フェイバリット・ソングスへ  アーティスト検索

なた〜はなん

3618 花束」 徳永英明 11/11/15
S(08/4/9)
 話すのが上手な人になりたいなといつも思ってるんだけど、上手な人を見てるとポンポン
飛び出してくる言葉に逆に軽薄さを感じる時がある。想いを言葉にするのが下手だから、
その想いをうまく言葉にして伝えたいという思いからこう考えてしまうんだけど、もし想いを花
に変えられて相手に正確に伝えてくれるのなら・・・言葉なんていらなくなっちゃうよね(笑)。
3894 「花束」 back number 12/08/17
S(11/6/22)/A「スーパースター」(11/10/26)
 お互いに自信を持てない彼氏と彼女。「もし別れるとしたら私がフラれちゃうんだろうな」
「もし浮気するならわからないようにしてね。知らなければ悲しくならないから」そんなマイナ
ス思考な彼女に対する彼氏の決意表明ともとれる曲。とはいえ彼氏の方も固い意思があ
るわけじゃなく「とりあえずは一緒にいてみようよ」というゆるいスタンス。そこが妙にリアルだ。
4894 「放たれる」 Mr.Children 15/05/14
S「足音 〜Be Strong」カップリング曲(14/11/19)
 人は自然発生的には産まれて来ない。誰かと誰かが愛し合って人は産まれてくる。たとえ
それが望まれた誕生ではなかったとしても「産まれた」「今まで生きてこれた」ってことに意味が
あるんだ。時には自分や誰かを傷つけながら自分を守ろうとすることもあるだろう。もう抱き上
げられた感触も覚えてはいない。でもあの時抱き上げられたからこそ今ここに僕はいるんだ。
3956 「放つ」 SION 12/10/18
A「Naked Tracks 2 〜鬼は外〜」(09/9/13)
 この手は頭を抱え込んだり胸を掻きむしるためにあるわけじゃなく、何かを抱きしめるため
にあったはずだ。もちろん痛みを知るからこそ先に行けるのだろうけど、あまりにも大きな問題
にぶち当たるとそんな思いも吹き飛んでしまいそうになる。こんなところで終わりたくない。そん
な紆余曲折はこの先も続いてゆく。幾重にも重ねられたギターとスキャットが胸を打つ楽曲。
3363 「花になる」 奥田民生 10/03/05
S(02/3/20)
 「究極の男」とはどういう人間をさすのだろう?力強く頼りになる男か?それとも誰に対して
も優しさをさしだせる男をさすのだろうか?だとしたら、両方ともとてもじゃないがオイラにゃ無
理だ(笑)。でも目指す価値はあるとは思う。それが未来を切り開く力になる気がするしね。
にしても、この人もこの人にしか作れないメロディーラインを持ってる希少なアーティストだね。
1716 「花の色」 さだまさし 05/05/18
A「風待通りの人々」(88/7/25)
 季節が花の色を変えてゆくように、無情にも人の心というのは変わりゆくもの。この受話器
の向こう側にいる彼は、今私に別れを告げようとしている。もしこんな時に大声をあげて泣け
ることができたら、あなたのために笑えたらどんなに楽だろう。ただ虚ろに彼の話を聞いている
彼女の脳裏には、彼と過ごした過ぎ去る”時”の無情さが広がっているのかもしれませんね。
4811 「花宴」 KOKIA 15/02/20
A「KOKIA∞AKIKO 〜balance〜」(09/3/18)
 四季は春を起点にしてまた春に戻ってくる。それはこの国独特の風土であり、旅のようで
もあります。春夏秋冬の中で一番明るいイメージと言われれば基本的には「春」を思い浮
かべるけど、他の季節にはない悲しみをその裏側に抱えている季節でもあります。舞い散
る花びらを見ていると、数えきれないほど繰り返されてきたその風景に気が遠くなりますね。
3468 「花の名」 BUMP OF CHICKEN 11/06/18
S(07/10/24)
 人はひとりでは生きてゆけない。自分ひとりの力じゃ生まれてこれなかったし、誰かの助力
があったからこそここまで生きてこれた。言い変えれば自分の今ある存在は、自分以外の誰
かの存在がここに在った、ってことの証明にもなるんだよね。だから自分ひとりの力で生きてき
たかのように思えても、我が身の成長には実に多くの人が携わってくれたってことなんだよね。
3650 花の匂い」 Mr.Children 11/12/17
A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 死んだ後人の魂はどこへ行ってしまうのだろうか?「無に還る」と言われるけど、たとえそう
