フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

しそ〜ほ

3132 「星空のジェットプレイン」 加藤いづみ 09/07/17
A「Sweet Love Songs」(93/8/4)
 あなたを乗せた飛行機が今滑走路を飛び立とうとしてる。それを見つめていた私は、あなたが私
の元から離れていく今になってあなたへの気持ちに気づいたみたい。とてもポップな曲なんですけど
別れの瞬間の彼女の気持ちがすごく切なく伝わってくるのは、きっとその歌声のせいもあるのでしょう
ね。いくらさんざん強がってみても、心の底でホントは「行かないで」とつぶやいてた。せ、切ないな。
95 「星空のパスポート」 芳賀ゆい 00/09/01
S(90/7/1)
 高校の頃、ボクは「伊集院光のオールナイトニッポン」を毎週欠かさず聴いていた。とにかく内容
が面白くて。その中でも架空のアイドルを作り出し、レコードデビューさせてしまったのがこの「芳賀
ゆい」なのである。どちらかというと比較的好きな男の子に積極的な女の子の気持ちを歌ったポッ
プな楽曲だけど、なんと作詞はユニコーンの奥田民生氏が担当。当時は結構注目されました。
1322 「星になれたら」 Mr.Children 04/02/18
A「Kind of Love」(92/12/1)
 今まで届かないとあきらめていた夢にチャレンジするために街を出てゆく青年の心のうちを歌った
ポップな一曲。最近の彼らの楽曲に比べると、すごく無垢というか夢に向かって歌ってるなって気
がします。好きな子とも別れなければならなかったし、帰って来いっていう声も聞こえてくる。だけど
大きな声で笑える日が来るまでがんばっていこう!っていう切ないんだけど元気になれる曲です。
2599 「星に願いを」 辛島美登里 07/10/18
A「恋愛事情」(96/1/31)
 ”私はあなたから生まれた”これは母親に向かって言っているわけじゃなく、愛する人へ向けた主
人公の女性の言葉なのです。愛する人からいろんな影響を受けて私は今ここに存在しているっ
て意味なんでしょうけど、改めて考えるとすごいフレーズですよね。夜の海に愛する人と車で来て
ただ波を見ている。平凡なことを特別に思える瞬間にこそ、幸せって感じられるのかもしれない。
3703 「星に願いを」 Cocco 12/02/08
S(00/6/28)/A「サングローズ」(01/4/18)
 イントロの重厚ギターサウンドにより、その世界にぐいぐい引き込まれてゆく。流れ星に願いを唱
える。たくさんの星を降らせていっそ月さえも落としてほしい。何がどうなろうと私の心が晴れること
はないのだから。まるで救いのない心情が綴られていますが暗闇から抜け出したいと切に願う想
いの裏返しなのでしょう。タイトルとは裏腹に、心の闇が全面に広がる世界観に圧倒されます。
2517 「星に願いを」 山崎まさよし 07/07/28
A「STEREO 2」(97/11/27)
 彼のメランコリックなこういう楽曲がたまらなく好きなのです。彼の歌声にはこういう曲が一番合っ
てると思う・・・のはボクの身勝手なんですけどね(笑)。人はいったいどこへ向かって生きてゆくのだ
ろう?毎日朝から夜まで働いて、そこでお金以外に何が得られるというのだろう?そう考えてしまっ
たらとてもやってられない自分が見えた。もちろん知らないうちに、何かを得てはいるんだろうけど。
2657 「ポジネガマン」 吉井和哉 07/12/15
A「39108」(06/10/4)
 あなたはポジティブとネガティブのいったいどっち?そう問われたら迷わずボクはきっとこう答える。
「ポジネガマン」と(笑)。おそらくこの世に生きているほとんどの人がそうなんじゃないかな。いつも
陽気でいれるほどポジティブではいられないし、かといっていつもネガティブに悩みこんでるほど時
間もない。でもこの世の中を生きていくにはどちらも欠けちゃならないって最近感じるんですよね。
1617 「星のない空の下で」 WANDS 04/12/09
A「時の扉」(93/4/17)
 目に映るものすべてをわざと疑う。今にして思えば、それができたのは学生時代の時だけだっ
た気がするな。すべてを疑うってあまりいいことじゃないけど、今ある「常識」ってものを疑う目って
のは今では失ってしまったような気がします。何か意見を言えば「経験も積まんうちに・・・」なんて
以前は言われてたけど経験がないからこそ見えてくる真実ってものも、ある気がするんだけどな。
4713 「星の光」 槇原敬之 14/11/14
