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んせ〜しんわ

4010 「仁醒 (一枚の絵) 河島英五 12/12/11
A「仁醒」(78/11/10)
 ひとはたったひとりで生まれてくる。そこで家族と出会い、友と出会い、恋人と出会い、実にさまざ
まな人といろんなものを分かち合ってゆく。でもある時自分は誰のために生きているのだろうかと気づ
く。いつの間にかまとわりついたしがらみに足を取られ、本当は何がしたかったのか、そしてその理想
と現実とのギャップに思い悩んでゆく。本来人生は旅なのだ。でも誰もがそれを忘れて生きてゆく。
2568 「人生ゲーム」 上原あずみ 07/09/17
A「生きたくはない僕等」(06/10/18)
 僕の人生はゲームなんじゃないか?と、確かにそう感じることがたまにあります。100人いれば100
通りのゲームの結果があって、それが是か非かなんて決める必要はまったくない。ホントは熱くそして
優しく誠実な人生が送れれば言うことないんだろうけど、このゲームはそんなに生易しいものじゃな
い。だけどどんな生き方をしようと、自分の歩き方に関係なく時間だけは無情にも流れてゆくんだ。
4525 「人生 GOES ON」 フラワーカンパニーズ 14/05/10
A「ハッピーエンド」(12/10/3)
 子供の頃はどう楽しんだらいいのかなんて考えなかった。恋人とずっと一緒にいることが幸せだと
思っていた。大人とは信じたことすべてを貫き通す人たちだと思っていた。いざ大人と呼ばれる年
齢になってみると大人も子供の頃とそんな変わらない。自分を失っている分、子供の頃よりダメに
なってるところも多い。でも死んだ魚のように生きるのはゴメンだ。荒波を越えてゆく。それが人生。
2598 「人生という名の列車」 馬場俊英 07/10/17
A「人生という名の列車」(06/4/12)
 彼の人生史というか、今までの半生をそのまま歌にした9分以上にも及ぶロックチューン。昭和40
年代生まれなら誰もがうなずいてしまうようなトピックスが満載!(笑)でも人生は当然楽しいことば
かりじゃなく、成長していく上で直面する悩みや悲しみも描かれています。ここに辿り着くまでの長い
旅路ではあったけど、まだまだこの先も旅は続く。そして同時にこの歌の続きも紡がれてゆくのです。
1180 「人生の終わり」 the yellow monkey 03/09/28
A「SICKS」(97/1/22)
 この曲には”FOR GRANDMATHER”という副題がついてます。おそらく吉井氏のおばあちゃんが
亡くなられた時に作られた歌だと思うんですが、人生の終わりを”長いグルーヴに終わりを告げる”と
表現してしまうところが彼らしい。「死の意味」とは残された者たちに何かを残すことだと、どこかで読
んだことがあります。悲しみの涙以上に身体中に震えのような何かを感じる。血が泣いているんだ。
625 「人生は上々だ」 ユニコーン 02/03/11
A「服部」(89/6/1)
 小さい頃から幼馴染みの女の子に守られて生きてきた、か弱き男の人生を奥田民生と阿部義
晴のふたりが歌い上げた珍曲(笑)。どうにもこうにもこの男のひ弱さに思わず笑ってしまうが、それ
にも増して奥田・阿部のキーが後半からラストにかけて上がってく様に圧巻させられる。最後の方
はもう歌というより絶叫に近いものになっていくのがまた笑えてしまう。なんかスゴイ曲ですね(笑)。
1176 「人生はラララ・・・」 長渕剛 03/09/24
A「Keep On Fighting」(03/5/14)
 「人生は一度きりだから 生まれ変わるなら生きてるうちに」というフレーズがこの曲のすべてだと
思います。もしかしたら人は最期の瞬間が来た時、後悔せずに死ねることが一番のしあわせなの
かもしれません。「自分」という存在は死んだら二度と「自分」にはなれないのだから。少し切なげ
なメロディーもこの歌のもつ意味をすごくよく表現してると思います。そう、人生はノー・リターンだ!
4936 「死んだらあかん」 さだまさし 15/06/25
A「第二楽章」(14/9/10)
 世の中には信念を貫き通して損をする人もいれば、誰かを騙してでも得しようとする人もいる。
さんざん裏切られてきた挙句、それでも人を信じる。なかなかできることじゃない。でも人間の行き
着くとこってそこにしかないようにも思える。そりゃお金は欲しい。でも金持ちで家庭的に幸せな人
をあまり見たことがない。せっかくもらった命だもの。そのちいさな命を精いっぱい生きていきたいな。
4075 「シンデレラ」 奥華子 13/02/14
S(12/1/11)/A「good-bye」(12/2/12)
 あまりにもあなたを好きすぎて疑ってばかりいたね。それはあなたを誰にも取られたくなかったか
ら。でもそれがあなたを息苦しくさせていたんだろうな、と今ではわかる。あなたと一緒にいた時間
は夢の中にいるようだった。今私は魔法が解けたシンデレラみたいに呆然と幸せだった頃の自分
を思い返してる。もう二度と返って来ないとわかっていても、私は今もあなたを想い出してしまう。
2912 「シンドローム」 GOING UNDER GROUND 08/12/09
A「ホーム」(02/9/11)
 夏が過ぎるたび少年たちはひとつ大人になるような気がする。いや、もしかしたら夏が少年たち
を少しずつ大人にしていくのかもしれない。世の中の何もかもが混沌としてるように感じてしまいが
ちな、少年が青年へと成長してゆく時の心の揺れを歌った楽曲。ぼかしてる詩がスピッツっぽくて
いろいろ想像させられます。「商店街のプラスチックの桜を盗んだ」っていう箇所が何かすごくいい。
350 「心配しないで」 長渕剛 01/06/01
A「Captain of the Ship」(93/11/1)
 まさに何かに包み込まれるような優しい曲。彼の楽曲のイメージは、どちらかというと「とがった歌」
を連想してしまいがち。確かにそういう歌もありますが、その反面この曲のようなに甘っちょろい優し
さじゃない、本当の優しさ包まれた曲もある。「結晶」「Captain of the Ship」と、このアルバムの曲
順通りに聴いてきてこの曲に辿り着いた時に思わず涙がこぼれた記憶があります。必聴曲です。
693 「心拍数」 山崎まさよし 02/05/18
A「アレルギーの特効薬」(96/4/1)
 倦怠期(?)を迎えた恋人たちを歌ったバラード曲。相手の考えていることをわかっているようで
実はわかっていないこのもどかしさ。彼女に一途に恋していた頃は、そんなかけひきなんかに目も
くれず、ただひたすら懸命に恋してたのに、いざいつも一緒にいれるようになると「彼女にはまだ自
分の知らない部分を見せられ.ていないのでは?」と思えてしまう男の苦悩が描かれている作品。
4184 「sympathy」 back number 13/06/03
A「逃した魚」(09/2/18)
 いくら愛し合った人だとて、いつも同じ価値観を共有してるわけがない。たとえ同じ境遇に育っ
てきたとしても分かり合えることはないだろう。だって自分にないものを見つけるから人は誰かを愛
するのだろうから。相手の心が見えれば楽だ。でもそうなるわけがないし、いつも横にいれたとして
も心が見えることはない。だから分かり合えなくてもいい。許し合えればそれでいいんじゃない?
2080 「交響楽 (シンフォニー)」 さだまさし(グレープ) 06/05/17
A「せせらぎ」(75/5/25)
 人は成長してゆく生きもの。だけど成長してゆくがゆえに別れゆく絆も存在している。時代の波
や環境の変化の影響で、人の考え方や想いというものは変わってくる。そしてそこから今まで自分
を知らなかった人たちとの交流が始まるんだけど、逆に今まで自分を支えてくれた人たちとの交流
が薄くなることもある。生きてゆく上で、人は自分の知らない間に実に多くの絆を失ってるんだな。
2416 「simple」 Mr.Children 07/04/18
A「DISCOVERY」(99/2/3)
 ”探してたものはこんなシンプルなもんだったんだ”そのシンプルなものを探し出すってことこそが実
は結構難しかったりするんだけどね(笑)。あっけないと感じる毎日の中にこそ、本当に大切なもの
は潜んでいるのかもしれない。それはリアルタイムで実感するというより、後になって初めて自分自
身に伝わってくるものなのだろう。だからこそ世の中には成就されない愛がたくさんあるんだろうな。