だとしても「魂は死なない」と信じたい。人の「死」は当の本人よりも周りにいる人たちに絶大
な影響を与える。その人たちがこれから生きてゆく力になるなら、たとえ実際はそうでなくても
遠い空で見守っていてくれると信じてもいいんじゃないだろうか?たとえそれが妄想であっても。
3862 「ハナノユメ」 チャットモンチー 12/07/16
A「耳鳴り」(06/7/5)
 薄い紙で指を切ると赤い血がにじむ。普段は思いもよらないけど人間ってそんなか弱い生き
ものなのです。頭をフル回転させて何とか好転するように考える。そしてアイデアが浮かぶ。それ
を実行して自分が進化した、ような気になる。でも元をただせば身体の一部をちょっとかけ違っ
ただけでおかしくなる些細な存在。水をあげないと枯れてしまう花と何ら変わりないものだよね。
4128 「花はいらんかね」 SION 13/04/08
A「Naked Tracks 2 〜鬼は外〜」(09/9/13)
 花は人間のように裏切ったり見捨てたりはしない。いつも横でやさしく微笑んでいてくれる。そ
んな花のような人にいつか出会えるだろうか?がんばった人にがんばっただけのご褒美をくれる
ほど今の世の中は優しくはない。でもね、最低限がんばることが「生き続けていい条件」のよう
な気もするんだよね。きっといいことがある。そう信じて生きていくことしかできそうにないんだよね。
3739 「花は桜 君は美し」 いきものがかり 12/03/15
S(08/1/30)/A「ライフアルバム」(08/2/13)
 忘れかけていた君からの電話。君との恋は終わったはずなのに、なぜか心を揺さぶられるの
は「春」のせいなのでしょうか。それとも僕も心のどこかで君を想い続けていたからでしょうか。そ
んな青年の想いが綴られた曲。小刻みな歌詞の区切られ方が、主人公の切なさを増幅させ
ていきます。悲しむべきことではないのに戸惑い迷うこの心情、「春」は時に残酷な季節です。
432 「花火」 aiko 01/08/22
A「桜の木の下」(00/3/1)
 彼女が陽の目を見た記念すべき2ndシングル。しかしこの人の歌、高い所に上って空を眺
めるのが好きなんですね〜(笑)。彼と一緒にいる時に天使が出てきて「疲れてるんならやめ
れば?」なんてささやいたり、「上から花火を見下ろして」みたり、もう個性充分!このメロデ
ィーの展開もステキな一曲です(←なんか作られたような文面になってしまったなあ(笑))。
3538 「花火」 馬場俊英 11/08/27
S「BOYS ON THE RUN 4 SONGS」(05/8/3)
 遠くの夜空ではありとあらゆる花火が色鮮やかに咲き誇っている。車の助手席に座ってる
君は花火の音を耳を澄ませながら聞いている。僕もその花火に目をやりながら君の横顔を
見つめてる。まだ彼女と僕は恋人同士って関係じゃなくあくまで友達同士。僕はこのまま君
を好きになってもいいんだろうか?不安を携えながら彼女を見つめる彼。わ、わかる(笑)。
3143 「HANABI」 Mr.Children 09/07/28
S(08/9/3)/A「SUPERMARKET FANTASY」(08/12/10)
 誰もが悲しみを抱えてるこの世界。にもかかわらず、誰もが素敵な明日が来ることを願って
るこの世界。過ごすほとんどの時間に憂鬱を抱えてるからこそ、ほんの少ししかない、自分が
輝く瞬間を人は欲しがるのかもしれない。それはまるで夏の夜空に一瞬だけ咲く花火のような
ものですよね。メロディアスなリズム進行と、彼らにしか描けない演奏力を感じる曲なのです。
285 「花菱にて」 長渕剛 01/03/27
A「LICENSE」(87/8/5)
 ボク的に彼の隠れた名曲なのです。このアルバムが語られる時、出てくる楽曲といえば「泣
いてチンピラ」「ろくなもんじゃねえ」「He・La-He・La」「ライセンス」「何の矛盾もない」などであ
りますが、このアルバムの中ではこの曲が一番好きです。”そして生きてく勇気が欲しくて そ
れでも死ねない自分がなお悲しいんだ”普通の人生を歩んだ人には書けない詞ですよね。
2506 「花火の夜」 槇原敬之 07/07/17
S(02/8/7)/A「本日ハ晴天ナリ」(02/11/7)
 たくさんの人々がいろんな街から集まってくる花火の夜。たくさんの笑顔の中その花火を一
緒に見た彼女との思い出ばかりが浮かんでくる青年。日頃すべての人が生活の中でそれぞ
