| 日本を代表するロックバンドとなっ(てしまっ)た彼らの6作目。病気の「SICK」 |
| と掛けてあるタイトルが彼ららしいな。「3.楽園」は彼らの今までのシングルとは |
| 一味違った名曲だったな。そして作風に今までにはない自由さが感じられる「1. |
| RAINBOW MAN」、そして「2.I CAN BE SHIT, MAMA」にいたっては「アッカンベ |
| ーしたまま」である(笑)。特筆すべきは「7.天国旅行」である。ヒジョーに重厚な |
| ロックサウンドにのせて、アノ世からの哀しげな叫びがこだまする、7分以上に |
| も及ぶ大曲。特に後半からラストにかけてのたたみかけが最大の聴きどころ。 |
| そして軽快ポップチューン「9.HOTEL宇宙船」、シングル候補にもなったというさ |
| びしさの嵐が咲き乱れる「10.花吹雪」、”生命”という壮大なテーマにあえて挑 |
| む傑作チューン「13.人生の終わり」と充実しているが、ボクの聴き始めた頃の |
| 彼らが遠くへ行ってしまったような、正直そういう思いがした複雑な感情を持つ |
| アルバム。彼らのせいではなくて、あくまでボク個人の個人的感情なのですが。 |