「5 1/2」・・・「ファイブハーフ」と読んで、意味はご飯(笑)。ここまでアルバムタイトルにポリシー(?)を |
持ったアーティストがかつていただろうか?(←ただのダジャレだろ(笑))「1.BIG WAR」はサックス隊を |
前面に打ち出したド迫力のインスト曲。「2.Funk-a-ねーちゃん」はジェームス小野田のシャウトで始まる |
楽曲だが、歌詞が「きれいなお嬢さん こっちむいてチョイ」だけで6分という、なんとも荒業な一曲である |
(笑)。そして大ヒットしたシングル「3.FUNK FUJIYAMA」の登場。彼らの知名度を一気に広めた一曲。 |
このシングルのチャチ・・・いや!素晴らしいPVが忘れられない!(笑)「4.Beautiful」はカールスモーキ |
ー石井氏のムードたっぷりのスローナンバー。「5.Let's Go!」は石井・小野田の掛け合いが楽しいポッ |
プな一曲。「6.マグニチュード」はとにかくぶっとい小野田氏の真骨頂。こういう曲好きだね彼は(笑)。 |
「7.Lollipop」はシュークリームシュの二人による米米に似つかわしくない可愛い曲。しかし内容はやはり |
米米である(笑)。「8.Javaza Hat」は我が王様なり!と言わんばかりのキング・小野田のまたもド迫力な |
ボーカルが印象的な一曲。小刻みなビートの「9.Kung-Fu Lady」は実はかなり好きなんです。シングルで |
もよかったんじゃないかなって思うくらいいいな。「10.Melon Tea」は精一杯気取ってるんだけど、一番間 |
抜けな楽曲ともいえる(←あくまでそれも彼らの狙い(笑))。「ヘイガール マイテーブルにオーダーカモ |
ン」と歌っているが、歌詞カードには「ヘイ娘
舞机に注文に来い」と書いてあるとこがまたいいなって思 |
えるプレスリーも真っ青な曲である(笑)。「11.俺をもとめてる」はモテてモテてしょうがないと嘆く男の生き |
様を歌っているが、石井さんが歌うと全然イヤミっぽくないから不思議だな。「12.Forever」はスケール感 |
あふれる小野田氏のバラード曲。「13.SAFAKA」はアフリカの平原地帯におっぽり出されたような感覚に |
陥ってしまいそうになる一曲。「14.ア・ゲ・ハ」はまるでこのアルバムのすべての騒々しさを沈めるかのよ |
うに静かに奏でられる、地平線に沈む夕陽のような楽曲。う〜ん、しかしファンクなアルバムだ! |