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766 「伝えたいことがあるんだ」 小田和正 02/07/31
S(97/4/24)
 中居正広・常盤貴子主演のドラマ『最後の恋』の主題歌でしたね。ホントに「君しかいない」って
いうことを軸に歌われたストレートなラブソングです。なぜ彼女じゃなきゃいけないのか?それはきっと
言葉にできない心の信号なのでしょう。分かち合うもののない二人には言葉と約束しかない。でも
それだけでは伝えきれないものもあると思うのです。この曲の持つ疾走感が切なくさせてくれますね。
3714 「伝えてよ」 スネオヘアー 12/02/19
S(07/8/1)
 今が永遠に続くことなんてない。頭ではわかってるけど、できれば今君といるこの瞬間がずっと続け
ばいいのにな。そんな男の子の感情を綴ったポップなんだけどどこか影のある曲。いつかさよならをし
て君は僕のことなんか忘れちゃうかもしれない。でもそれを責めたりしないよ。たくさん大事なものをも
らったから。時を保存することはできない。想い出だけで生きていけたら楽なのに。寂しい話だけど。
1115 「伝わりますか」 ASKA 03/07/23
A「SCENE」(89/3/21)
 つつましい女性の女心を歌ったバラード曲。おそらく彼女は若い頃に追った恋のことを回想してる
んだと思うんですけど、そのはかなさっていうのがたまらなく響いてくるんです。彼女は彼を想うだけで
どんなことにも耐えられたし、自分に関するすべてのことを失ったとしても彼と歩いてゆけさえすれば
それでいいとずっと思っていた。ただ彼に「彼女の他に守るべき幸せ」というものさえなければですが。
303 「つづく」 吉岡秀隆 01/04/14
A「つづく」(96/3/21)
 このメロディアスな楽曲はボクの心を締めつけた。たとえば映画やドラマのワンシーン。その場面は
出逢いであったり、別れであったりするけれども、ドラマや映画には必ず「終わり」があり、物語は完
結する。しかし実際の人生においては出逢いがあろうと別れがあろうと、終わることなく自分は生き
ていく、つまり「つづく」こととなる。彼らしい詞と、もの悲しさを感じさせる主旋律が刻み込まれます。
1910 「つづれ織り ~so far and yet so close~」 GLAY 05/11/28
A「WHITE ROAD」(05/1/19)
 あなたに会うまで私はいつも誰も立ち入れないほどの暗い闇の心を持って生きてきた。だけどあ
なたに出会えたことで、私の人生はそこからスタートしたの。そんな女性の気持ちを綴った壮大な
ロックバラード曲。今まで積み重ねてきた想い出よりも今私の目の前にいるあなたを愛してる。彼
らのかつての名曲『HOWEVER』にも通ずるものがあるのだけれど、彼らのこういう曲って深いよな。
4942 「繫いだ手から」 back number 15/07/01
A「ラブストーリー」(14/3/26)
 もし君にできないことがあったなら、それができる僕になろう。君を好きになった頃の僕はそう思
い描いて誓ったはずだった。ところが今の僕は君がいるということが当たり前になりすぎて、その存
在のありがたみすら忘れてしまっていたみたい。失って初めてその価値を思い知るというけど、きっ
とこのことなんだろうな。まだ間に合うはず。君に言わなきゃいけなかった言葉を今言いに行くよ。
2948 「つないで手」 一青窈(ひととよう) 09/01/14
S(07/9/19)
 この人生の先がすべて決まってしまっていたら、そしてそれを知ってしまえることができたら、きっとつ
まらない人生になってしまうでしょうね。もちろんその先に待つのが悲しみばかりだと知ってしまったら
それはそれでイヤになっちゃうけど、人生の先を知らないからこそたくさんの「もしも」を持てるんですよ
ね。人は未来を知ることができないからこそ、どこかに希望を持って生きてゆけるような気がします。
2540 「TSUNAMI」 サザンオールスターズ 07/08/20
S(00/1/26)
 地球上にいるすべての人口からしたら、たったひとりの人間なんてすごくちっぽけな存在に見える。
だけどそのたったひとりの中に地球上の全人口の数なんて遥かに越えてしまうドラマを、すべての人
が持ってるんですよね。この曲の主人公の感情にしたってそのブレはすごく激しい。喜びや楽しみが
あればその反対側に必ず悲しみや苦しみがある。だから人間って難しく悲しい反面、素晴らしい。
1907 「ツバサ」 アンダーグラフ 05/11/25
S(04/9/22)
 世の中はまるで空に浮かぶ雲の流れのように日々表情を変えてゆく。そんな世の中で自分が変
わらず持ち続けられるのは、手を振ってくれたあの時の君の瞳。そんな、これから自分の中に大きな
花を咲かせるために旅立つ少年の心情を綴った楽曲。”明け方過ぎの国道までの細い抜け道”っ
ていうシチュエーションが妙に身近でリアルだ。この絶妙なメロディー運びがググッと来るんだよなあ。
