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よあ〜しようと

4929 「JOY」 B'z 15/06/18
S「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」カップリング曲(93/3/17)
 僕に微笑みかけてくれる「あなた」。妄想の中で悦楽に浸る男。あなたは今夜もどこかの誰かと肩
を並べているのだろう。僕には手の届かないあなた。オリエンタルなサウンドにのせて歌われた、そんな
後ろ向きな男の歌。ミリオンセラーを連発していた頃から現在に至るまでちょっと女々しい男の心の傷
をテーマにしているところが一貫してるんだよな。だから僕は今も彼らを聴き続けているのだろう(笑)。
4535 「翔」 ゆず 14/05/19
S(11/11/30)/A「LAND」(13/5/1)
 あきらめなければ壁は必ず越えられるようにできている。なかなか簡単にはそんな風に思えないけど
今までだって僕らはあらゆる壁を越えてきたから、今があるんだ。どうしてもダメな方にばかり気が行っ
てしまう。それは誰だって同じだ。どんなに希望的なことを並べてみても、ただの机上の空論に思えて
しまうのはまだそこへ飛び込んでいないからだ。と思っては見たものの、なかなか現実は厳しいよねえ。
1675 「少女」 村下孝蔵 05/02/05
A「花ざかり」(84/12/8)
 この曲を聴くたびに少年時代を思い返してしまいます。いや別にこの曲を少年時代に聴いていたわ
けではなくて、こういう純真で哀しい歌っていうのは聴く者の心をまだ生きてゆくためのズルさとか賢さを
知らなかった頃の自分に戻してくれるような、そんな感じがするんですよ。彼の歌声がその想いをさらに
強めていきます。「いつか見た僕だけの少女」それは男性なら誰の心の中にもいるような気がします。
253 「少女」 吉岡秀隆 01/02/23
A「つづく」(96/3/21)
 少年と少女の悲しい愛の物語を綴った一編。幼い彼らにはどうすることもできない大人達の身勝
手さからの別離がそこに描かれている。「初めて知る愛の終りに・・・」の1番と3番の意味が違う、という
ところにこのソングライターの力量を感じる。大人たちの都合で引き裂かれてしまった少年と少女の恋
がすごく切ないですね〜。明るい歌ではないんだけれども、聴いた後になぜか優しくなれる一曲です。
4474 「少女E」 チャットモンチー 14/03/20
A「変身」(12/10/10)
 生まれた時から既定路線なんてありえない。そりゃ、この世のすべてが自分の思い通りになるのなら
さぞ楽な生き方もできるだろう。でもそもそもそんな人生のいったいどこに意味があるというのか。人生
はアクシデントで成り立っているといっても過言じゃない。アクシデントをどうアドリブで乗り切っていくか。
そこに生きてゆくヒントが隠されている気がする。油断しているとほら、もう足を引っ張られようとしてる。
2306 「傷心」 浜田省吾 06/12/29
A「HOME BOUND」(80/10/21)/A「WASTED TEARS」(89/9/1)
 誰かを好きになる。それはとても素晴らしいことだし、人間としてごく当たり前のことだと思います。で
も誰かを好きになった瞬間、いずれその人と別れなくてはならないという運命をたどらなければならな
くなります。その瞬間人間っていくら周りを人に囲まれていようと結局はひとりなんだなって実感する。
いまだ彼(?)のことが忘れられない彼女(?)にいつか彼(?)を忘れられる日は来るのでしょうか?
603 「傷心」 B'z 02/02/17
A「Friends U」(96/11/25)
 ブルージーなピアノサウンドと共に奏でられるロックチューン。そこには若き日に愛に溺れ愛に裏切ら
れた男の、次の愛に踏み出すことの出来ないジレンマに取りつかれた感情が見て取れます。失恋を
経験した誰もが「たとえ次に恋したとしても、もしかしたら同じ思いをしてしまうのでは?」という恐怖を
持つのは当然(笑)。ジャズっぽいサウンドにのせながら、そこをうまく表現した彼ららしい作品だよな。
4320 「正体」 千綿ヒデノリ 13/10/17
A「キセキ」(03/1/24)
 本当の自分とはどこにいるのだろう。誰かと接する時、多かれ少なかれ自分を繕おうとする。それは
できるだけ自分をよく見せようとしてるからなんだよね。裏を返せばそれだけ誰からも嫌われたくないか
らなんだ。ただ、いつも後になって悔やむ。本当にそれでいいのかって。本当の僕は心が醜くて馬鹿
にされてもおかしくないほど臆病なんだと。自分でも嫌になる自分。でもそれが本当の僕なのかもね。
2559 「ショウ・タイム」 中島みゆき 07/09/08
A「Miss.M」(85/11/7)
 この曲を初めて聴いた時の「どうしちゃったの?中島みゆき」という衝撃は今でも憶えてます(笑)。
確かに何でもかんでもヒーローにしちゃいたがるこの国のマスコミの風潮って、落ち着いて考えるとすごく
おかしいですよね。「みんなヒーローの出現を待っている」みたいな(笑)。華々しさだけが取り沙汰され
るその反対側で、大切なことが軽視されてる世の中を風刺したデジタル色の強いロックチューンです。
1075 「情緒」 KAN 03/06/13
A「Gleam & Squeeze」(01/9/26)
 すごく優しいメロディーに乗せて歌われることがすごく罪のように思えます。僕はこれから先の君との
生活をいろんな風に考えてた。君と一緒にいるだけで目の前に広がる風景はすべてが輝きに満ちて
これからの自分の人生も希望に満ちあふれているようにさえ思えた。あの日君が僕の前からいなくな
るまでは。恋の終焉が彼らしい優しさと、その裏側に隠された悲しみで表現されたバラード曲です。
2732 「衝動」 B'z 08/04/10
S(06/1/25)/A「MONSTER」(06/6/28)
 自分にはいったい何ができるんだろう?と考えてみても、たいしたことできるはずもない。だけど何か
のきっかけで自分の中にあるいろんな可能性が広がってゆくってことはある気がする。そのきっかけは
自分の内部にあったりもするし外部にあったりもする。その原因たる「衝動」を歌にしたのがこの曲。
サビの最後の「しょ〜っどう!」って最初キゴチなかったけど今じゃ慣れた。これぞB'zマジックだ(笑)。
4617 「常套句」 Mr.Children 14/08/10
A「[(an imitation)blood orange]」(12/11/28)
 僕は君を愛している。「君」という存在にしがみついてるから今もこうして自分を捨てずにいられるの
かもしれない。本当は自信などなくて「君を愛している」なんて言葉、おこがましくて使えるような人間
じゃない。でもそん言葉にしがみついてでもいなきゃ、すべてに負けそうな気がしてしまうんだ。メロディ
も詞もシンプルな分、この曲の裏側にあるはずの本当の意味を勘ぐってしまう。悪い癖ですね(笑)。

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