1794

「Simple Mind」 米米クラブ

05/08/04

A「K2C」(91/1/25)

 確かこの曲を初めて聴いたのは彼らのライブ映像だったと思うんですけど、その時素直に「いい曲

だなあ」って思ってたらその直後に発表されたこのベスト盤に新曲として名を連ねてました。いろん

な駆け引きや損得勘定なんかじゃなく、本当にシンプルな心のまま一緒にいれることが大事なん

だ。それが目の前に広がる地平線のようなこの曲のテーマだろうなって、シンプルに思います(笑)。

3701 「深夜高速」 フラワーカンパニーズ 12/02/06
S(04/9/15)/A「世田谷夜明け前」(04/11/25)
 「生きててよかった」と思えることが今までいくつあっただろう?しかも年をとるほどにそれに出会うチ
ャンスは少なくなってきてる気がする。「生きている」ってことは成長しているように見えて実はいろい
ろなものを失っているんじゃないだろうか?どこに行けば「生きててよかった」と思えるのだろう?もう
後戻りはできず進むべき道もわからない。そんな夜の闇を彷徨う少年の心を綴ったロックチューン。
1209 「神話」 さだまさし 03/10/27
A「印象派」(80/10/10)
 ギター一本で綴られた、メッチャクチャなほどシリアスさを感じる一曲。もうすぐ別れようとしてる恋
人たちを、というよりは同棲していた男を想う女心が散りばめられています。今まであたしほどあん
たを愛した女はいない だからきっとその愛は神話になりあの夜空のどこかで星座になって輝くよ。
さまざまな世界を持つ”さだ音楽”のなかでも、こういうダークな部分がすごく好きなのです!(笑)
3409 「神話」 爆風スランプ 10/04/20
S(95/2/22)
 大人になってから感じられなくなったものって確かにあるような気がします。手塚治虫の『雨ふり小
僧』や宮崎駿の『となりのトトロ』のように子供にしか見えないような自然の力。それはきっとまだ汚
れていない視点と純真な心を持つ子供だからこそ見えたんでしょうね。解明できない不思議な力
が。ちなみにこの曲は、ははあ劇場版『大怪獣ガメラ』の主題歌なのですね。なぜだか納得(笑)。

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