| フォークソングの匂いを残した1stに比べ、一気に曲調やアレンジの幅が増えた感のある2ndアルバム。 | 
            
                | 「1.新しい場所」はこれから何かが始まる予感を感じさせる柔らかな楽曲。戦うことだけが人を強くすると | 
            
                | は限らないんだよね。夕暮れの海辺に来た恋人たちを描いた、心が優しくなってゆくようなラブソング「2. | 
            
                | 彼女」。やっぱり男ってのは女性に対してこう弱いものでなくっちゃ(笑)。「3.Overflow」はそばにいるのに | 
            
                | あなたの心は遠く手の届かない場所に行ってしまったと嘆く悲しいバラード曲。大人になったら・・・と夢見 | 
            
                | てた頃が実は一番輝いてたっていうのはホントに皮肉だなと感じる「4.願いの詩」。「5.GRAPEFRUITES | 
            
                | DAYS」はバスで見かけた彼女に恋する男の物語。「6.小渕君の犬のうた」は愛犬に対する愛情を120% | 
            
                | 感じるコミカルだけど悲しい結末にジーンとくる曲。「7.YOU」は君を想えば怖いことなんて何もないさ!と | 
            
                | 歌うラブソング。”君を支えるから!・・・と言えたらいいなあ”ってとこが実は彼らの魅力なんだよね(笑)。 | 
            
                | 5年前に別れた彼女と偶然街で再会した男の心情を綴った「8.アンブレラ」。ただひとつ変わってしまった | 
            
                | のは僕の知らない誰かに染められた彼女の心だった・・・。「9.太陽」は少年時代のほろ苦い初恋を歌っ | 
            
                | たポップな一曲。失くしてしまったと思っている夢というパズルのピースは、実は君のすぐ近くに転がって | 
            
                | いるんだよっていうメッセージを放つ「10.光」。「11.翼よ
                あれが巴里の灯だ」は、自分の求めるものを得る | 
            
                | ためにはとにかくあきらめず飛び続けることだ・・・という意思を放つスケールの大きさを感じる楽曲。「12. | 
            
                | 風」は春先の風にいなくなった”あなた”を思い起こしてしまう、喜びにも悲しみにも似た感情を歌い上げた | 
            
                | 名曲。聴き通して思ったのは現在の自分から”あの頃の自分”に思いを馳せる曲が多いなってこと。だか | 
            
                | らフレッシュ感たっぷりな”grapefruits”なのか!・・・でも子供の味覚してるので苦いの苦手なんです(笑)。 |