまま生きる力になることって、実はいくつになって
も誰にでもあるんじゃないだろうか。いくらデジタル化が進んだって生きていくのはアナログな人間。
決して恋に浮かれてるだけじゃなくて、このままでいたいけどそれだけじゃ生きていけないという彼
の不安も見事に歌いきってるところがいいな。「君を想うだけで ご飯三杯いけるさ」がツボ(笑)。
1236 「あの娘とスキャンダル」 チェッカーズ 03/11/23
S(85/3/21)
 懐かしいなあ、この曲(笑)。友人の彼女に恋をしてしまった男の悲哀を歌ってる歌なのです
が、全体的に明るい印象があるのは、やはりアイドル時代の彼らの曲だからでしょうか?でもサ
ビの部分のさりげない切なさっていうのは、すごく秀逸だと思いますね。聴いてるうちは演奏も相
舞ってすごく華やかなんだけど、聴いた後に来るこの妙な淋しさはいったい何なんだろう?(笑)
4591 「あの子の部屋の窓は叩くな」 SION 14/07/15
A「NAKED TRACKS 3 〜今日が昨日の繰り返しでも〜」(10/6/21)
 あの子は純真で素直な子だ。だからどんな状況にも普通以上に傷ついてしまう。また風が出
てきた。ただ不安をあおるような風が今日も窓を叩く。俺の部屋の窓はいくら叩いてもいい。でも
あの子の部屋の窓はもう叩かないでくれ。あの子は充分泣いてきた。なのになぜ追い打ちをかけ
るように今日も叩こうとする?今そこにいない人を想う。不安に襲われていないように、と祈る。
898 「あの頃の僕」 浜田省吾 02/12/17
S「涙あふれて」カップリング曲(78/9/1)
 少年の頃ってよく「まだ足りない、まだ足りない」っていう不足感を感じた気がします。でも最
近では「これぐらいかな?」っていう妙な達成感を感じてしまうことがあります。多分それは「もう
誰も僕の心を傷つけ引き裂くことはないよ でも今は感じることもできない あまりに難しくて」の
一節に集約されてると思う。得たものと失ったもの。誰もが必ず経験する哀しみなのかも・・・。
2509 「あの頃へ」 安全地帯 07/07/20
S(92/12/2)
 やさしさもさみしさもそして愛も知っていたあの頃へ、いつか君をつれていきたい・・・確かに昔
に比べて人間関係が希薄になってきたような今の世の中ですが、だからこそかつての時代に愛
しさを感じてしまうのかな。モノの豊かさに反比例して、心の豊かさが削られてるように感じる現
代社会。どこか懐かしさを感じるアレンジも含め、優しいけれど突き刺さるような歌ですよね。
3695 「あのさよならにさよならを」 中島みゆき 12/01/31
A「ララバイSINGER」(06/11/22)
 今までの私には悲しいことも後悔もたくさんあった。今こうして私があなたといることは奇跡だ
と思える。私たちにはドラマみたいにあらすじも何もないから明日が別れの日になるかもしれな
い。だから今まで出会ってきた「さよなら」にさよならしたい。変な気を回すことであなたとまでさ
よならをしたくないから・・・そんな女性のはかなくも悲しい望みがジワッと伝わってくる一編です。
1964 「あの素晴らしい愛をもう一度」 加藤和彦と北山修 06/01/21
S(71/4/5)
 人の心は移ろいやすく変わっていってしまいやすい。生きてる以上、人は毎日何かに影響を
受けながら少しずつだけどその心の持ちようを変化させてゆく。そんな人の心の移り変わりへの
悲しみを歌った、昭和という時代を代表するであろう名曲。”あの素晴らしい愛をもう一度”と
いうその願いは、おそらく二度と叶えられることはない。だからよけいに愛おしくなるんだろうな。

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