A「LIFE IN DOWNTOWN」(06/2/22)
 夜空に輝く星たちは何万光年も前の彼らの遺光。そんな不思議な光を君と僕は同じように美
しいと感じている。星の数ほどいる人々の中で君と僕がいつしか出会い、ここでこうしてその光たち
を同じように美しいと感じるためには無数に輝くこの星たちの中のひとつでも欠けちゃいけなかった
んだ。僕らだけが幸せならそれでいいわけじゃない。それを教えてくれた星たちに感謝しなきゃね。
4028 「星の指輪」 浜田省吾 12/12/29
A「その永遠の一秒に」(93/9/6)
 「夢」とは今にはない状況を想像すること。当然それを叶えようとするのは至難の業だしほとんど
の場合、現実と折り合いをつけて諦めてしまう。彼の作品の傾向として、その挫折感を背負った
まま終わってゆくことが多かったけど(笑)この曲はちょっと違う。若い頃は思い描けなかった理想。
それをすでに手に入れていた自分。彼の作品にしては流れがスムーズ過ぎて、なんだかな(笑)。
1313 「星のラブレター」 THE BOOM 04/02/09
S(89/9/21)
 幼い少年がある少女に恋して恋文を書く。今の子供たちにもまだそんな素敵な風習が残って
いるのでしょうか?一生懸命に思いの丈を綴った手紙。おそらくこの手紙、彼女には渡せなかっ
たんでしょうね。彼は彼女と仲良くなったけど、春には自分の届かない場所へ(おそらく)転校して
ていってしまった。そこに残された手紙を読み返す、そんな少年の気持ちが響いてくる曲ですね。
1896 「星をください」 ザ・ブルーハーツ 05/11/14
A「YOUNG AND PRETTY」(87/11/21)
 星も見えない都会の空の下で、せめて願いをかける星を僕にください!という青年の想いを綴
ったロックチューン。そして二番の歌詞で”海をください!”と歌ってる。この”星”や”海”っていうも
のじたいが、青年にとっては希望の光なんだろうし、いつでも自分に味方してくれる存在なんだ
ろうな。だから彼は都会の夜の中に必死で”星”や”海”を探してる。めいっぱい手を伸ばして。
746 「蛍」 SION 02/07/11
A「蛍」(92/9/23)
 ホントに何気ないことを歌っているんだけど、彼が歌うと染みますねえ。蛍を見にいこうっていう、
ほんのささいなことにも、味わいというか、深みを感じます。そしてその優しいメロディーに包まれて
この曲は進行していきます。実はまだボクはホタルというものを見たことないんですけど、さぞかし
美しいものなんでしょうね〜。大げさかもしれないけれど死ぬまでに一度は見てみたいな(笑)。
2856 「ホタル」 スピッツ 08/10/14
S(00/4/26)/A「隼」(00/7/26)
 人は街に優しさや癒しばかりを求めている。ボクがひねくれ者なのかもしれないけど、街で感じ
る優しさってそのほとんどが上っ面だけのような気がする。それを「なまぬるい優しさ」と歌ってるんだ
ろうな。じゃあ「本当の優しさって何?」と考えた時、それは過去に体験してきたことの中にあるん
じゃないかって気がした。それがこの曲で歌われてる、幻のようなささやかな光なんじゃないかな?
4501 「蛍」 高橋優 14/04/16
A「この声」(12/3/14)
 僕らはいつも愛に飢えている。愛に恵まれた環境より、虐げられた環境に身を置くことでよりそ
の大切さを思い知るというのはあまりにも皮肉な話だ。でもそうならなければその大きさを知ること
ができないのは人のサガなのかも。世の中に数少ないと思えるからこそ、闇の中の蛍のように光り
輝く愛にすがりつきたくなるのだろう。つらい思いをするのはその尊さを知るためなのかもしれない。
3120 「蛍」 レミオロメン 09/07/05
S(07/5/9)
 「夏」には人の心に何かを宿らせる不思議な力があるような気がします。特に夏の日の夕方か
ら夜にかけてのあの独特な、淋しさが心に襲いかかってくるような時間帯。一瞬現実に置かれて
いるはずの自分の身体が異世界へと誘われるかのような不思議な感覚をおぼえ、自分の素直
が広がってゆく。その時見た蛍が僕の心をあなたへと導いてゆくんだ、と歌われた壮大な曲です。
3906 「ホタルノヒカリ」 いきものがかり 12/08/29
S(09/7/15)/A「ハジマリノウタ」(09/12/23)
 「誰かを想い続ける」ということは、夏の夜に短い命を散らすホタルのひかりのようにはかないもの
のような気もする。人の心は移ろいやすい。夏が終わってしまったらこの想いもどこかへ消えてしま
うんじゃないだろうか?という不安にもかられる。でもそうじゃない。僕はあなたの心をこの手につか