れに苦しんだり悲しんだりしてる。でもこの日だけはみんなの顔が笑顔になる、そんな花火の
夜が好き。そんな彼女の言葉を思い出す青年のホロ苦い心情を歌ったサンバな楽曲です。
3037 「hana-bira」 アンダーグラフ 09/04/13
A「ゼロへの調和」(05/6/15)
 彼女に想われてる。それがわかっているはずなのに、彼女といてなぜこんなにも切なくなるの
だろう?今の自分は幸せなはずなのに「きっといつかそれも途切れてしまうのだろう」と感じてし
まう主人公の刹那感がすごく悲しい曲。それにしてもやるせないボーカルだ。なので余計にこ
の歌の世界にやるせなさを感じてしまうのです。そこが彼らの作品の魅力でもあるのだけど。
4131 「はなびら」 back number 13/04/11
S(11/4/6)/A「スーパースター」(11/10/26)
 もう終わったと思っていた。でももう一度君と恋したいと願い続けているもうひとりの僕がいる。
街じゅうどこに行っても君の笑顔が強く頭に残っていて、本当に住みにくい街になってしまった。
そして桜の花びら舞い散るこの時期、やはり君のことを思い出してしまうんだ。彼の中から彼女
の姿が消えることはこの先もないだろう。彼はいつまで彼女の姿を抱えて生きてゆくのだろうか。
274 「花吹雪」 the yellow monkey 01/03/16
A「SICKS」(97/1/22)
 桜舞い散る並木道を連想させる「うれしさ」と「哀しさ」が同居する不思議な曲。ちょっと思
想がアブなそうな主人公像が思い浮かぶけれども(笑)何か心をひかれるんだよなあ。またノ
スタルジックなメロディーにグイグイ引きこまれ、情景の中に自分が入り込んでしまった感覚を
覚える失恋ソング。吉井さんのボーカルと少しサイケな演奏が聴く者にとってトラウマに(笑)。
3318 「花水木」 槇原敬之 10/01/19
A「PHARMACY」(94/10/25)
 デートの時、君はいつも運転席の僕を気遣ってくれていたよね。君の優しい笑顔は何より僕
の自慢だった。今思えば君がどんなにつらい時でも僕に笑顔をくれていたね。でも僕ははっき
りとした気持ちを伝えないままでいたね。それがどんなに君を不安がらせたことだろう。今日も
いつもどおり花水木の咲く通りのあの空き地で待っているよ。これが最後のデートになろうとも。
2603 「ハナムケノハナタバ」 花*花 07/10/22
S(01/2/21)
 ”ハナヅマリ ハナムケノ ハナタバ”という一節が出てきますが、確かにこのボーカルは鼻が詰
まってるような歌声でしてって、そんな意味じゃないだろ(笑)。夢を追って海外へ渡る彼を見
送る女の子の心のうちを歌った名曲なのです。彼と離れたくない。でも涙を見せず笑顔で彼
を送り出そう。その前向きな表情とは裏腹に心で泣いている彼女に心を打たれてしまう曲。
3771 「花屋の娘」 フジファブリック 12/04/16
A「アラモード」(03/6/21)
 路面電車から見えた花屋の風景。その花屋で働いてる女の子の姿に恋をしてみた。妄想
はどんどん膨らみ、デートを重ねていくうちにその女の子の姿は消えてしまった。「暇つぶしに恋
をしてみた」ってちょっと相手に失礼だけど、頭の中だけでありもしないストーリーを構築していっ
てしまう主人公、とても他人とは思えない(笑)。別世界へ連れ去られるような演奏も秀逸。
855 「離れずに暖めて」 SING LIKE TALKING 02/11/03
A「ENCOUNTER」(93/2/25)
 シング・ライク・トーキングの楽曲の中で最も好きな曲かもしれませんね。「去り往く月日に
逆らえる者は存ないと 肩を竦めていた 昨日より 重ねた総てを使い果していいとさえ云え
る その頬笑 応えたい」っていうフレーズがすごく好きなのです。このサビにかかる変調するとこ
ろがたまらなくいいのです。普段なかなか逢えないふたりの心情と葛藤を歌った名曲ですね。
1940 「離れるな」 the yellow monkey 05/12/28
A「PUNCH DRUNKERD」(98/3/4)
 ”離れるな”とはまたストレートなタイトルをつけたもんだ(笑)。昭和歌謡のにおいを感じさせ
つつイエローモンキーというバンドの持つ切なさを十二分に発揮した曲。叶うことのない夢を夢
見てるのならそこに何の意味があるのさ?と問いかけながらも、それでも夢見て生きてみようよ
っていうメッセージを感じます。ところで”心臓の匂い”っていったいどんな匂いなんだろう?(笑)

フェイバリット・ソングスへ