| ここ数作の彼らのアルバムは、正直申しましてハードに走りすぎてるなあって感じがしていたんで |
| すよ。なのでこのアルバムの登場は正直言ってうれしいです。シングルが5曲も入っていますが、ど |
| れもボクにとってのB'zらしくってウキウキしてしまいます。「1.ALL-OUT ATTACK」はとにかく人生攻 |
| めていこうよと歌われたロックチューン。「2.SPLASH！」は小刻みなビートが気持ちいい生命の息 |
| 吹を感じる曲。「3.ゆるぎないものひとつ」は人生の中で大切なものをひとつ抱きしめたいと願う男を |
| 歌ったロックバラード。「4.恋のサマーセッション」はB'zらしいなって思ってしまうメロディーに夏の恋 |
| のはかなさをのせたポップチューン。「5.ケムリの世界」は自分がこれをやったんだと自負できる仕 |
| 事をしようよ。誰かのせいにするような仕事じゃなくてさっていう思いが込められた曲。「6.衝動」は |
| 愛情という”衝動”にかられた純粋な気持ちを歌にしたロックチューン。「7.無言のPromise」はよくも |
| 悪くも自分に影響を与えてくれた人たちとは、言葉のない約束で結ばれているんだよ、と歌われた |
| バラード曲。「10.Happy Birthday」は文字通りハッピーバースデー今日はサイコーな曲。「11.ピエロ」 |
| は愛する人をあいつから奪って逃走！っていう疾走感をバリバリ感じるロックチューン。「12.雨だれ |
| ぶるーず」はB'zの新境地だと感じたブルースな一曲。怪しいんだけど（笑）前向きさを感じる楽曲。 |
| 「13.明日また陽が昇るなら」は組曲的な装いがボクの心をとらえた楽曲。気持ちいいぐらいB'zらし |
| い曲だな。「14.OCEAN」は胸が震えるほどの大らかさと包容力を感じるバラード曲。しかし多くの曲 |
| を聴けるのはうれしいけど、やはり彼らのアルバムは10曲がちょうどいいと思うな。それともっと聴 |
| きやすいメロディで行ってほしい。いいじゃないか！ビーイングらしいなって言われたって（笑）。 |