まえたい。僕の前から消えかけてゆくあなたの残像を思い起こすたびその想いは強くなるのです。
3534 「蛍火」 奥華子 11/08/23
A「BIRTHDAY」(09/7/15)
 今はもう私の横にはいないあなた。夏が来て誰かがする花火を見かけるたびに、私はどこかに
あなたの面影を探してしまう。あなたと一緒に蛍火の道を歩いたあの日は、今日見上げた雲と
同じように、もう二度と同じ形にはならないのでしょうか?そんな女の子の彼への切望感が切々
と歌い上げられています。彼の一瞬一瞬の表情が、花火とともに彼女の心に浮かび上がります。
3298 「蛍火」 day after tomorrow 09/12/30
S(04/2/4)
 恋人同士が冬の舗道を並んで歩いてる、という幸せな曲のはずなのにどこか悲しみを感じてし
まうのは「来年も一緒にこの道を歩けるんだろうか?」という不安があるからなんだろうな。今はい
ない愛しい人と歩いた道にひとり立ってみると、ただの道なのにとてつもない淋しさが襲ってきます。
もちろんそんな思い何度もしたくはないけど、そういう悲しみを感じるたび「生きてる」って気がする。
4255 「惚たる蛍」 チャットモンチー 13/08/13
A「chatmonchy has come」(05/11/23)
 空がいちだんと輝きを増すあの道をひとりで歩いてみた。でも星たちは思ったほどの輝きを見せる
ことはなかった。そうか、あなたと一緒だったからあんなにも輝いて見えたんだ。暗闇の中、蛍たちが
光を放つ。でも星たちのように胸のすく輝きを感じることはできなかった。そう、まるで私の体の中に
ある悪い心を示しているような感じさえした。空の星たちが輝きだす夜、蛍の光はその姿を消す。
1991 「釦(ぼたん)」 村下孝蔵 06/02/17
A「新日本紀行」(91/4/25)
 国家レベルから個人レベルまで”争い”っていうのは、いつの時代でもついてまわるもの。でも”争
い”の究極の目的って、スケールの大小にかかわらず”自分の保身”のためなんだよな。この歌は
争いあう男女を”小さなボタンよりも曖昧でぼやけてる二人”と表現してる。いくら自分の事のよう
に互いを想い合ってはいても相手が自分自身でない以上、曖昧さを払拭できる可能性は・・・。
4902 「ぼっち部屋のティティ」 GOOD ON THE REEL 15/05/22
A「無言の三原色」(12/4/18)
 世の中の流れに逆らわず生きることが世の美徳とされている。反対に「なんで決められたことしか
できないの!」なんて揶揄もされる。じゃあいったいどうすりゃいいのよ?誰かを模範にして生きてい
けば「個性がない」と言われ、独自性を追求していけば「道を外れてる」なんて罵倒される。最終
的に「自分」なんて他の誰でもない自分にしかつくれないものなんだよね。誰に何を言われようと。
452 「HOT FASHION 〜流行過多〜」 B'z 01/09/11
A「RISKY」(90/11/7)
 情報に左右され、何をするにもみんなと同じ行動をとらなければ遅れをとってしまう。この曲が発
表されてから10年経った今でもそんな風潮が続いているような気がする。今こそ個人ひとりひとりの
個性が尊重されるべき時代じゃないかな?確かに周りに歩調を合わせるってことも時には必要で
はあるんだけどね。そんなことを思いつつこの曲を聴いてます(←重苦しい歌ではないけど(笑))。
1857 「HOTEL宇宙船」 the yellow monkey 05/10/06
A「SICKS」(97/1/22)
 重厚なロックサウンドが散りばめられた、日本のロックシーンでの彼らの地位を不動にしたアルバ
ム『SICKS』。その中でもっとも軽快で、もっともダジャレ満載で、しかも下ネタ満載なこの曲がすご
く好きなんですよね(笑)。特に「時々不安になる我が生死よ」「時々邪魔になる我が生死よ」に
は思わず苦笑してしまいました。この浮遊感、というかヘリウム感がとてつもなくたまりませんよね。
2239 「程遠く」 SION 06/10/23
A「ALIVE ON ARRIVAL」(03/6/25)
 自分の望んでるものにはどんなに手を伸ばしても届かないのかもしれない。だってもしそこで自
分の手に入ってしまったら、生きている意味さえなくなってしまうに等しいもんね。だけど、たとえ手
に入らないとわかっていても、それでも手を伸ばしてしまうから人間なんだよね。望むものってほど
ほど遠くにあるぐらいが丁度いいのかもな。でもそう考えると、自分の望むものって何なのだろう?

フェイバリット・ソングスへ