| ついに彼のソロアルバムが登場しました！その世界はイエローモンキーの世界を残しつつも |
| すごくプライベートなアルバムのように思えます。なんとなく初期のイエローモンキーを思い起こさ |
| せる名盤です。「1.20 GO」は少し淋しげなメロディが印象的なナンバー。「2.TALI」はデビューシン |
| グル。吉井さんなりのあの「9.11」へのアンサーソングだそうですが、メロディーとは裏腹に哀愁を |
| 感じてしまいます。「3.CALIFORNIAN〜」は今アルバムでもっとも疾走感あふれる一曲。「CRYING |
| ここからイェー」がいいなあ〜（笑）。「一人ぼっちのぼっちって何？」・・・確かに（笑）。「4.SADE |
| JOPLIN」はちょっと不思議な浮遊感とちょっと不気味なギターが魅力的です（笑）。なんだかこち |
| らまでいい意味で力が抜けてくるような楽曲。「5.SIDE BY SIDE」は彼の熱唱が聴けるロックバ |
| ラード。こういう曲もまたいいですねえ。何でもかんでも縫ってやる！（笑）。「6.FALLIN’〜」はまた |
| も吉井さんの個性的な歌詞センスが堪能できる一編。「7.SPIRIT’S COMING」は個人的な想いを |
| 綴った一曲。「日本が最低な国だとあの時学んでたら、俺でさえこの国を救おうと決めたのに」と |
| いう一節が胸を打つ。そう、諦めなきゃ始まらないこともあるんだ。「8.BLACK〜」はまさに吉井節 |
| 炸裂の正統派ポップチューン。・・・にしてもこのタイトルどうにかならんのでしょうか？（笑）ムード |
| 歌謡のようでいて少し悲しい「9.SWEET〜」は2ndシングルにして、とてもノスタルジックな感情が芽 |
| 生えてしまう一曲。ラスト「10.AT THE〜」は彼なりのブラックホールなんでしょう（笑）なインスト曲。 |
| とにかくメロディー、歌詞ともに吉井和哉完全復活を印象づける、うれしい一枚なのです！ |