この年の彼らのリリースラッシュは凄まじい。オリジナルアルバム2枚にベスト盤1枚、 |
そしてシングル3枚。そしてこのアルバムとこの次に出るアルバム「CAROL」はどこと |
なく「冬」を感じさせ、ボクのお気に入りのアルバムとなっているのです。さて1曲目「1. |
Children of The New
Century」は新しい何かを感じさせられるロックチューン。実は次 |
の「2.Kiss you」「3.Be Together」は個人的にはあまり好きじゃないのです。(あくまでボ |
ク的に)TMっぽくなくてね(後者は小室が手がけたアーティスト・鈴木あみにカバーされ |
大ヒットしたが、やはり印象は変わらなかった)。その次に登場するアルバムタイトル曲 |
「4.Human System」は彼らの全作品を見ても名曲中の名曲だと思う(くわしくは曲名を |
クリックしてみてね)。「5.Telephone Line」は木根による涙ちょちょ切れるバラード(笑)、 |
「7.Fallin' Angel」は小室・木根の合作ポップスで、なかなかノレる曲。のちにシングルカ |
ットされた「8.Resistance」は少年たちの想いが綴られたスピード感あふれるロックナン |
バーで、「9.Come Back to Asia」は木根によるメロディアスなナンバーで、訴えかけてく |
る曲。雰囲気あるインストナンバー「10.Dawn Valley」をはさみ、「冬の夜空」を連想させ |
る「11.This Night」でこの盤は幕を閉じます。とにかくこのアルバムはどの曲がどうとい |
うのではなくて、このアルバム自体から感じる「雰囲気」が好きなんだなあ、きっと。 |