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〜せいの

1786 「there is・・・」 hitomi 05/07/27
S(99/8/4)
 たとえば友達とか恋人なのに、信頼している反面疑ってしまうことってありますよね。だから自分が相
手にした行動に対して、相手がどう思ってるかをいつも考えちゃう。まあそれは相手の自分に対する気
持ちへの不安からなんだろうけど、できればそんな駆け引きなんか抜きで温もりを感じたい。そんな女
性の気持ちを綴った曲。今聴き返すとボクからすれば彼女の描く詞ってすごく的を得てるんですよね。
3108 「青雲」 熊木杏里 09/06/23
A「ひとヒナタ」(08/11/5)
 一年先のことを願ったとしても、そこまで生きていられるかどうかなんて誰にもわからない。だから人は
過去を振り返り、安心したがる。それは予定や未知ではない経験した事実だから。人生という限られ
た時間の中で生きること、それをよく考えるとなんだか絶望的になってしまうときもあるけど、でもそれは
幸せなことなんだと胸を張って思っていたいですよね。たとえ、すべてのことがうまくゆかないとしてもね。
2250 「Say Anything」 X(エックス) 06/11/03
A「Jealousy」(91/7/1)
 エックスの全盛期、もう一日中エックスばっかり聴いてた日があったぐらい彼らの音楽が好きでした。簡
単に言ってしまえばヘビメタとクラシックの融合とでもいいますか、とにかくロックと弦楽の絡み合いがこん
なにも美しく切なくはかない曲を作り上げるのか!と感動すらおぼえた名曲。ただ安易にシングルとして
切ってはほしくなかったな(笑)。男女問わず誰かと同じように心を分かち合うのは難しいことですよね。
2056 「正義は勝つ」 小田和正 06/04/23
A「そうかな 〜相対性の彼方〜」(05/6/15)
 ボクは小さい頃、この曲と同じように”今この瞬間、○年○月○日○時○分○秒ってのはもう二度
と来ないんだよな”って思いゾッとしてばかりいたことがあるんです。今じゃそんなこと考える余裕もなくな
っちゃったけど(笑)。誰もが悩んだり苦しんだりしながら生きたくはない。けど今日という日はもう二度と
やっては来ないんだから、悔むことなく手を伸ばして前に向かって行こう!という想いを強く感じる曲。
3026 「セイコウトウテイ」 スネオヘアー 09/04/02
S(03/7/2)/A「a water color」(03/7/24)
 君は今君を暖める光を浴びているだろうか?それとも曇り空の下ひとりぼっちで暮らしているだろうか
?あの頃猛スピードで生きていたはずなのに、いつの間にか僕だけが置き去りにされていたね。もし今
君に会えるとしたらあの頃のように君を失ったりはしないのに。このタイトルは「西高東低」の他に「成
功、到底」の意味も持つ。空は二度と同じ形を作らない。まるでもう君と出会えないかのように・・・。
4921 「聖者の行進」 back number 15/06/10
A「ラブストーリー」(14/3/26)
 今日と同じ明日が来るほど楽なことはない。今日と同じことを繰り返せばいいだけなんだからね。
世の中は「前例」でできている。前例を壊そうとする勢力はいつも周りから叩き潰される。なぜかとい
えばその「前例」によって今があるのだから。でも時が違えばその成功手段も失敗手段になりかねな
いんだ。「前例」だけを有難がる優等生ではこの先生きてはいけない。判断するのは自分の目だ。
3504 青春」 ザ・ハイロウズ 11/07/24
S(00/5/24)/A「Relaxin’WITH THE HIGH-LOWS」(00/6/9)
 アウトローな高校生の日常を描いた、マーシーらしさが随所に光るロックチューン。気になるあの娘
がバスケットボールのリバウンドを取りに高く飛んでるまさにその時、俺は先輩たちとのケンカでボコボコ
にされ血だらけ。なんて甘酸っぱい切り取り方なんだ(笑)。「心のないやさしさは敗北に似てる」マル
かバツかのどちらかしか答えはない。うん、確かに何も知らない若いころはボクもそうだった気がする。
1556 「青春生き残りゲーム」 スピッツ 04/10/09
S「99ep」(99/1/1)
 ぶっといハードロックなスピッツです。が、草野さんのボーカルのおかげでやっぱりスピッツはスピッツ!
どんな音になってもバンドの個性がまったく失われないってのはすごい強みだよな。確かに本当に淋
しがり屋って人ほどいろんなものを壊しまわってるのかもしれない。なんせ自分よりかわいそうな人は
いないと思い周囲にふるまうのだから。青春ってホント生き残りゲームのようなものかもしれないな。
4242 「青春ゴーズ・オン」 野狐禅 13/07/31
A「ガリバー」(06/6/21)
 夢はどこであきらめたらいいのだろう?歳月は夢を追いかける時間を追いつめてゆき、やがて人に
夢をあきらめさせる。でも心のどこかで「まだ終わっちゃいない」と叫んでる自分もいる。苦しんでたは
ずの過去は時が経つにつれいい思い出になってゆく。「一生懸命やったんだから」と納得させよう
する自分もいる。でも待てよ。生きてるうちはどんなに歳とろうと夢追いかけてもいいんじゃないか?