3797 「つばさ」 熊木杏里 12/05/12
S「君の名前」カップリング曲(09/6/17)
 君は今、空にいる。悩んだりつまずいた時は手を差し伸べてほしい。そして進むべき道へ導いてほ
しい。そんな女性の想いを綴ったバラード曲。「君」とはきっともうこの世にはいない人のことなんだろう
な。必ず正解へ導いてくれる人などいない。この世に生きてない人だからこそそこへ導いてくれるよう
な気がするのかも。ただ空にいるはずのその「君」も今を生きている人間の想像にすぎないんだけど。
1150 「翼の勇気」 徳永英明 03/08/29
A「honesto」(99/6/2)
 今からすればほんのちっぽけなことなのに、その時はまるで生きるか死ぬかというくらい考えていた気
がします。そして悩んでる僕に語りかけてくれた人に「僕の気持ちがわかるもんか」と思った時期があり
ました。人は人生を重ね、経験を重ねてゆくごとに強くなってゆく。その時の弱さも今現在の自分を
つくるためのものだったのかな?今現在の自分も大して強いとは思えないけど、あの時よりはきっと。
2727 「翼はなくても」 小松未歩 08/04/05
S(03/11/26)/A「prime number」(05/1/26)
 人はひとりでは生きてゆけない。いや、正確には「ひとりでは希望を持って生きてはゆけない」かな
?この曲で歌われている「翼」とは「才能」のことだと思うんですけど、才能なんて生まれもってついて
くるものではなくて、いつ発現するかわからないものだと信じたい(笑)。誰かに影響を与えながら、与
えられながら、いつも人は前へと進んでゆく。そんなテーマを持った優しく悠大に歌われた曲ですね。
1919 「翼よあれが巴里の灯だ」 コブクロ 05/12/07
A「grapefruits」(02/8/28)
 とにかく骨太な演奏と、黒田くんの男らしい太い歌声が印象的なロックバラード曲。人類初の快
挙を成し遂げた英雄たちは誰だって最初は変人扱いされたはずだ。そんなことは無謀だと。けど周
囲の雑音にめげず彼らは誰もが成し遂げられなかった偉業を成し遂げた。周囲のいろんな課題を
自分の中で抱えてしまいがちだけど一番怖いのは周囲の雑音じゃなく「自分」という壁なんだよな。
121 「翼を広げて」 DEEN 00/10/01
S(93/7/17)
 この壮大な曲を聴いたときに、ボクは一気に彼らのファンになってしまった。夢に向かって旅立つ恋
人に向けた歌なんだけど、その夢のためにあえてこの曲の主人公は別れなければならなかった。そ
こがすごくこちらの胸を打つのです。翼を広げて旅立つと同時に、大切な何かを失ってゆく。曲の壮
大さの中に主人公の切なさがこめられていて、旅立ちの歌なのに切ないのがすごくいいんですよね。
1197 「ツバメ」 辛島美登里 03/10/15
A「Good Afternoon」(90/5/23)
 恋をする瞬間を「春」、そして別れる瞬間を「秋」として、ツバメのように春の気分だけ感じていた
いと歌われているメロディアスな一曲。「春は秋の忘れがたみ 秋は春の涙語り」というフレーズが心
に染みて来ます。誰だって悲しまず、常に笑いながら、幸せを感じながら生きていきたいはず。でも
悲しみを知らなければ本当の幸せは感じられない。考えてみれば人って因果な生き物なのかも?
1753 「ツバメ」 山崎まさよし 05/06/24
A「ステレオ」(96/11/4)
 この人は何気ない日常の中で想いにふける描写をするのがすごくうまいなって、この楽曲を聴くた
びに思います。目の前に広がる、いつになっても何にも変わらない風景。ただひとつ変わってしまった
ことといえば、それは目の前にあなたがいないということ。そんな男の想いが綴られています。ちょっと
頼りなさそうな青年の、だけど生きる上での固い決心を感じる歌。なんかこう染みて来るんだよな。
3188 「つぶやき」 ゆず 09/09/11
A「WONDERFUL WORLD」(08/4/16)
 日々の暮らしの中で「自分が生きている」っていう幸せをかみしめ実感することって、すごく少ない
気がします。本当は「生きている」というだけでこんなにも素晴らしいことのはずなのに。そんな当た
り前のことを忘れて塞ぎこんでしまう自分。そうわかってはいても目の前の悲しい色は消えない。結
局どんなに思いをめぐらせてみても、この悲しい色は消えず一生自分についてまわるんだろうな。
2721 「蕾」 コブクロ 08/03/30
S(07/3/21)/A「5296」(07/12/19)
 巨大なものがひしめく街の中じゃ、心の置き場所を見失ってしまいかねない。でもそんな時にたっ
たひとりでもいいから、自分に見返りなしの「がんばれ」をくれる、心の拠り所となる人がいてさえくれ
れば、巨大な街に押しつぶされそうになった心でも、また歩き出そうって勇気がわいてくるから不思
議。聴きようによってはこの曲、理由なき愛をくれる両親との決別の歌のようにも聴こえますよね。

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