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〜ち

572 「地上の星」 中島みゆき 02/01/17
A「短篇集」(00/11/15)
 この歌に出てくる「星」とは夜空に輝く星たちを指しているのではない。地球は人間だけのもので
はない。そして人間の文明が進み生活が楽になったと同時に、この地球はとてつもなく大事なも
のを失っていっているような気がする。「星」は夜空にだけあるものじゃない。今この瞬間にも「地上
の星」は失われつづけているのではないだろうか。あくまでもこれは個人的な感想なんですけどね。
438 「知人・友人・愛人・家人」 中島みゆき 01/08/28
A「日-WINGS」(99/11/3)
 私はあの人の知人でも友人でも愛人でも、ましてや家人(婦人)でもない「私はいったい愛する
あの人にとってどんな存在なのだろう?」という悲しい疑問を自分自身に問い続ける女性の心情を
綴った楽曲。自分が存在する意味、それを認めてもらえないことがどんなにつらいことなのか?この
曲になぜか特別な感情を抱く僕自身、そういう想いを常に持っている、気がします。悲しいけど。
2205 「地図」 辛島美登里 06/09/19
A「IN YOUR EYES」(95/2/22)
 夢を抱いて生きる男と常に明日を見続けて生きる女。”明日”というすぐ近くの未来を見据える
女にとって、いつ叶うかもわからない夢を抱き続ける男を許せるはずもなく、彼女は男の家を飛び
出した。そして今は別の彼の導くままに暮らしながら幸せを感じている。だけど夢を追っていたあの
男のことを考えると。人は「過去」という二度と手に入らないものを望み続ける悲しい存在だね。
733 「地図のない地球(ほし)」 辛島美登里 02/06/28
A「果実」(97/1/16)
 「人が人を好きになる」っていうチカラって、ホントに不思議です。たとえば仕事などで困難に陥っ
たり、誰かとケンカして落ちこんでしまっても「好きな人のことを想う」と、不思議と別のところからチカ
ラが沸いてきたりするものだったりします。そんな不思議なチカラをテーマにした美登里さんの一曲。
この不思議なメロディー運びもグー!(←って、何だか言ってることすべて不思議ずくめだな(笑))。
3563 「ちっぽけな勇気」 ファンキーモンキーベイビーズ 11/09/21
S(07/5/23)/A「ファンキーモンキーベイビーズ2」(07/12/12)
 人生の先へ進めば進むほど、そこから先へ進むのが怖くなることがある。年齢を重ねると「守り」に
入る傾向があるからなのかな。できることなら「自分」という存在を守れる場所にいたい。でもその「
自分」を徐々に切り崩していかなければ望んでいる場所に近づけないのも知っている。その狭間で
あきらめなければその望むべき場所に近づけるはず!と信じる若者の心情を綴った作品なのです。
2499 「チャンス」 小松未歩 07/07/10
S(98/8/19)
 とにかく前向きに生きていないと、せっかく目の前に降って来たチャンスも気づかずに見落としてし
まうよ、と言われてるような気がする曲。”コンプレックスも武器になる”っていうフレーズが好きだな。
コンプレックスって、言い換えればその人の個性ってことなんだもんね。たとえちっぽけでも前向きで
いることって大事だね。まあ自分を前向きにするまでが大変といえば大変なことなのですが(笑)。
1480 「チャンス」 ザ・ブルーハーツ 04/07/25
A「DUG OUT」(93/7/10)
 自分の人生がいつも順風満帆なものだったら、そりゃあ楽しいだろうな。だけど人生はそう簡単
にうまくいくようにはできてない。だけど生きてれば、もしかしたらチャンスは降ってくるかもしれない。
だから何をやってもうまくいかなくったって、知らず知らずのうちにそ知らぬ顔してチャンスも一緒に降
ってくるってこともあるもんだ。ヒロトとマーシーのボーカルのハーモニーが絶妙な、優しい一曲です。
2471 「チャンス」 MY LITTLE LOVER 07/06/12
A「akko」(06/12/6)
 夜明けはまたやって来る。でもそれは単に夜が明けて朝が来るっていうことだけじゃなくて、今まで
になかった時間が流れ込んでくるっていうこと。今までは周りの状況を何とか把握して自分自身を
納得させようとしていた部分があった。でもこれからは自分の心の望むままに敏感に生きていきたい
と願う主人公の想いが歌われてる。何かが始まりそうな気がするこの雰囲気がたまらなくいいのだ。