2701 「青春のいじわる」 菊池桃子 08/03/10
S(84/4/21)
 青春の中で別れざるをえなかった幼い恋人たちの情景を切り取った楽曲。彼女への想いは変わら
ない。だけどこのままじゃ今の自分から前に進めない。彼はそう思ったのかもしれませんね。ただ「違う
誰かを愛したら いつかわかってくれるだろう」という一節から、あらら〜これは彼の心変わりの歌なの
かい?とも思えてしまいます(笑)。何にせよ、青春時代特有のほろ苦い切なさを歌った名曲です。
2920 「青春の詩」 吉田拓郎 08/12/18
S(71/4/25)
 一口に「青春」って言っても三者三様、実に様々な「青春」があるんだなって思う反面、若き日に
何をしたって実はどれもが「青春」になっちゃうんだよな。つまりそれがいい思い出にしろ、悪い思い出
にしろ、思い返すことができる日々はすべて「青春」のような気がする。もう取り戻すことの出来ないか
けがえのない時間が「青春」時代なんだ。ジュリー!ショーケン!キンチャン!ああ〜 それが青春♪
383 「青春の影」 チューリップ 01/07/04
S(74/6/5)
 「大人」になるというのはいったいどんなことなのだろう。20歳を迎えたからといって「大人になったの
か」というと実はそうでもない。現にボクももうすぐ30歳を迎えようとしてるけれど、精神的には「少年」
のまんまだ。「恋のよろこびは 愛のきびしさへのかけはしにすぎないと」。いろいろな経験と悲しみを積
めば積むほど「大人」というものに近づいていくのではないのだろうかとこの曲を聴きながら思うのです。
3342 「青春のトビラ」 いきものがかり 10/02/12
S「うるわしきひと」カップリング曲(07/2/14)
 青春という道に立ちふさがる「開かずの扉」は決して開かない扉じゃなく、こじ開けることができる扉な
んだ。ただしそれをこじ開けることができるのは自分だけ。その扉を大変な思いまでして開けたいのか、
それとも開かないなら開かないでそのまま放っておくのか、どっちにしろそれは自分の意識次第。しかも
新しい扉を開くことってすごく勇気が要ることなんですよね。37の今だからこそそう言えるんだけど(笑)。
1174 「青春のヴィジョン」 浜田省吾 03/09/22
A「君が人生の時・・・」(79/12/5)
 詞が書けなくてその苦しみが頂点に達した時「自分のことを書けばいいんだ」と悟り、できあがったの
がこの盤だそうです。描かれてる主人公は彼そのもの。「夢見たはずの明日がただ今日になるだけ」
「もうダメだ」と思いながらもまた明日へ歩き出すこと、それが人生なのだろうか?確かに明日いきなり
今日と全てが変わるなんてことはないけれど、若い頃はそれがあると思えるから不思議なんですよね。
2648 「青春の日々に」 村下孝蔵 07/12/06
A「汽笛がきこえる街」(80/7/1)
 その当時どんなに苦しんだり悲しんだりしたとしても、人は思い出に対して「昔はよかった」と思うこと
が多い。それは今この瞬間の痛みがリアルに感じられ、昔の痛みが薄らいでいっているってことも影響
しているんだろうけど。この苦しみは明日を笑顔で迎えるため・・・そう思いながら人は明日を今日とし
て迎え入れてはまた次に来る明日に向かって歩いてゆく。そしてそれはきっと死ぬまで続いてゆくんだ。
323 「青春のリグレット」 松任谷由実 01/05/04
A「DA・DI・DA」(85/11/30)
 もうメロディーから歌詞からスゴク好きな作品。「笑って話せるね♪」この出だしからこの「恋」ってすご
く渇いた感じがしますよね。刻み込まれた私の青春はあなただけ。そして私は普通に結婚してゆくの。
こんなドライな考え方ってボクにはできないけどね(笑)。でも強がっていながらも実は淋しさを抱いてい
る彼女の心情が伝わって来るのです。まさに彼女の青春においての唯一の「後悔」が表れた名曲。
1909 「青春は手品師」 長渕剛 05/11/27
A「時代は僕らに雨を降らしてる」(82/9/1)
 テレビドラマ『王貞治物語』の主題歌・・・らしい(←観たことない(笑))。作詞家の巨匠・阿久悠と
若き日の長渕剛のコラボレーションによるこの曲からは人間とはその気になれば鳥にだって花にだって
なれるんだ、って信じられる人間でいたいねってメッセージを感じます。”くちびるを結べば笑えない だ
けども嘆きも語れない””くちびるを開けば怒れない だけども思いが歌になる”やっぱ名句ですよね。
3924 「青春ライン」 いきものがかり 12/09/16
S「夏空グラフィティ」カップリング曲(07/8/8)
 どこからどこまでを「青春」と呼べばいいんだろう。後先など考えず体当たりでぶつかってゆく。そんな
イメージが「青春」という言葉にはあるのですが、自分にはそんな時代なかったな。慎重に慎重を重ね
