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〜お

4606 「オレたちに明日はない」 馬場俊英 14/07/30
A「キャンディー工場」(13/10/9)
 僕らの身にはいつ何が起こるかわからない。彼も彼女も今日も昨日と同じように一日を終えるは
ずだった。ところが予想だもしないところから悲劇は突然降りかかった。みんな仲良く暮らしていたの
に。死んでいった仲間たち。明日にはこの身に降りかかってくるかもしれない恐怖。虫たちはそれを
背にまた今日を迎える。「地球」は人間たちが快適に暮らすためだけにあるわけじゃないんだよね。
191 「俺たちの心にジングルベル」 長渕剛 00/12/19
A「SAMURAI」(98/10/14)
 彼の子供の頃の想いと今の想いが交差してる曲。彼の楽曲にしては非常にアップテンポで、とて
も暖かさを感じる。優しさが伝わってくるような曲なんだけど最初はあまり好きになれなかった。が、
やっぱりライブで聴いてから好きになった曲なのです。彼らしくないかもしれない曲だけど、ボクは彼
らしい優しさをのぞかせた曲だと思いますね。メリ・メリ・メリ・メリ・メリ・メリ・クリスマス・フォー・ミー♪
2649 「俺たちの旅」 GOING UNDER GROUND 07/12/07
A「かよわきエナジー」(01/10/24)
 ラストの”僕たちは恋をして呼吸する生き物で”というフレーズが印象的な曲。確かに若い時って
自分が生きてる意味を他人に委ねたくなってた気がします。それが恋であれどうであれ、誰かに自
分のことを認められた時初めて自分の存在する意味が垣間見えた気がしたもんなあ。余談ですが
タイトルが『俺たちの旅』なのに、曲中でずっと「僕」って歌ってることに妙に共感しちゃいます(笑)。
1263 「俺たちのロカビリーナイト」 チェッカーズ 03/12/20
S(85/7/5)
 文字通り裏通りの天使たちを描いた、どこへ向かえばいいのかわからない不良少年の回顧録。
たとえどんなに辛く貧しい生活だとしても、お前さえいれば俺は。でもそんなお前も俺を置いて別
の世界へ旅立っていってしまった。それから数年たって訪れた裏通りで、あの頃の思いがふたたび。
後半のたたみかけるようなメロディが絶品!ベスト・テン世代のあちきにゃあ涙ものの一曲ですね。
1659 「俺の赤い星」 スピッツ 05/01/20
A「隼」(00/7/26)
 他人にさんざん気を遣ってできるだけ目立たないように生きてきた人にだって、必ず自分が主人
公になれる時が来る。そんな想いを歌にした(のだと思いますけど)ロックバラード。スピッツの作品
中では珍しいベースの田村さん作曲のこの曲。誰だってしがらみとか今自分がいる位置なんか
にせず自分の本当の気持ちをぶちまけたい時ってあるよなあ。できないんだけど(ボソッ(笑))。
861 「俺の声」 SION 02/11/10
A「新宿の片隅で(自主製作盤)」(85/9/1)
 子供の頃、思うことはある程度望み通りにやってこれた。でも年を重ねて接する世界が広がって
くるにつれ望み通りに行くことのほうが少なくなってきた。そこで誰もが思うはず。「独り善がりな意見
は決して世の中では通用しない」と。いろんな挫折を経験して「その場の空気を知る」ことができる
ようになったと同時に「自分の意見を通す」ことにそれほど固執できなくなった哀しみもあるのです。
974 「俺の太陽」 長渕剛 03/03/04
A「JAPAN」(91/12/14)
 表通りを歩くのは、おそらく言葉を巧みに使うことのできる人々。デビュー当時、彼は『暗闇の中
の言葉』という作品で歌っていましたが、それを昇華させたのがこの『俺の太陽』という曲なのではな
いかと思っています。世の中では何でもかんでもおもしろおかしくすることが”かっこいい!”と思われ
ていた時代。その中で彼のこの素っ裸ともいえる歌にすごく感銘を受けたのを今でも覚えています。
3306 「俺は俺の死を死にたい」 ザ・ブルーハーツ 10/01/07
A「STICK OUT」(93/2/10)
 「自分の死を死にたい」この曲を聴くまでそんなこと一度も思ったことはなかったんですけど確かに
誰かの思惑にはまったり、気力が萎えたまま生きるって本当に「生きている」ことになるのだろうか?
とは思うのです。要は自分というものを持って生きられたかどうかってことなんですよね。そうこうして
る今も実は死に向かって生きているわけです。それにしてもこのマーシーのボーカル、染みてくるぜ。
3112 「俺は政治家だ」 真島昌利 09/06/27
A「RAW LIFE」(92/11/1)
 70年代の闘争フォークのような歌詞が印象的。政治家の俺に金をくれたら立派な仕事をしてや
るぜ!っていう愚直極まりない歌詞がすごく新鮮に感じてしまうのは、今まであまりにも甘い歌ばか
り聴いてきたからなのでしょうか(笑)。言葉遊びを入れつつ政治家を痛烈かつシニカルに批判する
彼のソロらしい楽曲。「お金に汚い」というのは、自分に対してはある意味清純なのかもしれない。
83 「俺を求めてる」 米米クラブ 00/07/13
A「5 1/2」(89/11/17)
 「ファイブハーフ」と読んで「ご飯」というナメたアルバムタイトルですが、その内容はスバラシイです。
特にこの曲に出てくる主人公は「街の全ての女達の視線は、俺にくぎづけさ」と言わんばかりの超
自意識過剰な野郎。しかもカールスモーキー石井氏が歌うとますますその色が濃くなってくるところ
がまたおもしろいのです。また全編通して言葉遊びのような歌詞も彼らならではの趣がありますね。
4891 「Orange Colored Sky」 槇原敬之 15/05/11
A「Personal Soundtracks」(08/11/19)
 正しいと思ったことと逆の方向へ進んでいかなければどうも人生を渡り歩くのは難しいらしい。自分
が「こうだ」と決めたことを貫けるほどの根性など持ってはいないし、終わりがよければ途中のプロセス
がどうであろうと構わない。でもそれって本当に「生きている」と呼べるのだろうか。夕方に焼けつくよう
に堕ちてゆくどこまでも美しい太陽に、僕は今日も語りかけられた。「本当にそれでいいのか?」と。

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