6th「SICKS」1997.1.22
Track No.
 日本を代表するロックバンドとなっ(てしまっ)た彼らの6作目。病気の「SICK」
と掛けてあるタイトルが彼ららしいな。「3.楽園」は彼らの今までのシングルとは
一味違った名曲だったな。そして作風に今までにはない自由さが感じられる「1.
RAINBOW MAN」、そして「2.I CAN BE SHIT, MAMA」にいたっては「アッカンベ
ーしたまま」である(笑)。特筆すべきは「7.天国旅行」である。ヒジョーに重厚な
ロックサウンドにのせて、アノ世からの哀しげな叫びがこだまする、7分以上に
も及ぶ大曲。特に後半からラストにかけてのたたみかけが最大の聴きどころ。
そして軽快ポップチューン「9.HOTEL宇宙船」、シングル候補にもなったというさ
びしさの嵐が咲き乱れる「10.花吹雪」、”生命”という壮大なテーマにあえて挑
む傑作チューン「13.人生の終わり」と充実しているが、ボクの聴き始めた頃の
彼らが遠くへ行ってしまったような、正直そういう思いがした複雑な感情を持つ
アルバム。彼らのせいではなくて、あくまでボク個人の個人的感情なのですが。
1. RAINBOW MAN
2. I CAN BE SHIT, MAMA
3. 楽園
4. TVのシンガー
5. 紫の空
6. 薬局へ行こうよ
7. 天国旅行
8. 創生児
9. HOTEL宇宙船
10. 花吹雪
11. 淡い心だって言ってたよ
12. 見てないようで見てる
13. 人生の終わり

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