危ない橋を避け安全パイの橋だけを渡っていた気がする。考えてみると、なんてつまらない若者だった
んだろう(笑)。その時代を取り戻そうとしても取り戻せない。だから輝いているように見えるんだろうな。
2792 「青春ラジオ」 馬場俊英 08/06/09
A「青春映画が好きだった」(07/9/19)
 学生時代にいつも一緒につるんでた友達って、今何をしてるんだろう?もちろん今も交流を続けて
る友人もいれば、今どこにいるのかも何をしているのかもわからない友人もいたりする。暮らしの中で
記憶の片隅に追いやられてしまった思い出が、何かのきっかけで不意によみがえることがあります。そ
のきっかけになるのがその当時聴いてた音楽だったり、ラジオのパーソナリティだったりするんですよね。
4690 「青春旅情」 河島英五 14/10/22
A「作品集」(79/5/25)
 歌手が全国を渡り歩き同じ歌を歌い続けることは、見知らぬ者同士であるはずの人々の心をつな
いでいるとも言える。出会ったこともない人たちが同じ歌に共感するなんて素敵なことですよね。過言
を承知で言ってしまえば、その人々の人格形成まで担っているのではないでしょうか。もちろんそこには
歌い手の葛藤も生まれるのだろうけど。汽車は今日も行く。多くの想い出と、見知らぬ夢を乗せて。
4408 「成人式」 ふきのとう 14/01/13
S「冬銀河」カップリング曲(80/10/1)
 今年成人式を迎える新成人の2倍生きているんですね、僕は(笑)。もちろん倍も生きているのだ
からその分2倍の経験を重ね、そして2倍のものを失っていると言えるのではないのでしょうか。40歳を
越えてなお20歳の頃の感性を持ち続けることはできない。いや、持っていたらいたで問題ですけどね
(笑)。ただあの頃に持っていたみずみずしい、自分に素直な感性を愛おしく思う今日この頃です。
1669 「成人世代」 中島みゆき 05/01/30
A「臨月」(81/3/5)
 感情を素直に顔の表情に出せてるうちが子供世代で、心とは裏腹に泣きたかったり落ちこみたい
のに笑おうとするのが成人世代なのかな。世の中はできるだけ易しく明るい方向に流れをもっていこう
とする。今の世の流れこそ子供っぽいと言えるかもしれない。成功する人なんてほんのひとにぎりなの
に、あたかも誰もが成功するように思わせる。ほとんどの人が成功までたどり着くことができないのに。
695 「生生流転」 さだまさし 02/05/20
S(81/9/25)
 今の世の中、当たり前に生きることほど難しいことはないんじゃないだろうか。「生きる」ことはもとより
こうして「生まれてきた」ことだってひとつの奇跡だと思うしね。ホントは誰もがみんなに優しくなりたいし
思い通りに生きてゆけたら、と思っているに違いない。だけど思い通りに生きることができないから人は
誰かに優しくなれる。だから紆余曲折なしに生きられた人はそれはそれで実は不幸な人生なのかも。
1497 「SADE JOPLIN」 YOSHII ROVINSON 04/08/11
A「at the BLACK HOLE」(04/2/11)
 聴いてるとなんだか身体中の力が抜けてくるような浮遊感を感じる楽曲なんですが、ところどころに
入るダークなギターの音色がまたいい味出してるんですよ(笑)。ただこの曲、もしかしたら「禁断」がテ
ーマなのかもしれない。どちらかというとこの歌に出てくる情景ってのは現実感がなくて幻覚的な感じが
するから、とてつもなくアブナイ歌なのかもしれません。彼独特の”毒”がにじみ出てる気がしますね。
312 「聖なる海とサンシャイン」 the yellow monkey 01/04/23
S(00/1/26)
 この歌も世界は独特である。「海」は人間ととても密接な関係を持っていると思う。広大な海を見
ていると人間関係やその他さまざまなことがとてもチッポケなことのように思えてくるもんね。そしてこの
曲の「聖なる海とサンシャイン」という、独特で彼ららしいタイトルとラストあたりの盛り上がり方になぜ
かこみ上げてくる何かを感じてしまうのです。なんとも言葉では表しがたいんですけど、そんな何かが。
2436 「青年」 河島英五 07/05/08
A「門外不出」(79/12/21)
 この場所から逃げ出したい。社会に出た頃から現在に至るまで、そんな場面に遭遇することが確
かに増えてきた気がします。でもそこから誰も知らない山奥に逃げ出したところでロクな人生が待って
いるわけでもないし(笑)どこで生きようが頭を抱えちゃうような悩みが日々大きくなっていくような気も
する。そんな悩みと対峙しながら、それでも生きていくことそれが「青年」と「少年」との違いなのかな?

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