346 「チューインガムをかみながら」 ザ・ブルーハーツ 01/05/28
A「YOUNG AND PRETTY」(87/11/21)
 いつまでも間違ってると思ったことには「間違ってる!」と大きな声に出して言える大人になりたい
と思っていたけど、世の中にまみれてしまうと予定調和というか、悪く言えば「ことなかれ主義」みた
いなものを持ってしまった自分を恥ずかしく思う時があります。いつかオヤジに「大人になればわかる
」と言われ、「それは単なる逃げだ」と思っていたけれど、いざ大人になってみるとそれはそれで・・・。
1554 「朝刊」 さだまさし(グレープ) 04/10/07
A「コミュニケーション」(75/11/25)
 新婚当初のおっちょこちょいな新婦さんの行動を新郎さんの視点で歌ったコミカルな一曲。さんざ
んポカする奥さんを見るだんなさんの優しい心情がこちらにまで伝わってくる歌ですね〜。そして「き
みのどじだけは日本一」とチャカしておきながら「だからさ 怪我だけは気をつけてくれ」と気遣うだん
なさんの一言が優しいですね。う〜む、まさにこれぞ理想のカップル像なのかもしれませんね(笑)。
2224 「ちょうちょ」 熊木杏里 06/10/08
S「今は昔」カップリング曲(03/2/21)
 自分の心の支えになってくれるであろう人が目の前に現れた時に、人は生きていることを最も実
感し、もっと生きたい!と思えるのかもしれません。彼女の曲にしてはすごく明るい印象のあるこの
曲は(笑)今までずっと周りに怯えながら生きてきた主人公が、やっと生きがいをくれる人を見つけ
た、というストーリー。でもなぜか反対側では”死”の匂いも感じてしまう、不思議な歌なのです。
2706 「超特急」 ゆず 08/03/15
S(05/11/9)/A「リボン」(06/1/18)
 ふと気づけば、今この瞬間というのはもう二度と帰ってこないかけがえのない瞬間なんですよね。
そしてそのかけがえのない瞬間というのは絶えず続いていくわけですが、言い換えれば人間はそれ
だけ大切な瞬間を浪費し続けて生きてるって気もします。「人生」っていうレールを走るこの超特
急が後ろへ引き返すことはない。だからこそ一瞬を大事に生きていきたいって思いを感じる曲だ。
4701 「調和」 KOKIA 14/11/02
A「trip trip」(02/1/23)
 大きな森に迷い込むと「この広大さの中にひとりきり」という虚無感に包まれる。でも逆にこうは考
えられないだろうか?「たったひとつの存在が広大な森にに入ったことで徐々に何かが変わっていく」
と。永い間平静を保っていた井戸の底の水も、たった一滴のしずくが落ちただけで波紋を起こし姿
を変える。個の力ってあなどれないよね。しかしこの曲のパズル的な要素、神秘性すら感じるな。
2979 「チョコレイトディスコ」 Perfume 09/02/14
A「GAME」(08/4/16)
 バレンタインデーが近づいてくると、教室内が今までとは違う雰囲気に包まれていくっていうの、す
ごく懐かしいなあ。懐かしいって感じる時点で悲しいんですけどね(笑)。誰もがトキメき、策を練り
期待し、気にしないふりをする(笑)確かに「何か起こるんじゃないか?」と変な期待してたのを覚え
てます。それにしてもこのPerfume、なかなか胸にキュンと来る音楽を生み出すユニットですよね。
2628 「直径5mm」 ゆず 07/11/16
A「ユズモア」(02/3/6)
 切ないパートから始まって、サビ部分で痛快と思えるほど突き抜けるこのメロディーの流れがすご
く好きなんです。歌われているのは誰もが避けて通ることのできない人生においての自分の変化。
無情に流れてゆく時の間で、人は成長していくにしたがって心の痛みに鈍感になってゆく。以前
の自分だったらわかったはずの痛みさえも、成長と共に麻痺してゆく。それっていいことなのかな?
1901 「Children of The New Century」 TM NETWORK 05/11/19
A「humansystem」(87/11/11)
 1980年代の後半には、やがて来る21世紀に向けて「世紀末」というキーワードが掲げられていた
曲がいくつもあったなあ。この曲も1999年を迎えた時、いったい君は何を考え、そしてどこに行こうと
してるのだろう・・・っていう、たとえ今目の前に壁が立ちふさがり、悲しい気持ちでいるのだとしても
未来の君に思いを馳せながら今を生き抜いていこうよと歌われた、世紀末的ロックナンバーです。

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